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リトルマスター2 雷光の騎士 / レビュー(ネタバレ含む)

長所(Good point)

★可愛いキャラクター
  • 前作同様、可愛い動物をモチーフにしたキャラが多く登場している。
  • 戦闘シーンにおけるアクションも多くのパターンがあり、飽きさせない工夫が凝らされている。
★Lv上限上昇
  • 前作の最大Lvが8だったのに対し、本作では最大16まで増加している。
  • 前作では中盤でLvがカンストしてしまう事がザラで育成による楽しみがストップしていたが、本作ではクリアまで育成を楽しむことが可能。
★ビジュアルシーン
  • 前作でもあった要素。シナリオクリア毎に一枚絵付きで会話シーンが表示される。
  • 今作は王様10連発といったケシカランこともなく、シナリオ数増加に伴ってグラフィック数も増加している。
★オートセーブ方式
  • 前作と違い、全キャラが行動終了する毎にオートセーブされる為、携帯ゲームにありがちな電池切れも怖くない。
  • 一方で、前作やスパロボシリーズ等の様にセーブ&ロードで戦況をコントロールする事は出来ない。しかし戦略ゲームとしてはあるべき姿になったと言える。
★全体的に良曲揃い
  • 前作は、個人的に耳に残らない曲が多いと感じていたが、本作では良曲が多く存在している。
  • 「たつまきパニック、トロイア遺跡、ボス曲」等が特に高く評価されている。
  • ↓の音楽動画で聴く事が出来ます。(第三者様が作成した動画です)

短所(Bad point)

特になし。

感想(Comment)

本作はGB戦略シミュレーション「リトルマスター」の第2作目です。



当時の販促頁の数々ですが、多種に渡る時点でかなり力が入ってます。
僕自身、イラストの魅力にどっぷり浸かってしまい、ソッコーで買ってしまいましたw

前作から1年後の1992年に発売され、容量が2倍になった事もあってか、全体的にクオリティもボリュームも増していました。前作同様ビッグサイズパッケージを採用している為、この作品を見た事ないゲーマーはいないんじゃないかと思ってます。

前作と比較して、まず思うのがキャラ数とシナリオ数の大幅増加ですね。前作もGB作品としては十分に及第点なボリュームでしたが。クオリティも含め、もはやGBの限界を超えているなと感じました。ゲームシステム面はあまり変わりないものの、元々の出来が良かったので不満はありません。追加キャラで個人的にお気に入りなのは「キリンマン」です。伸びる腕パンチと同時に首が縮むのがチャーミング(´▽`)


ストーリーは前作同様、良くも悪くも王道チックでしたが個人的には好きです。ただ惜しむらくは、タムタムやライム姫との絡みが全く無いってことかな…。せっかく幼馴染とか三角関係といった設定があるのに、どうしてそういうのを話に持ってこないのか…せっかく魅力的なキャラなのに勿体ないように思いますね。

まあそういうの持ってくるとギスギスするかもしれないから、あえて出してないのかもしれませんが。

あとはライバルとして対峙するスカッシュとブラックモーモーの存在はなかなか熱いモノがあります。スカッシュが裏切るのはちょっと予想出来ない流れだったし、最後の「暗黒の決闘」はタイマンバトルが熱い(´▽`)

尚、続編はSFCで発売されていますが、個人的にはこの「2」がシリーズ最高傑作だと思いますね。別にSFC版が悪い作品ってワケじゃないですが、本作はドット絵やBGMが良すぎるのかな(´▽`;)
個人的には一生続編待ってますが、開発のツェナワークスが休止状態っぽいので難しいかな(´Д`|||)

おまけ:シナリオシアター

シナリオ01 新たなる旅立ち

王様 「おお、リイム。よくぞ参った。
再びそなたの力を借りねばならぬ事、全てはこのリチャードの力不足故じゃ。許して欲しい。そなたの働きで一度は姿を消した魔物であったが、ここにきて再び活発に活動しておる。
やはり、我がライナーク王国に伝わる魔封じの水晶『サンクリスタル』の力なくして魔物を封じる事は出来ないようじゃ。知っての通り、一年前のゲザガインの攻撃によってサンクリスタルは3つに砕かれ、王国各地に散らばってしまった。
サンクリスタルが納められていた『バベルの塔』も今では魔物に奪われてしまっておる。魔物を沈めるにはサンクリスタルを復活させねばならぬ。その為には砕け散った3つのクリスタルを集め、バベルの塔の『クリスタルルーム』に納めねばならぬのじゃ。
リイムよ、今一度勇者軍を率いて、魔物どもを蹴散らしてはくれまいか?」
リイム 「はい!任せてください」
王様 「うむ、頼んだぞ。それとな…」
リイム 「?」
王様 「僧侶のタムタムが見当たらぬのじゃ。どうやら一人でクリスタルを探しに行ってしまったらしい」
リイム 「タムタムが?」
王様 「リイム、すまぬがタムタムを見つけたら、お城に戻るようきつく言っておいてくれ」
リイム 「分かりました。では、行って参ります!」

