ゲームの里

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エストポリス伝記 / レビュー(ネタバレ含む)

長所(Good point)

★戦闘入力がスピーディ
  • 戦闘はよくあるコマンド方式だが、ファイナルファンタジー等の様に基本メッセージウィンドウを排した内容となっており、テンポが良い。
  • コマンドもアイコン方式となっており、十字キーとAボタンのみでパッと選べる所も良テンポ要素に繋がっている。
★良質なBGM
  • 全体的にBGMが良く、特にボス戦BGMは今でも話題に挙がる程。
  • 管理人が特に好きなBGMは「フィールド、ボス戦、虚空島(ディオスの神殿)」
★感動的なエンディング
  • 本作の良さを語れと言われたら、まずエンディングが挙げられる事が多い。それ程「エストポリス伝記」のカラーとなっている。
  • ただエンディング以外のイベントについてはかなり特徴が弱いと言わざるを得ない。おつかいイベントが多い事も大きく影響している。

短所(Bad point)

★戦闘がやや不便
  • 所謂オートターゲット機能が無く、すでに倒した敵に対してコマンド入力を行っていた場合、空振りとなってしまう。
  • 入力したコマンドはキャンセル出来ない。厳密にはターン制では無い為だと思うが、多少不便に感じる。
  • 尚、「2」では普通のターン制バトルになった事もあり、これらの問題点は全て改善されている。
★あからさまなおつかいイベントが多い
  • 特にイラだつのが「吊り橋修復イベント」。ピロンという橋の修理屋に「ライデンにいる職人を連れてきてくれ」「跳ね橋の壊れ具合を見てきてくれ」等と自分でも出来る事をパシらされる。
  • いざ橋の修理が始まったと思いきや「吊り橋を見下ろせるあの位置(超遠回り)に立って僕の仕事を見てくれないか、惚れ惚れする様な仕事っぷりを見せてやるぜ」等と言ってくる。どうでも良いからさっさと直してください('A`;)
  • 「アルミナ×7回収イベント」は前述の様なキャラに対するストレスは無いものの、とにかくメンドくさく、プレイの間が空くとどこまで探索したか分からなくなる。
  • とはいえ、RPG自体がおつかいという説もあり、本作が特に酷いというワケではない。
★頻繁にBGMの読み込みがある
  • 一部のダンジョンは階層をまたぐ、あるいは別フロアに行く度にBGMが最初から流れる。
  • 恐らく、メモリにフロアデータ読み込みがなされており、BGM毎一新されているからだと思われる。「グラスダール塔」等が顕著で、数秒毎にフロア移動される度にBGMが流れ直されるので非常に気になる。
  • とはいえそこまで頻繁なのは一部のダンジョンのみで、この問題点自体気になる人は多くないと思われる。

感想(Comment)

本作は王道チックなRPGで、過去・現在・未来…の三部作で作られる予定だった「エストポリス伝記シリーズ」の「現在」を司る作品です。(ちなみに、未来を司る予定だった「エストポリス伝記3 ルーインチェイサーズ」は諸事情で未発売となっている)
1993年で発売されている。同時期に「ブレスオブファイア、メタルマックス2、第3次スーパーロボット大戦」等が発売されている。だからというワケではないが本作はマイナーなタイトルとして扱われており、周りに聞いても「知らない」と言われる事が大半。何故当時のゲーマーの手に取られなかったのか?管理人的にはパッケージデザインがダサいからだと思っている。凡作臭が凄い。


当時の販促頁でも正直センスを感じない…酷評する様で何なんですが…絵が微妙なんですよね。これで買いたくなる人はいるのか?

キャッチコピーは「これは単なるファンタジーRPGじゃない」
他にも「アジリティシステム」(FF4の様にターン制でなく素早い程に行動回数が増加するシステム)を推しているが、行動ゲージなどの様に目に見えるシステムじゃないだけに、実際の所そこまで実感出来るシステムでは無く、広告としてはやや的外れ感がある。むしろ推すべき部分はストーリーとBGMではないかと個人的には思う。

等と見た目の酷評ばかりしてしまいましたが、肝心の中身は超名作だと思います。殆どバグも無く丁寧な作りでBGMも良質。何よりエンディングが感動的でいつまでも心に残る内容です。メッセージもさることながら要所要所で流れるBGMも良い仕事をしている。
ホント、広告とパケ絵で損してるんじゃないかと思う。

存在する限り四狂神を復活させてしまう神エリーヌだったルフィアは、神殺しの剣デュアルブレードで命を奪ってしまったかに思えたが、記憶を消去させていただけで、一命は取り留めていた。ちょっと「エリア88」みたいなエンディングですが、個人的には考え得る中で一番ハッピーな流れなんじゃないかなと思います。

冒頭でも述べた通り「エストポリス伝記」は3部作構成で開発されており、本作は「現代」という時系列で展開され、続編の2は「過去」でマキシム達の冒険を描いたストーリーとなっています。そして「未来」にあたる「エストポリス伝記3 ルーインチェイサーズ」がPS1で発売予定でしたが、残念ながら今現在(2016年)になっても発売はされていません。開発会社が倒産した事と、1・2の売上が芳しく無かった事が原因としてあるらしいですが、エスポリファンとしては残念極まりない事ですね。
一応GBで続編が発売されている他、GBAで外伝、DSで2のリメイクが発売されていますが、ただどれもストーリーに決着をつける内容ではありません。

ただ膨大に伏線を張っていたワケでも無かったので、これで終わりといえば締めくくる事も出来ますが…。もし「本作はプレイしたけど2はやってない」という人がいたら、是非2もプレイしてほしいですね。本作をプレイしていたら「2の最後は分かっている!」と思うかも知れませんが、当然それで終わらないサプライズがあるので…是非プレイしてほしい(´▽`)

P.S.
今回はセカンドプレイになるので、全ての宝箱と埋没アイテムは回収したつもりでしたが…

どこかで宝箱7個を逃している…埋没アイテムに至っては12個も逃している。そんなに一体どこにあるというのだ!?('A`)


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