ゲームの里

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スーパーロボット大戦30 / レビュー(ネタバレ含む)
記入日:2021.12.25 DLC配信があるごとに追記予定

長所(Good point)

★30周年記念作品に相応しい要素色々

  • 各MAPのBGMの大半は過去作スパロボのアレンジメドレーとなっており、例えばSRX登場時は新スーパーロボット大戦のBGMが流れる。

  • マサキやリュウセイ、ギリアムやクスハ等の多くのバンプレオリジナルキャラが登場する。一応謎の存在に機体と一緒に召喚された流れとなっており、ストーリーにも一枚?んでいる。

  • スパロボZシリーズのラスボスが登場する等、ちょっとしたサプライズもある。

★システム面でより洗練された

  • ストーリーは所々分岐はあるものの一本道だったシナリオが、ある程度自由な順番でシナリオを進めていける「タクティカル・エリア・セレクト」を導入。同時に冒頭と最後以外は分岐が無くなり、一週目からほぼ全てのシナリオが読めるようになった。
  • 一度聞いた中断メッセージはライブラリーモードでいつでも聞けるようになった(但し解放率が表示されないという惜しい面もある)。過去にもスパロボBX等であったが、スパロボ全体で見るとそう多くない機能。

  • 初めて部隊名がいつでも変更になる等、より自由度が増している。

★万人が遊びやすい造り

  • 良くも悪くも簡単で、最も簡単な難易度である「ビギナーズモード」なら誰もが遊びやすい造りになっている。

  • また、低難易度を選ぶデメリットが一切ない所も、良い意味でプレイヤーの間口を広げにかかってるなと感じる。

短所(Bad point)

★中盤の出撃可能数が少ない

  • 終盤に入ると24機程出撃可能になるが、後半までの長い期間は12~16機程しか出撃出来ない。

  • 隠し要素解放の為に各作品の主人公勢は撃墜数を稼いでいかないとならない為、これらのユニットは実質重用を強制させられて枠を食うという面も地味に辛い。
  • とはいえ本作の難易度が低めな為、戦力的には問題ないのが救い。

★遺産ミッションが一覧に表示されない

  • 遺産ミッションは移動画面から直接探して行かなくてはならず、地味に面倒。

  • これも実質サイドミッションみたいなモノなのに、どうして表示しないようにしたのか理解が難しい。遺産タブとして分けて表示しても良かったように思う。

★強制出撃時にデフォルト機体に搭乗させられる

  • 実際に困るのがヨナのナラティブA型。基本的にB型の方が使いやすく、宇宙でも運用可能な様に強化パーツでテコ入れしていても強制的にA型にされる。そしてこの機会はかなり多め。

  • 次いで困るのがクワトロの百式改。弱い機体ではないのだがより良いMSに乗せていた場合は勘弁してくれと感じるシーンは多い。

  • 他にもアムロがファーストガンダムで強制出撃も度々ある。大半は一応納得の行くシチュエーションとなっているが「緊張感を高めたい」等という理由で強制出撃する事も。

リングコマンドが使いにくい

  • 下図の様にコマンドの並びがリング形式になった。個人的には違和感が強く、終始慣れる事は出来ずに入力がワンテンポ遅れ、ややストレスだった。

  • 少なくともリング形式にするメリットは無かった様に思う。コンフィグで切り替えが出来たらと思わずにはいられなかった。


感想(Comment)

本作は前作にあたる「スパロボT」のシステムを骨子としつつ、30周年という事もあってかチャレンジ精神を感じる試みがいくつか成されていました。

まず「タクティカル・エリア・セレクト」。これまでは基本的にシナリオが一本道で、ちょくちょくルート分岐がある程度でしたが、本作はいくつかのキーミッション以外は自由です。好きな作品シナリオから遊べるのも良いですが、何よりも
分岐が無く一週目から全てのシナリオを踏襲出来るのが素晴らしかったですね。これは過去作に比べて完全上位互換と言えるのではないでしょうか。
更にフリーバトルエリアも用意されており、無限に稼ぐ事が可能となりました。しかもある程度自動操作してくれるAUTOコマンドも完備。個人的には元々稼ぎ等必要ないレベルにまでヌルゲー化してきているスパロボシリーズにココまで必要ないとは思いますが、プレイヤーの間口は広げてくれたように思います。