城周辺の魔物を一掃し、王様に報告。
王様 「奴ら魔物は予想以上に力を取り戻しつつあるようじゃ。一刻も早くクリスタルを集め、魔物を封印しなければならぬ。まずはバベルの塔があるクアール島を目指すが良い。リイムよ、そなたの働きを期待しておるぞ。再びこのライナークに平和を!」

シナリオ02 出会いの森
ボスを倒し、ラビットマンに化けていたタムタムを救出する。

タムタム 「ふう、ありがとう。助かったわ」
リイム 「タムタム、勝手にお城を抜け出したりしちゃダメじゃないか。王様が心配していたぞ」
タムタム 「私達のライナークが大変なのよ。こんな時にじっとしていられないわ。やっとのことでサンクリスタルを1つ見つけ出したのに、ライナークに戻る途中であいつらに捕まっちゃって…」
モーモー 「奴らの狙いはサンクリスタルなのか?」
タムタム 「ええ、魔物がサンクリスタルを蘇らせようとしているみたいね。サンクリスタルはとても強い力を秘めているわ。もし、魔物に悪用されたらどんなことになるか…
リイム 「…よし、タムタム。僕らと一緒に行こう。王様には僕から話しておくよ」
タムタム 「ほんと?ありがとうリイム!よーし、そうと決まれば早速出発よ!」
僧侶タムタムを仲間に加え、勇者軍は西へ向かった。

シナリオ03 竜巻パニック2

毎ターン敵味方をランダムに飛ばす竜巻に四苦八苦しながらボスを撃破。
サンクリスタルに再び光を灯す為、勇者軍はラクナマイト大陸の沖に浮かぶクアール島へ向かった。
遥か天空に向けそびえ建つバベルの塔。悠久の時を越え、今再びその扉が開かれる。
シナリオ04 バベルの塔1F

リイム「この塔の上にクリスタルルームがあるのか…よし、行こう皆。魔物どもを蹴散らすぞ!」
ついにバベルの塔に乗り込んだ勇者軍。この先、様々な仕掛けがリイム達を襲うことに…

シナリオ05 バベルの塔2F

パネルを踏むと壁が開く仕掛けを攻略しながらボスを撃破。
リイム「パネルを踏んだらドアが開いたぞ」
モーモー「へんてこな仕掛けがあるモー」
タムタム「上に登るにつれてあんな仕掛けが増えてくるはずよ。気をつけて進まなくっちゃ」
勇者軍は次のフロアーに進みます。
シナリオ06 バベルの塔3F

ボスを倒したが階段が出ない。城に帰還し、王様に報告
王様 「塔の上に登れないじゃと?…それは多分『結界』のせいじゃな。
確かあの塔には侵入者を防ぐ為に二つの『結界』が設けられておるはずじゃ。結界を解く鍵は『トロイア遺跡』に隠されている二つの『紋章』じゃ。トロイアに行き、その手に取るが良い。そしてバベルの塔の『結界』の前で『紋章』をかざすのじゃ。さすれば『結界』は退くであろう。
それとな、良い知らせがあるぞ。サンクリスタルが『ダイナの町』で見つかったそうじゃ。リイムよ、トロイアに向かう途中で『ダイナの町』へ寄ってくれぬか。町に着いたらネズミの『ラドック教授』を訪ねるのじゃ」
リイム 「はい、分かりました」

シナリオ07 瓦礫の町

奥で倒れている人に声をかける。
男「ううぅ…」
リイム「どうしたんだ?大丈夫か…」
男「うぅ、早く逃げろ…奴らが、奴らが来るぞ…」
リイム「…なんだって?おい、しっかりしろ…」

そこにブラックモーモー登場。
ブラックモーモー「おい!その男を渡してもらおうか…」
リイム「…」
ブラックモーモー「何をしてる、早くしろ!」
リイム「断る!」
ブラックモーモー「フン、では仕方がないな。おい手下ども!こいつらを始末しろ!」
ラビットマン6体出現。
「はっ!ブラック様、我らにお任せください」
ラビットマンズ撃破。
ブラックモーモー「ちっ、役立たずどもが…ひとまず引き上げるか。フランケン、後は頼んだぞ!」
フランケン「フンガーー」
フランケン撃破後。
謎の魔物を撃退し、旅の男を助け出した。

