ドラゴンボールゼノバース2 / レビュー(ネタバレ含む)
更新日:2016.12.6 フリーザ一族でストーリークリア済み。PSplus未加入の為、マルチロビーには未入室。長所(Good point)
★迫力あるアクションゲーム
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★オリジナルストーリー
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★ゲームバランスの改善(前作比)
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短所(Bad point)
★相変わらずアバターにローマ字しか使用できない
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★BGMが並レベル
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★オブジェを背にすると視点が狂う
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★接近戦が相変わらず不遇
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★クリアしてもフラグは残らない
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感想(Comment)
本作は、前作の正統続編となるストーリーとなっている。悪い所だらけだった前作をブラッシュアップし、ゲームとしてのクオリティはかなりアップした。本作は「地球人、サイヤ人、ナメック星人、魔人、フリーザ一族」の5種類の種族が存在し、各々に特徴がある。サイヤ人は低体力・高攻撃力、フリーザ一族は高スピード、低攻撃力、等。さらに身長、体格、性別によっても変化が生じるが、それらを特化しても違いが感じられない程度の差でしかない。スピードを重んじてフリーザ一族にしたのに、セカンドキャラとしてサイヤ人をやった時のスピード差の無さに愕然とした程です。
ただ、種族ごとに「覚醒技」が設けられており、それによってモーション等が変わるので、それの変化の方が大きいです。前作は強くあろうとするとサイヤ人確定でしたが、前述の通り超サイヤ人の「技力消費無し」は無くなった為、今作は純粋に好きな種族で楽しめます。
ストーリー面は前作同様「歴史改変を修正する」という事になっており、個人的には、改変された歴史を「ifストーリー」と取って「どんな展開になるのだろう」と期待していました。フリーザ編辺りまでは、「トランクス(ゼノ)がギニューにボディチェンジされる」等、ifっぽく色々あるのだが、中盤になると「歴史通りではあるが、相手が凶悪化(強化)されており、そのままだと勝てないから加勢してくれ」というだけでストーリーも何もなく、殆ど原作のままでガッカリでした。ただ「未来悟飯とトランクス(ゼノ)」の話は良かったと思います。あとバーダックカッコいい(´▽`)
ドラゴンボールは映画も含めて全て観ている管理人としてはifストーリーにこそ期待しているので、ここに注力して欲しかった。そもそも歴史が題材なんだし…。
歴史改変以外にも、ストーリーの根源としては、歴史改変の元凶である「トワ」を追う話でもあるのだが、このトワはバーダックを洗脳して引きいれ、ターレス・スラッグ・ブロリーといった強敵をも利用しているのに、この強敵達も足止めとして現れてはあっさりやられて退場するだけのザコキャラと化している(バーダックだけは別ですが…)。キャラの活かし方が上手くないように感じましたね(´Д`|||)
戦闘システムとしては色々改善はされているものの、戦闘が大味な事自体は変わりなく、気晴らしに遊べる格闘ゲームと違って「たまに戦って遊びたい」と思えるタイトルではない事は間違いないですね。後半になる程「気弾ゲー」になっていくのが大きな要因だと思う。これについては前作と大きな違いはありませんでしたね…。
結論として、ストーリーも心に残らず、戦いも面白く無いという良い所が感じられない中途半端な内容となっている。まだDLCによる追加ストーリーがある為、結論付けるには早いですが、現状は微妙と言わざるを得ない作品でした。でも前作に比べればかなり進化した事は良いと思います。ゼノバース3に期待ですかね(´▽`;)
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