ただ、上述の問題点には挙げませんでしたが、かなりDLCありきな造りになっていて高価なのは残念に思いましたね。原曲入りのプレミアムサウンドデータとDLC全部入りだと18150円(税込)。一つのゲームとしてはキツい!

プレミアムサウンドはともかく、今作は割とDLCありきなストーリーだとも思うので、デジタルデラックスエディションに留めるのもアリかもしれません。後に個別に購入するよりもお得です(*´ω`*)

ゲームシステムとしては全体的に良く出来ており、歩みを止めずにどんどん遊びやすくなってきてるなと感じますね。

上述した様に「タクティカル・エリア・セレクト」の導入でシナリオ進行の自由度が大きくなったのが素晴らしいですね。何より分岐が無くなった分、一週目から殆どのシナリオが読める様になったのが大きい。社会人として忙しい身になると、同じ様なシナリオを読み進めなければいけない2週目は苦痛ですからね…。といっても冒頭と最後は分岐がある為、真の意味で2週目の意味が無くなったワケではないですが。

他にも戦艦ドライストレーガーの機能を強化していく「AOSアップデート」も今作のウリですね。戦艦を軸として攻めていく僕のようなプレイヤーは勿論、これまで戦艦を蔑ろにしてきたプレイヤーにも戦艦の存在感を強めていけるのではないでしょうか。ストーリーにも関わる部分だし、どこから強化していくか、という育成の面白味がまた増えた感がありましたね。
過去作にも似たようなシステムはありましたが、今作ほど多岐に渡る項目ではなかったし、TacPが本作で言う所のMxPとPPを合わせたポイントだった為に、振りにくい所がありましたが本作はスキルプログラムとAOSアップデートにそれぞれ集中出来て良かったと思います。

一方でスパロボのヌルゲー化も著しいとも思いますが、サクサク遊べるってことでもあるし、より多くの人に遊んで貰って、スパロボの系譜が続いていく事を期待したいですね!

ストーリー面はというと、ロボット御三家である「機動戦士ガンダム、マジンガーZ、ゲッターロボ」は一年戦争時代では共に戦っており、アムロ・甲児・竜馬は戦友でもあるという事で妙にお互いの事を理解し合ってたり仲良しなのが見てて面白いです。

それから10年が経過してアクシズショックが起こり、更にガンダムUCから一年後であるガンダムNTの時代が今…という時系列になっています。原作同様にサイコフレームは人類の手に余るとされ、禁止されているという状況でνガンダム等は封印されており、ファーストガンダムで戦う事になるという面白い流れになっています。


ファーストガンダムvsギラドーガの群れ。

コンバトラーVやボルテスⅤ、ガオガイガー、コードギアス等も原作が終わった後の話となっており、原作の敵は出てきません。それでもコンバトラーの豹馬は「悪人に作られて悪事を働くロボット」は悪なのか?と疑問を感じたりといった、原作を越えてきたからこその葛藤を見せたり…

ガルーダを重ねてるんですかね( ;д;` )

ガオガイガーに関してはゾンダーの件が終わった後ですが、今回は「ガオガイガーvsベターマン」という小説作品(映像化はされていない模様)からの参戦なので、これもガオガイガーのその後を描いていると言えますね。ファンならこうして動いて戦うだけで歓喜ですね。
コードギアスもゼロレクイエム後の話で、劇場版同様の流れとなりますが今作に出てくる機体「月虹影帥(げっこうえいすい)」はスパロボオリジナルというか設定としてあったモノを具体的に再現みたいな流れで登場したようです。ガンダムでいうMSVみたいなモンですね。

あと珍しいなと思ったのはメイン艦長がバンプレオリジナルである事ですね。ドライストレーガー艦長のミツバ。不安を抱えながらも艦長として課せられた任務をこなそうと凛々しく頑張る姿がいじらしい(*´ω`*)

版権スパロボでオリジナルキャラはあまり無かった気がします。思いつくだけでもWのブレスフィールド、Zのトライアくらいかな?