リイム 「大丈夫かい?」
「…ああ。ありがとう。俺はスカッシュ。親父の傷を治す為に魔法の宝石を探す旅をしている。トロイアへ向かう途中で、たまたまこの町に立ち寄った時に…」
モーモー 「やつらに襲われたんだモー」
スカッシュ 「…そういうことだ」
リイム 「僕はリイム。仲間と一緒に魔物退治の旅をしている。訳あってトロイアを目指している所なんだ」
スカッシュ 「魔物退治か、面白そうだな。よし!俺も手伝うぜ!どうせ当ての無い旅だし。それに、お前には借りが出来たからな。大きな借りがな…」
タムタム 「そんな、手伝うって言っても簡単にはいかないわよ…ねえリイム?」
リイム 「…ああ、よろしく。スカッシュ」
タムタム 「! ちょ、ちょっと待ってよ。私達はライナークの…」
モーモー 「まあまあ、タムタム。リイムに任せておけば安心だって。よろしくな、スカッシュ!」
タムタム 「なによ、モーモーまで…ンもぅ、どうなっても知らないからね。あっ!それと…ラドック教授はどうしたのかしら?心配だわ」
旅の戦士スカッシュを仲間に加え、勇者軍はカピ砂漠へ。目指すトロイアはもうすぐです。

シナリオ08 砂漠の戦い

スカッシュ「くそっ、あのバイキング船だぜ!俺がダイナにいた時に町を壊滅させたのは…」
リイム「ダイナから僕たちを追いかけてきたみたいだな」
モーモー「何で船が空を飛ぶんだモー?」
タムタム「魔法の力で飛んでいるのよ。あんな凄い魔力を持った魔物がまだいるなんて…」

空飛ぶ船の正体は魔物が操る『バイキング船』だった!
そしてリイムの前に立ちはだかる謎の魔物『ブラックモーモー』
新たな敵の脅威を感じつつ、勇者軍はトロイア遺跡へと向かった。

シナリオ09 トロイア探索

多くの宝箱を開けて、ようやく目的の『紋章』を入手。

リイム「これが結界を退けるバベルの紋章か…」
タムタム「王様の話では、あの塔は二つの紋章の力で封印されているはずよ。えーと、これは『地の紋章』の方ね」
スカッシュ「二つって…一つしかないぞ」
モーモー「もう一つの紋章はどこだモー」
スカッシュ「誰かが持っていっちまったのか?」
タムタム「ラドック教授よ!きっとラドック教授が持ち出したのよ!」
スカッシュ「で、そのラドックってやつはどこに行ったんだ?」
タムタム「それは…分からないけど…」
リイム「そうか…教授は魔物に狙われているみたいだし、無事でいてくれるといいんだがな」
タムタム「ええ…」
リイム「タムタム、とりあえずはこの紋章で結界を破れるんだろう?」
タムタム「ええ、恐らく」
リイム「よし、バベルの塔に戻ろう」

紋章を手に入れた勇者軍は、再びバベルの塔へ向かいます。
果たして『天の紋章』はどこへ消えてしまったのでしょうか?

シナリオ10 バベルの塔4F

入り口で『地の紋章』をかざして入り口を開け、奥にいるボスを撃破。

リイム「よし、階段が現れたぞ」
スカッシュ「次もこの調子で行こうぜ!」
モーモー「軽いもんだモー」
勇者軍は次のフロアーに進みます。
シナリオ11 バベルの塔5F

見えない地雷に注意しながら、奥のボスを撃破。

リイム「あとどれくらいのフロアーを上がればクリスタルルームへ着くんだ?」
タムタム「なんでこんな危なっかしい仕掛けがあるのよー!」
モーモー「まあまあ、とりあえず先へ進めば何とかなるもんだよ。さあ、出発だモー」
勇者軍は次のフロアーに進みます。
シナリオ12 バベルの塔6F

毎ターン針が出てくる仕掛けを潜り抜け、ボス撃破。
ボス 「なかなかやるな。だがな、俺を倒すだけじゃ上の階へ進む事は出来ないぜ!残念だったな…グフッ」
勇者軍 「どうなっているんだ?階段が見つからないぞ!」「また結界よ!紋章を探さなくては」「仕方が無い。一度お城へ戻ろう」
城に帰還し、王様に報告
王様 「リイムよ、ラドック教授のいるところが分かったぞ。教授はトロイアから持ち出した『天の紋章』とクリスタルを持って『マイア諸島』に身を隠しているのじゃ。魔物どもも教授の持つクリスタルを狙っている。至急マイアへ向かい、教授を助け出して欲しい」
リイム 「よし、急ごう。マイアへ。ラドック教授のもとへ!」
勇者軍はラドック教授を捜してマイアの海へ向かいます。果たして『天の紋章』を手に入れる事が出来るのでしょうか?
シナリオ13 悲劇の森

