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●リトルマスター ライクバーンの伝説 - レビュー(ネタバレ含む)


GOOD POINT(長所)


可愛いキャラクター
 

動物をモチーフにした可愛いキャラが多く、なごむ。
 

主人公の戦闘グラフィックはどうしても「リーゼント野郎」にしか見えないのが残念。(続編では改善されている)


戦闘中にセーブ可能
 

戦略パートは時間がかかる為、これは嬉しい要素。
 

セーブデータが1個なのが残念な所。
 
BAD POINT(問題点)


リイム無双
 

主人公のリイムが強すぎて、他の味方が目立たない。
 

同時に3,4体にボコられればさすがにやられるが、回復魔法陣を活かせばリイム単独でクリアも充分可能。


ストーリー後半のイベントを過ぎるとリイムの会心率が100%になる為、この無双傾向に拍車がかかる。


続編の2では多少バランス改善されている。


恐怖の「必殺の一撃」
 

敵・味方共に一定確率で発動する「必殺の一撃」は正に「相手を必ず殺す一撃」
 

主人公リイム(と各種ボス)だけは必殺の一撃を受けない。この仕様が上述の「リイム無双」に拍車をかけている。


そもそも常に一撃でやられる危険性があるという運要素は戦略ゲームとしてはどうなのだろうか?
こちら側は必殺されないといった仕様でも良かったのでは?


タムタムとラミア(メデューサ)の冷遇
 

上記2キャラはライム姫同様、本作の美少女成分を司るキャラ。雑誌での販促や説明書にもイラストがちらほらあった。
 

にも関わらず、あまり目立たない存在。むしろ空気。期待した人にとっては詐欺と言われても仕方ない扱い。


特にタムタムはシナリオ10クリア時にモブキャラとして登場するのみ。(次回作では仲間の一人として登場する)


COMMENT(概要・特徴)

良くも悪くも、よくある設定のファンタジー戦略シミュレーション。
GBにおける戦略シミュレーションの代表格と言える作品です。(そもそも他に戦略シミュレーションが殆ど無いんですが…)

まず大きなパッケージが目を引きます。サガ2と同サイズです。
サガ2が大きいパッケージにした理由が『ユーザーの目を引きやすいから』らしいので、本作も同様の理由なのかもしれません。

正直、ストーリー内容は大きな期待を持てるモノではありませんが、
キャラの可愛さやシナリオクリア時のグラフィック付きインターミッションはリトルマスターの世界にグイグイ引き込んでくれる魅力があります。

次はどんなグラフィックと展開が待っているのかな〜と、クリアまで頑張れる意欲が湧いてくる内容となっています。
それだけにシナリオ1〜10のグラフィックが全部王様ってのが微妙でしたね。(後述のシナリオシアター参照)

アニメーションする戦闘シーンもGBにしては頑張っていると思います。
しかも攻撃モーションは1つではなく、何種類かあったりするので見てて飽きません。

しかしながら、ボリューム不足は否めない作品でしたね。
15シナリオしかないって…(´Д`|||)

この様に不完全燃焼感を感じたら、続編の「2」もプレイすることをオススメしておきます。
シナリオ数が倍以上!グラフィックとキャラ数もかなり増加しています!

ライム1 ライム2 ライム3
作品の感想からは外れますが、ライム姫の服はエロいと思う。
(姫自身の趣味である、あるいはゲザガインに着せられた。の2つの説がある)


●シナリオシアター

シナリオ01 勇者の旅立ち

半年前の嵐の夜、突如として現れ、絶大なる魔力で近隣の国々を制圧した魔王ゲザガイン。
ついに、我がライナーク王国にも奴の魔の手が伸びてきてしまった。
村が襲われ、作物を荒された。人々は魔物の影に怯えながら暮らしている。
しかし、我らとて、奴の侵攻を黙って見ているわけではない。
我が、王国騎士団も総力を結集して、これと戦っておる。
リイムよ、モーモーよ、そなた達も剣を取り、我らと共に戦ってほしい。頼んだぞ。

シナリオ02 あやかしの神殿

おお、リイムよ、そなたらの働き見事であった。
早速ですまぬが頼みたいことがあるのじゃ。
西の神殿に魔物の軍勢が攻め込んでしまったのだ。
このままではこの城に攻め込んでくるのも時間の問題じゃ。
そこでリイムよ、西の神殿に向かい、奴らの侵攻を食い止めてくれぬか。頼んだぞ。


シナリオ03 竜巻パニック

辺境の地タイフーンにも奴らの手が伸びてきてしまった。
あそこは一年中強い風が吹き荒れる所だ。
くれぐれも風に飛ばされぬよう、注意してまいれよ。


シナリオ04 幻の湖

近頃カピ砂漠に奇妙な噂が流れておる。
不思議な湖が旅人を飲み込んでしまうというのだ。
リイムよ、すまぬが事の真相を突き止めてはくれぬか。


シナリオ05 森を守れ

ライナークの西の外れに木こりの住むナームの村がある。
この村が魔物に襲われて大変な事になっておるのじゃ。
事もあろうに、奴らは村の財産である森を切り開き始めたのだ。
このままでは森は枯れてしまう。失われた森が元に戻るには気の遠くなるような時を待たねばならぬ。
リイムよ、そちの力で魔物を蹴散らし、ナームの森を守ってやってくれ。