境遇が似ている同士のクロスオーバーも所々秀逸だと感じましたね。
復讐を終えたルルーシュと復讐に燃えるヴァン、ロボットマニア同志のエルと蛍汰、ヒーローに憧れるイズルとヒーローそのものであるグリッドマン、異世界に飛ばされた同士の光達とエル、戦闘のプロとして育成され誰かのサブの様に扱われた鉄也とアサギ…等。

久々に参戦となったエルガイム、初参戦となるジェイデッカー、マジェスティックプリンス、ナイツ&マジック等、魅力的な作品が多いのも特徴ですね。
個人的に一番ビックリだったのはグリッドマンでした。元々特撮好きなので…。しかしアニメ化されていた事自体知らなかったので、そこからスパロボに参戦とはサプライズでした。そういう形で好きなヒーローもガンガン参戦してほしいな…むしろ特撮大戦2001以来の特撮大戦開発を是非お願いしたい!需要的にムリかな(?´ω`? )

強敵メモ

いずれもエキスパートモードでの能力値
アルティム・フィーニ(カールレウム) 厄介度C
Lv99、HP320000
EN回復(大)、オールキャンセラー
3回行動、底力9、極、プレッシャー4、闘争心3、気力+(ATK)

厄介ランクC(スパロボシリーズ全作品からの比較評価)
かつて全生命を独裁していた組織「エーオス」を滅ぼし、宇宙を救った「クエスターズ」。その後のクエスターズは宇宙の秩序を守る集団として活動していたが、その道は皮肉にもエーオスと変わらないものだった。その中で地球の民は強大な兵力と戦乱を広げる意志を持つ危険因子として認定され、地球を守る独立組織ドライクロイツと戦う事とになった。
クエスターズ幹部でありながら地球人と友情を通わせた男「カールレウム」は、クエスターズの長である「先生」のクローンである事を知る。カールレウムは先生を打ち倒すがその力と意志に?まれ「自身が地球の王となり、人類を導く」としてドライクロイツに戦いを挑んだ。しかしその心中は「クエスターズの痕跡全ての抹消」と「宇宙の未来を進む力を見る」為にあえて敵対したという、友情からの悲しい想いだった。

まずタフいザコの群れでヘトヘトになった所で同機を駆る「先生(HP20万、底力9)」と戦う事になり、その後パイロット変更により全体的に強化された同機と再戦、底力9をはじめとした厄介なスキルで埋まっており硬さはスパロボトップクラス。更に唯一の武装はカウンター属性持ち。HPを50%以下に削るとイベントが発生し、味方全員のHPが半減する。一見厄介だが、先生を倒した時点で味方部隊全員が完全回復する為、そこまで苦労しない。
至高神ZⅩ(アドヴェント) 10回目の戦闘能力
Lv99、HP700000
HP回復(大)、EN回復(小)、オールキャンセラー
3回行動、極、ガード3、プレッシャー4、気力+ボーナス、気力限界突破3

厄介ランクD(スパロボシリーズ全作品からの比較評価)
サイドミッション「未知との戦線」に出現する裏ボスで、戦う毎に能力が増していき、10回目で最大値となる。第3次スパロボZ天獄編のラスボスにして、Zシリーズそのもののラスボスでもある。
裏ボスだけあり、ラスボスを遥かに超える能力でHP回復(大)がある上にMAPWの範囲が異常に広いのでワンターンキルが望ましい。HP回復イベントはなく、何より底力が無い為、ゲッターの覚醒熱血攻撃連打であっさり倒せてしまう。



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