2ターン目プレイヤーフェイズ、空飛ぶバイキング船出現。

勇者軍「あれは何だ?」「なにか船に乗っているみたいよ」
敵「グハハハ、燃えろ燃えろ!地獄の炎で焼き尽くせ!勇者軍を倒し、クリスタルを奪うのだ!」

ヘルクラブが森を炎で包みました。
ボス撃破。
ヘルクラブを倒すと炎は消えました。

モーモー「森が黒こげだモー」
タムタム「酷い…」
リイム「なんて事を…これが奴らのやり方なのか?クソッ、何が目的なんだ!」
スカッシュ「…」
王様に報告。
王様 「そうか…森をな…うむ。大体の話は分かった。リイムよ、これではっきりしたぞ。一連の魔物の動き、そしてサンクリスタルを付け狙う謎のバイキング船、これは偶然などではないぞ。やはり魔物どもを影で操る黒幕がいるようじゃな。そして、そやつは明らかにこのライナークを狙っておる。事態は急を要するようじゃ、この分では既にマイアにも魔物の手が伸びているであろう。
リイムよ、なんとしてもラドックを助け出し、いち早くバベルの塔のクリスタルルームへ!さすれば光は蘇り、魔物達は地へと還るであろう。頼んだぞリイム=ライクバーン。ライナークの勇者よ」

シナリオ14 ラドックを捜せ

MAP奥に到着。
ボス「グフフフ来たな、勇者軍!ラドックは預かっているぞ。返して欲しくばこの俺様を倒すんだな!」
ボス撃破。
ラドック 「あぁ、助かったよ、ありがとう。奴らはわしがトロイアで探し出したクリスタルを狙っておった。あいつらは目的の為には手段を選ばぬ。その為にダイナの町があのような事に…その為、わしはこの人気の無いマイアに身を隠し、家の周りに仕掛けを凝らして魔物を食い止めようとしたが、結局捕まってしもうた。いや面目無い。さあ、この紋章とクリスタルを君に託そう。天の封印を越えればクリスタルルームまで後少しじゃ。頑張るんじゃぞ」
やった、3つのサンクリスタルが揃ったぞ!
無事にラドックを助け出し『天の紋章』と『サンクリスタル』を手に入れた勇者軍は、再びバベルの塔に向かいます。
目指す最上階クリスタルルームは目の前です。

シナリオ15 バベルの塔7F

ボスを撃破。

リイム「よーし、これでクリスタルルームへ入れるはずだ。行くぞ!」
クリスタルルームに到着。
リイム「ここがクリスタルルームなのか…さあ、サンクリスタルを元の場所に戻そう」
サンクリスタルを納める。
リイム「よし、これで魔物達を鎮めることが出来るぞ」
スカッシュ「ふっふっふっ、そいつはどうかな」
リイムとモーモーがスカッシュに突き飛ばされる
リイム「何をするんだーー」
「うわーーーっ」

スカッシュ「俺に騙されていたとも知らずに。ばかな奴らだ。こいつは頂いていくぞ」
リイム「待て、スカッシュ!一体何のためにそんなこと…」
スカッシュ「クックック。言わなかったか?俺は親父の傷を治す為の旅をしてると」
リイム「…」
スカッシュ「親父の名はゲザガイン!俺はお前達に倒された黒魔龍ゲザガインの息子だったってわけだ!」
リイム「何だって…」
そこにバイキング船が壁を突き破って侵入、ブラックモーモー登場。
ブラックモーモー「スカッシュ様、上々の出来ですね」
スカッシュ「うむ、行くぞ。ブラック」
ブラックモーモー「ハッ」
タムタム「リイム!大丈夫?」
モーモー「何て事だ…ライナークが危ないモー」
リイム「早く王様の元へ、ライナーク城へ!」

ゲザガイン 「ふははは、でかしたぞスカッシュ!わしが再びこの世界の王となるときが来たのだ!見よ、この体!この力!ここに我蘇り、この地に災いを成すであろう。ゆけぇい!我がしもべ達よ。世界に破壊を殺戮を!忌々しきライナーク王国を真っ赤な炎で焼き尽くしてしまえ、ワッハッハッハ!!」
戦士スカッシュはゲザガインの息子だった!
リイムを裏切り、サンクリスタルを手に入れたスカッシュはクリスタルパワーでゲザガインを蘇らせてしまう。
サンクリスタルの力を飲み込み、より強大な存在となって蘇った黒魔龍ゲザガイン。
邪悪な魔物軍団を率いて、再びライナークを襲う!王様は?そしてライム姫の運命は?
リイムはライナークを守ることが出来るのか?
今、舞台をライナークに移し、激しい戦いの幕が切って落とされる。

シナリオ16 ペギラを倒せ!