シナリオ06 ダム調査指令

おお、リイムよ、よくぞ戻った。
実はな、困った事が起きてしまったのだ。
美しいエメラルド川の水が、突然黒く濁ってしまったのじゃ。
上流にあるダムが魔物に占拠され、水が汚染されてしまったらしいのだ。
リイムよ、ダムの水門を開放し、汚れてしまった水を流し去ってくれぬか。


シナリオ07 ゾンビ伝説

ライナークの北に、墓守の村があるのはそなたも知っておろう。
その墓守の村で大変な事が起こっておるのじゃ。
信じがたい事だが、墓場より死人が蘇り、村人を襲っているというのだ。
リイムよ、そなたの力で原因を突き止め、村に平和を取り戻してやってくれ。


シナリオ08 星の降る山

北の山に魔物の軍勢が集結しつつある。
偵察に行った者の話によると、凶悪なサイクロプスの軍団らしいのだ。
そんな奴らに攻められては、いかにこの城といえども、ひとたまりもないであろう。
なんとしても山のふもとで食い止めてもらいたい。
サイクロプスは元来一人で行動する魔物。
奴らを率いている何者かがいるはずじゃ。
そいつを叩けば奴らを壊滅させるチャンスもあろう。
そなたならきっと出来ると信じておるぞ。


シナリオ09 魔の島へ飛べ

マイアの海に浮かぶ小島が、魔物に占領されてしまった。
至急、奪回に向かってほしいのだが、奴らは島へ通じる橋を壊してしまったのだ。
沖の島へ渡るには、水辺に住んでいる魔法使いの力を借りねばならぬ。
リイムよ、この水晶を持っていくが良い、あとは魔法使いが道を示してくれるはずだ。
気をつけてまいれよ。


シナリオ10 魔獣の要塞

リイムよ、これから言う事を心して聞いてほしい…奴ら魔物のライナーク侵攻の拠点が判明したのだ。
奴らは北の山向こうの海岸線に要塞を築き、そこを拠点にして、我が国に攻め入っていたのだ。
リイムよ、辛い任務だとは思うが、これで最後となろう。奴らの要塞を攻略し、魔物軍勢の司令官を倒してほしい。
さしものゲザガインも拠点を失っては何も出来まい。
リイムよ、魔獣の要塞を叩き潰し、この忌まわしき闘いに終止符を打ってほしい。


シナリオ11 ドラキュラ城

リイム「王様!!」
王様「おお、リイム。無事であったか…すまぬ。お主らが要塞を攻めに行っている隙を突かれてしまった」
リイム「…ライナークの城が攻め落とされるなんて…一体どんな奴が…」
「…この城を襲ったのは、ゲザガイン4魔将の一人。バンパイアのバンピーじゃ」
リイム「………」
「ワシも必死に戦ったんだが、このざまじゃ。娘も奴らに連れ去られてしまった」
リイム「ライム姫が?」
「うむ…リイムよ、これ以上奴らを野放しにはしておけぬ」
リイム「…はい」
「頼む、わしと娘はどうなっても良いが、ライナークの民をこれ以上苦しめる訳にはいかんのだ。行ってくれるか?」
リイム「…はい。僕達に任せてください」
「すまぬ…たしか、北の海を渡った所にバンピーの城があるはずじゃ。無事を祈っておるぞ、リイム=ライクバーンよ」

シナリオ12 炎の山

バンピー「ぐぬぬ、まさかメデューサを倒す程の力を持っていたとはな。ここはひとまず退却させてもらうとするよ!」
リイム「貴様、逃げる気か!」
バンピー「まあ、そうせっつくな。お前の相手は今度ゆっくりしてやるよ。今はこいつをゲザガイン様の下へ届けるのが先決だからな」
リイム「待て!そうはさせないぞ!」


シナリオ13 竜の洞窟

ゲザガイン「くっくっく、お姫様、ご機嫌はいかがかな?」
ライム姫「……ゲザガイン」
ゲザガイン「そんなに怖い顔をするな、お前はこれから余のそばに仕える事になるのだからな」
ライム姫「そんなことありません!きっと…きっと、リイム様が助けに来てくれます」
ゲザガイン「リイム?くっくっく、あんな小僧に何が出来るというのだ?あの小僧なら、今頃は竜の洞窟で、ヒドラを相手に遊んでいる頃だろう。はーっはっはっは!」


シナリオ14 地底魔宮

ゲザガイン「おのれ、ちょこざいな奴め。デーモンよ、おぬしの出番が来たようじゃ。存分に暴れてまいれ」
デーモン「はッ、ゲザガイン様。私めにお任せください」


シナリオ15 天空の決戦

ゲザガイン「ふはは、なかなかやりおるな。こわっぱめが。だが、遊びはここまでじゃそろそろ蹴りをつけてくれるわ!」
               「天空にそびえし、我が居城まで来るが良い」
リイム「これを登ってこいって事か…よし、行くぞ、皆!最後の戦いだ!」


エンディング

ライム姫「リイム!」
リイム「姫!さあ、早くこちらへ。この城はゲザガインの魔力で作られたものです。ゲザガイン亡き今、ここに留まるのは危険です」


ライム姫「ああ、リイム…無事だったのね、良かった。私、私……」
リイム「ライム姫……姫こそ、よくご無事で…ほら、僕はこの通りピンピンしてますよ」
ライム姫「まあ」
リイム「……さあ、帰りましょう」
モーモー「そうそう。早く帰らなきゃ、王様も心配してるモー」
ライム姫「ええ、帰りましょう。皆が待っているライナークへ!」



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