ゲームの里
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まじかるキッズどろぴー / レビュー(ネタバレ含む)

長所(Good point)

ビジュアルシーンを用いたストーリー展開

 
  • ステージクリア毎にビジュアルシーンを使ってのストーリー展開が成される。忍者龍剣伝等でも採用されている方式だが、FC作品では意外と少ない。

  • 1990年当時は「萌え」というモノが一般的で無かったが、本作では先駆けて可愛い主人公を据えてビジュアルシーンを設けた所に先見性を感じる。

  • ロックマンシリーズに似ていると槍玉に挙げられる事が多いが、ビジュアルシーンについては一本先取していると言える。

短所(Bad point)

再開方法が設けられていない

 
  • ドラクエ4やロックマン3といった作品が登場している1990年作品でありながら、バッテリーバックアップはおろかパスワードすら設けられていない。

  • 難易度が高い為、アクションが苦手な人にとってはクリアがおぼつかない、という事にもなりかねない。

  • 但しコンティニューは可能で、ステージ数も5つしかない為、慣れた人にとっては20分もあればクリア可能なボリュームだから再開方式は設けなかった、という説もある。

感想(Comment)

本作はビック東海から生み出されたアクションゲームで、1990年に発売されています。同年は「ドラクエ4、ロックマン3、ワギャンランド2、ぼくドラキュラくん」といった高クオリティな作品も登場してきている事もあり、本作も割りとクオリティは高めです。

まずよく言われるのは
「ロックマンシリーズ」に似すぎている。という点です。アクションパートの造りや武器切り替え方式だとかが該当するのですが、それ以前にキャラのモーションが…

激似(゚Д゚;)
初見の人には「グラフィックをトレースしたんじゃないか?」とか「ハックロム?」とか言われる程です。ただ当時はオマージュ的な事に寛容な雰囲気だったし、ビジュアルシーンの有無や溜め撃ち(
)といったオリジナル要素もあるので、一概にパクリゲーとは言えないとは思います。
※ロックマンシリーズでノーマルショットの溜め撃ちが採用されたのは4から。但し溜め撃ち自体は2の特殊武器アトミックファイヤーで存在していた。

まあカプコンから叩かれなかったのは発売数が少なかったからスルーされたという説もありますが…そのせいかレアゲーすぎて2018年現在、箱説付きで約5万円と高価です。中古ショップ巡りが趣味だった管理人ですら見た事は無かったくらいレアでした(´Д`|||)

武器切り替え自体は似ていても、ロックマンシリーズと違い、
最初から全て揃っており、武器エネルギー的なモノがない所が特徴ですね。特にホウキによる空中移動は進行に必須となっており、その操作性が良くも悪くもクセがありました。ロックマン3のラッシュジェットみたいに乗ったら十字キーで単純に操作出来たら良かったんじゃないかと思いますね(´д`;)

何より良かった点は、ビジュアルシーンがあるという事ですね。ロックマンもそうですが、オープニングとエンディングにしかストーリー要素が無い作品が当時は多すぎた!
可愛い女の子をビジュアル面を全面に出しつつも主人公に据えた作品というのも当時少なかったと思いますね。強いて挙げるなら「アレサシリーズ」や「魔導物語」くらいかな?管理人が知らないだけでもっとあるかもしれませんが(´▽`;)

ただ、ストーリーそのものは微妙だったと思いますね。「唐突にロボット軍団が現れ、そのボス"機神帝"をかつて封印した主人公"どろぴー"が再び決着を付け、平和を取り戻す為に戦う」とあまり捻りはありません。機神帝は「お前に封印され、こんな機械の体になってしまった!」と言っていますが、
それなのに昔から機神帝なんて名前なの?とか、最終ステージでいつのまにか宇宙に行っていたりと突っ込み所が多いです。まあそういう所もビック東海らしいんですけどね(´▽`;)
「機神帝の封印が解けた原因は、人間達による環境破壊だった」という環境問題提起を含んだラストは対象年齢を考えても良かったかなと思います。ビタミーナ王国物語ゴッドメディスン等でも採用されているベタなやり方という気がしなくもないですが、これらよりどろぴーの方が早いし良い事には違いないだろう(*´ω`*)

アクションゲームとしてはザコ敵の被ダメが地味に痛く、難易度は高めですがボスが弱かったりとバランスは取れている気はします。死んで覚えていけば十分クリア出来るので、良い出来と言えるでしょう。何気に無敵コマンドや自キャラのグラフィックを変えたりといった裏技を多く混ぜたりしてるのも好きです。レトロゲームはこういうのがたまらねぇぜ!(*´ω`*)

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