敵ターン時。
激しい吹雪が吹き荒れます。
ペギラ「クエッ、みんな凍らしてやる」
地面が凍っていきます。

ボス(ペギラ)撃破。
魔物を倒しました。
氷が溶けて草原に戻ってゆきます。

?「いやーお見事お見事」
リイム「お…お前は…」
バンピー 「ふっふっふっ、リイム君。お元気でしたか?」
リイム 「バンピー!貴様死んだはずじゃ…」
バンピー 「…そう。私は一度死にましたよ。あなたに倒されてね。…でもね、スカッシュ様が蘇らせてくれたんですよ。あなたを倒す為にね!それよりも、こんな所でのんびりしてていいんですか?なんて言いましたっけ?あの可愛いお姫様。可哀想に、今頃はゲザガイン様復活の生贄として魔物どもに…クックック」
リイム 「何だと!貴様…」
バンピー 「ま、せいぜい頑張ることですね、またお会いしましょう。さらば!」

シナリオ17 魔龍復活

ライナーク城を包囲する敵を撃破。
リイム「ライム姫が危ない!行くぞ!みんな!」
シナリオ18 王座の攻防

玉座に詰め寄るスカッシュ一味。ライム姫を守る王様。

スカッシュ「さあ、無駄な抵抗はおやめ下さい。王様」
王様「黙れ、黙れ。娘は渡さんぞ」
スカッシュ「…仕方が無いな。少し痛い目に遭ってもらおうか。ブラック!」
ブラックモーモー「ハッ」
ブラックモーモーに殴られて、王様大きく吹っ飛ぶ。
王様「うわー、痛い!」
ライム姫「きゃー、お父様」
スカッシュ「さあ、お姫様、覚悟はよろしいですか…」
リイム「そこまでだ、スカッシュ!」

勇者軍が城にやってきました。
ボスを撃破。

リイム「スカッシュ!貴様…」
ライム姫「キャー!」
バンピー出現。ライム姫を人質に取る。
リイム「バンピー!」
バンピー「おっと、動かないでくださいよ、さあ、剣を捨てなさい!」
リイム「くっ…」
スカッシュ「いくぞリイム…」
スカッシュの攻撃。スカッシュが勇者に深い傷を与えました。勇者が倒れました。

スカッシュ「ははは!いいざまだな、リイム!姫は頂いていくぞ!さらばだリイム」
ライム姫を奪い、敵が全軍撤退していく。
タムタム 「リイム…」
王様 「どうだ?タムタム」
タムタム 「魔法で傷は回復させました。あとは…」
モーモー 「ウモーーリイムー!目を覚ますんだモー!」
リイム 「う…うーーん」
王様 「リイムよ、気がついたか?」
リイム 「リチャード王…みんな…無事だったんですね。姫!ライム姫は…」
勇者軍 「…」
リイム 「…そうか。すまない、僕が不甲斐ないばっかりに…」
タムタム 「リイム…」
王様 「リイムよ、奴らはライムを連れ去り、魔界へ消えた。魔界へ入ったゲザガインを追うには精霊の力を借りねばならぬ。ライナークの北に位置する精霊の山にあるという精霊の鏡を手に入れるのじゃ。さすれば、精霊の棲む精霊界の扉が開く、全てはそこから始まるであろう。リイムよ、わしも一緒に行こう、なに、心配には及ばんよ。お主ばかりを辛い目に遭わすわけにはいかぬからな」
リチャード王が仲間に加わった!

魔龍の復活に生贄を!ライナーク城を制圧したスカッシュ達は、生贄としてライム姫を連れ去った。魔界へ消えたゲザガインを追うには『精霊』の力を借りねばならない。リチャード王を仲間に加え、リイムは傷の癒えぬまま精霊の山へ向かった。

シナリオ19 精霊の山

初期位置に大砲があるが、弾が無い為撃つことが出来ない。
MAP途中の家に何故か居るラドック教授から弾を受け取り、ボス手前の壁を破壊する。


壁を破壊し、奥にいるボスを撃破。

王様「おお、これぞまさしく『精霊の鏡』 リイムよ、見るがよい。鏡が映し出す『精霊界』への道を!」
『精霊の鏡』を手に入れた勇者軍。リイム達は鏡に導かれるまま精霊界へと足を踏み入れた。

シナリオ20 地の精霊界

精霊王「お主達は何者だ?ここはおぬし達の世界ではないぞ。早々に立ち去るがよい」
ボス(地の精霊)が出現。
リイム「ボスが現れたぞ」

ボス撃破。
魔物を倒しました。ボスを倒し、勇者軍の戦いは終わりました。

シナリオ21 水の精霊界

精霊王「またお主達か。精霊界に何用じゃ?」
リイム「精霊王!黒魔龍ゲザガインを倒す為に、あなたの力を借りたいのです。世界の門を開き、我らを魔界へと導いてください」
精霊王「お主達がゲザガインを倒すだと?そのような事が出来るものか。お主達の力ではこの精霊を倒す事も叶わぬのではないか?」
リイム「ボスが現れたぞ」

ボス撃破。
魔物を倒しました。ボスを倒し、勇者軍の戦いは終わりました。

シナリオ22 火の精霊界

精霊王「ほう、水の精霊を倒したか。なかなかの力を持っているようじゃ。その力が真のものか、今しばらく見極めさせてもらうとしよう」
リイム「ボスが現れたぞ」

ボス撃破。
魔物を倒しました。ボスを倒し、勇者軍の戦いは終わりました。

シナリオ23 風の精霊界

精霊王「…よくここまで来たな。よかろう。私自らおぬしらの力を試してくれよう。ゆくぞ、少年よ」

精霊王 「見事だ少年よ。さあ行くがよい。遥か天空の、世界の門を開きて、深淵なる魔界へ!」
モーモー 「世界の門は雲の上か…どうやってそんなところへ行けばいいんだ?」
タムタム 「…船よ!魔物達のバイキング船なら雲の上にだって行けるわ」
王様 「うむ。確かにあの船ならばそれも可能じゃろう…ゲザガインが魔界へ消えた今、奴等はどこかに行動の拠点となる要塞を築いているはずじゃ。そこを襲撃してバイキング船を頂戴するとしよう」
勇者軍は『世界の門』を目指し、元の世界へ帰って行く。

シナリオ24 勇者の戦い

ブラックモーモー「フフフ来たな、勇者軍!ここが貴様達の墓場になるのだ!」
ブラックモーモー撃破。

ブラックモーモー「くそっ、この基地を潰したからって、良い気になるなよ!ガイアの要塞ある限り、俺は何度でも貴様達を襲ってやるからな!ひとまず退却だブモー!」
リイム「あ…あれは…」

空飛ぶバイキング船出現。

モーモー「待てっ逃げるのか!」
リイム「ブラックが逃げるぞ!」
王様「あの船を追いかけるんじゃ!」

ブラックを乗せたバイキング船はクアール島へ逃げていった。(ブラックとの戦いを経て、モーモーの攻撃力+10)

シナリオ25 バベルの要塞

ボス撃破。

リイム「奴等、こんなところに要塞を築いていたのか…」
王様「ここは…」
タムタム「どうしたのですか?」
王様「…うむ。ここは遥か昔に、忌まわしきカオスドラゴンを封印したと伝えられるガイアの要塞。それを奴等は魔法の力でバベルの塔の上に蘇らせたというのか…」
モーモー「そんなバカな!」

勇者軍は次のフロアーに進みます。

シナリオ26 カオスゲート

ボスであるカオスドラゴンに一撃入れるものの、まるでダメージを与えられない。

王様 「カオスドラゴンは混沌の龍、いわば欲望などの人の思いが魔物となったものじゃ。その性質ゆえ、いかような剣もやつの体を傷つけることはできぬのじゃ。立った一本の剣を除いてな。剣の名は『ガラバーニュ』、『ソドムの洞窟』に眠る滅亡の剣じゃ。ガラバーニュは切り裂いた相手の魂を喰らう魔性の剣。これを手にしたものは絶大なる力を得るが、やがてその魔性に魅入られ破壊と殺戮を繰り返すようになる。そして最後には自らの命をその剣で絶つのじゃ」
リイム 「…その剣がソドムの洞窟に眠っているのですね。僕がその剣を使って…」
王様 「ならぬ。危険じゃ、危険すぎる。お主は知らぬのだ。ガラバーニュの恐ろしさを…。
聞くがよい、我がライナーク王国誕生の経緯を。我がライナーク王国はガラバーニュと共にあるのじゃ。
…昔ラクナマイト大陸は人が魔物に怯えながら暮らす混沌とした世界であった。そこへいずこともなく眩い光を放つ剣を携えた男が現れた。それが我がライナークの初代国王じゃ。王はガラバーニュを用いてラクナマイトの魔物を一掃し、ライナーク王国を平定された。当時のラクナマイトを支配していたカオスドラゴンでさえも、その剣の前に敗れ去ったのじゃ。
その後、王はバベルの塔を築かせ、そこに不思議な水晶を納められた。サンクリスタルじゃ。そのクリスタルが放つ光は魔物の力を抑える不思議な光。それ以来、ライナークは魔物の影に怯える事も無く、平穏に発展を遂げる事が出来たのじゃ。人々は彼を『雷光の騎士』として讃え、敬った。
だがそんなある日。王はライナークの外れにあるソドムの洞窟に籠り、入り口を塞ぐように命じられた。ガラバーニュの黒き波動に飲み込まれていく自分が分かっていたのであろう。王は、人としての心が残っているうちに自らの命を絶ってガラバーニュを封印したのじゃ。
…リイムよ、よしんばガラバーニュでカオスドラゴンを倒せたとしても、その後お主の身に何が起こるか分からぬぞ」
リイム 「…構いません。その時はこの身がどうなろうともガラバーニュを封じてみせます。それに、ここでカオスドラゴンを倒せなければ、やがてライナークはゲザガインのものとなりましょう。僕は自分の力を信じます」
モーモー 「俺も信じるぜ!なっ、タムタム」
タムタム 「私も信じるわ、リイム」
王様 「うむ。リイムよ。わしも信じるぞ。行こう、ガラバーニュの眠るソドムの洞窟へ」


シナリオ27 魔剣の導き

リイム「よし、頼むぞモーモー」
モーモー「分かったモー」
モーモーがソドムの入り口の封印を破壊する。
モーモー「モーこれでオーケーだモー」

奥にある魔剣の元に到着し、リイムが剣を抜こうとすると。
?「剣を抜かんとするのは何やつじゃ?」
リイム「アラビアじゃないか。僕だよ。リイムだよ。覚えているかい?」
アラビア「これはこれは、リイム殿、お久しぶりでおじゃる」
そこでボス出現。
「まてまてーーい」
「今度こそ死んでもらうよ」

ボス撃破。
アラビア「拙者、これより剣の主であるリイム殿のしもべとしてお仕えするでごじゃる。ザコどもの相手は任せてくだされ!」
アラビアが仲間に加わりました

リイム「これが滅亡の剣…」
モーモー「青白く光ってるな」
アラビア「その輝きこそ、リイム殿の力でごじゃる」
王様「魔剣は主の心を光に変える。心悪しき者、これを手にすれば冷たい闇の光を放つ。やがて世界は漆黒の闇に包まれよう」
リイム「…」
王様「心厚き者がこれを手にする時、光はいかずちの如く魔を貫くであろう。心厚き者。すなわちリイム、お主の事じゃ」
魔剣ガラバーニュを携え、リイムは再びカオスドラゴンに挑む。

シナリオ28 雷光の騎士

カオスドラゴン「その剣はガラバーニュ!なぜ貴様がそれを…」
魔剣にドラゴンの魂が吸い取られます。

リイム「スゴイ!力がみなぎってくる…体が焼けるようだ!これがガラバーニュの力なのか…」
リイムが一段と強くなりました。ボスを倒し、勇者軍の戦いは終わりました。
(リイムの攻撃力+20)

バンピー「いやー、お見事ですね。まさかカオスドラゴンを倒すとは思いませんでしたよ」
リイム「次は貴様の番だぞ!」
バンピー「おうおう怖い怖い。私は一足先に魔界で待っているとしますよ。リイム君、命があったらまたお会いしましょう。ホッホッホ」

カオスドラゴンの魂を飲み込み、怪しく光る魔剣ガラバーニュ。黒き波動はうねりとなりて、勇者の姿を包み込む。今、新たな力がリイムに宿り、戦いは終焉を迎えようとしている。

シナリオ29 雲間の激闘

ボスを撃破。
リイム達が船に乗り込みました。
リイム「みんな乗り込んだな、出発するぞ!」


シナリオ30 魔界の入口

ボス撃破。

リイム「おい!ゲザガインはどこにいるんだ?答えろ!」
ボス(ビッグマウス)「…ゲザガイン様は魔界の奥深くにそびえる天空魔城にいらっしゃいます。チュー!」

ボスを倒し、勇者軍の戦いは終わりました。

『天空魔城』に閉じ込められたライム姫の運命やいかに?リイムはゲザガインを打ち破り、再びライム姫を助け出す事が出来るであろうか?

シナリオ31 みえざる迷宮

見えない壁に苦戦しながらも勇者軍は進み、奥のボスを撃破。
魔界の荒野を進む勇者軍。『天空魔城』を目指すリイムはバンピーの『鏡の宮殿』に誘い込まれてしまった。

シナリオ32 魔界の鏡

リイム「バンピーめ、今度こそ決着をつけてやるぞ」
バンピー「バカめ、それは私のセリフだ」
タムタム「キャーーー!」
バンピーがタムタムをさらってテレポートする。
バンピー「この娘は預かったぞ」
リイム「タムタム!」
バンピー「鏡の呪いを受けてみるがいい」

タムタムを除く勇者軍の全員のコピーが敵として出現する。
バンピー「お前らは自分自身に殺されるのだ…」
リイム「みんな惑わされるな」

バンピー撃破。

バンピー「くっ、まさか鏡の呪いを打ち破るとはね。私の負けのようですね。スカッシュ様、あとを頼みます…カハッ」
リイム「無事か?タムタム」
タムタム「ありがとう、大丈夫よ」
スカッシュ「ついにここまで来たか。正直お前達を見直したよ。ライナークでとどめを刺しておくべきだったな。フフ」
モーモー「なんだとモー!」
ブラック「今度こそ殺してやるぜ!貴様ら全員地べたに這い蹲らせてやるブモー!」
リイム「僕は二度と負けない!魔剣ガラバーニュにかけて。ラクナマイトの人達の為に。連れ去られたライム姫の為に。スカッシュ!這い蹲るのは貴様の方だ!」
スカッシュ「ほう、面白い。やれるものならやってもらおうか!」

シナリオ33 暗黒の決闘

スカッシュ「リイム!どうやら決着をつける時が来たようだな」
リイム「スカッシュ…」
ブラックモーモー「これで邪魔者はいないぞ。こい、モーモー!」
モーモー「望むところだモー」
ブラックモーモーとモーモーが転送装置で闘技場へワープし、タイマンバトルになる。

モーモーが倒された場合
リイム「モーモー…俺が仇を討ってやるぞ」
ブラック「次はお前の番だな、叩き潰してやるブモー」

モーモーがブラックモーモーを倒した場合
魔物を倒しました。
リイム「だっ…大丈夫かモーモー…」
スカッシュ「フン、少しはやるようだな。リイム!次は俺が相手だ!」
リイム「…よし。僕が行ってくる。スカッシュ!今度こそ貴様を倒す!」

リイムがブラックモーモーを倒した場合
魔物を倒しました。
スカッシュ「フン、その程度の力で、俺に勝てると思うなよ!」

スカッシュを撃破。
スカッシュ 「くっ、やるな、リイム。これが雷光の騎士の力なのか。
…ライム姫は天空魔城に閉じ込められているはずだ。助けに行くがいいさ。まぁ親父に勝てたらの話だがな。親父は強いぜ。だがお前のその剣ならチャンスがあるかもしれんな。グフッ…リイム!先に地獄で待ってるぜ。あばよ!」
ゲザガイン 「ふふふ、相変わらず威勢が良いのぉ。小僧」
リイム 「ゲザガイン!」
ゲザガイン 「スカッシュを倒すとは、少しは成長したようだな。しかしクリスタルパワーを手に入れたわしを止められる者は誰もおらぬのだ。来るがよい小僧。その体八つ裂きにしてくれるわ!」
勇者軍は天空魔城へ乗り込んでいった。
リイムは蘇ったゲザガインを倒すことがが出来るのか?
ライナークの命運を懸けて最後の戦いが始まろうとしている。

シナリオ34 魔龍の封印

敵を撃破しながらゲザガイン付近まで進軍すると…
ゲザガイン「来おったな!わしの力を見せてくれるわ!」
彫像が動き出しました(ドラゴンナイト数匹出現)
ゲザガイン「いでよドラゴンナイト!愚か者どもを始末しろ」

ゲザガインを撃破。
リイム「ライム姫、今助けます」
ライム姫「ああ、リイム…やっぱり助けに来てくれたのですね。私、ずっと信じてました。きっとあなたが来てくれるって」
リイム「さあ、こちらへ」
ライム姫「ええ…待って、あれを見て!」
水晶が降りてきます。
ゲザガイン復活。
ゲザガイン「グハハ、無駄じゃ無駄じゃ。見るがよい、わしの力を!奈落の底へ落ちるがよい!」

ゲザガイン2出現。さらに毎ターンMAP右端から床が落ちていく(ユニットが落ちた場合即死)。

ゲザガイン2撃破。
ゲザガイン「バカな。かくなる上は道連れにしてくれる!」

完全に崩壊を始める天空魔城。
落下するリイム達を助けたのは空飛ぶバイキング船だった。

タムタム「リイム、リイム…お願い、目を開けて…」
リイム「う、うーん…」
タムタム「みんなー!リイムが目を覚ましたわよー!」
アラビア「リイム殿!無事でおじゃるか?」
モーモー「ウモーー!リイムーーーー!」
リイム「タムタム…アラビア…モーモー…良かった…みんな無事だったんだね!…タムタム、ここは?」
タムタム「…バイキング船の上よ。大丈夫。助かったのよ」
リイム「…姫!ライム姫は?…まさか…」
タムタム「ウフフッ…大丈夫よ。ホラッ行ってあげなさいヨ!」
タムタムがリイムをライム姫のところに突き飛ばす。
ライム姫「キャッ!」
リイム「ウワッ…トトッ」

リイム「ライム姫!」
ライム姫「リイム、無事だったのね。良かった…」
タムタム「見て、天空魔城が崩れてゆくわ…」
王様「魔龍の最後じゃ。これでライナークにも平和が戻ることじゃろう」
リイム「さあ、帰りましょう。みんなが待つライナークへ!」

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