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ファイナルファンタジー1(FC) / レビュー(ネタバレ含む)

長所(Good point)

★比較的完成度の高いRPG
  • この時代のRPGとしては遊び易い部類。ノーヒントで一応ちゃんとクリアできる時点で親切。
  • 戦闘はポピュラーなコマンド式だが、自キャラがサイドビューで剣を振ったりと簡易的に動く。
  • 主人公達4人の職業を自由に選択できる方式を採用しており、プレイヤーの数だけ冒険が生まれ、複数回プレイする意欲も湧く内容となっている。
  • 但しスクウェアRPGらしいバグがちらほら散見され、ジョブによって戦力差が激しい等の問題点も多い。
★純ファンタジーと思わせてSFも絡むストーリー
  • 世界から火水風地の力が失われた原因を探り、改善するという旅に出る物語だが、失われた機械文明やロボットが出る等SF要素も混ざる所が珍しい。
  • 個人的には同様の衝撃を受けたのはハイドライド3以来。本シリーズとしては6辺りから再度SFが絡む様になってくる。

短所(Bad point)

★一部システムが不親切
  • 回復アイテムが必須級で、一種につき99個保存できる仕組みでありながら一個ずつしか購入できない。
  • 再開する度にメッセージスピードが1(最遅)になる。
  • 武器と防具はそれぞれ1人4種までしか所持できない。
    戦士系の場合、防具は鎧盾兜腕とフル装備するだけ埋まる為、本人は新しい防具を拾う事ができない。
  • 状態異常を受けたまま戦闘終了したキャラは何故か最後列へ移動させられる。
    ザコ敵であっても通常攻撃に状態異常の追加効果持ちが多いので、割とこうなる頻度は高い。
  • 魔法は各Lvで3種しか習得できず、入れ替え不可。(続編以降では改善)
    説明書無しでプレイしている人は魔法効果も分からないので地獄。
  • ダンジョンに点在するコウモリが邪魔。
    話しかけても「キィ…キィ…」というだけの動くパイロン。酷い時は1マス幅にいるので通れない時すらある。何で配置してんだよ…
★バグが多め
  • 一部魔法が正常に機能していない、武器属性が無効、知性パラメータが意味も成していない等、多くのバグがある。詳細は小ネタ欄参照
  • ただロマサガ1の様に仲間が分裂する等、表面的におかしいバグはなく。普通にプレイしている分には影響は少なめ。
★職業格差が激しい
  • 戦士、モンク、赤魔術士が強すぎて他職の存在意義がほぼ失われている。
  • シーフは冒頭の逃走率が高いだけの産廃能力で、白黒魔道士は知性バグの関係で赤魔で良いという問題を抱えている。
  • 当時の管理人の様に、鉄板っぽい「戦盗白黒」パーティなんて組んでしまったらその時点でハードモードとなってしまう。
★バランスブレイカーな敵が多い
  • 序盤(沼の洞窟)の宝箱ガードであるピスコディーモンの群れが強すぎる。
    頑張って時間を掛けて奥まで来て、イベントアイテム入りの宝箱で全滅はトラウマもの。
  • 他にも氷の洞窟で同様にダークウィザードの群れと相対するが、高耐久でガ系攻撃魔法とデスを連発してくるのが理不尽。
    周りの敵は強くてファイラなのに何故こんなに強くしたのか。但しコチラはイベントアイテムではないのが救い。

感想(Comment)

後に「FFシリーズ」としてスクウェアの顔となっていく有名RPGの初代作。
1987年末に発売しており、同年の代表作としてはドラクエ2、グーニーズ2、ドラゴンスレイヤー4、聖闘士星矢、女神転生、桃太郎伝説、星をみるひと、ゲゲゲの鬼太郎2等が発売されている。まだまだノーヒントでクリアが難しい作品が散見されている中で、これは丁寧な造りをしているのではないかと思います。

キャッチコピーは「未知なる国から、伝説のRPG」
王道ファンタジーって感じですね(*´ω`*)

当時はエニックスのドラクエ2でRPGブームが発生しており、ファミマガ(ゲーム雑誌)でも大々的に毎号攻略記事が打ち出されていたものです。
スクウェアとしても代表的なRPGを作ろうという事で開発したのが本作だと言われています。

ディレクターに坂口博信氏、シナリオに河津秋敏氏、音楽に植松伸夫氏とサガシリーズでも目にする面々が開発に加わり、
美術担当としては幻想的な絵柄で評価されている天野喜孝氏を起用しています。
プログラムはイラン人の天才プログラマーと謳われたナーシャ・ジベリ氏が主に関わっており、
飛行船の4倍速度移動等のファミコンスペックを越えた挙動はこの人無しには実現不可だったと言われてますね。
開発中に本作プログラムについて国際電話で質問した所、ナーシャ氏の頭には全部入ってて、通話で正確に対処してくれた等の伝説も多い人物です。

本作の国内販売数は約52万本で、ファミ通のクロスレビューではゴールド殿堂入りを果たしています。
確かファミマガでの坂口氏へのインタビュー記事によると「FFシリーズはあえてシナリオを繋げず、毎回新しくする事で新鮮な空気で開発する事ができる」と言っていたかと思います、どのナンバリングから初めても大丈夫な造りなのは利点といえるかもしれませんね。

ちなみに続編の「FF2」ではレベル制を排し、物理で戦えば力が、魔法で戦えば知力を上がるといった成長システムを採用しています。
こういったチャレンジ精神も先のインタビューで言ったやりたかった事なんだと思いますね。

本作のゲームシステムとしては「ワールドマップがある、飛行船というエンカウント無しの高速移動手段がある、戦闘がサイドビューで簡易アニメーションする」といったドラクエには無い特長に富んでおり、RPGとしての完成度は初代からすでに高かったと思います。


シナリオ自体はファンタジーですが、途中で機械やロボットが出てきたりとSFチックな部分も混ぜてるのは当時としては攻めてるなと思いますね。
ハイドライドとかファンタシースターとか他にもあったとは思うけどw

そしてゲームバランスの方は…
前述した通り職業格差が激しく、ザコ敵もかなり強めな為、編成次第ではクリア出来ずに投げた人もいたんじゃないかと思いますね。
ただそれでも当時としては十分に高クオリティな部類です。星を見るひととかゲゲゲの鬼太郎2とか普通にクリア不可ですからね(´ω`;)

内部的なバグも割と多く、
例えばストライの魔法は「攻撃力が上がった!」と表示されていながら全く変わってないといったバグが散見されます。
レベルの高いプログラミングだけに細かい所に粗が出易いのかな(´ω`;)

今回セカンドプレイするに当たって、レベルは大分上がりにくく設定されているなと改めて感じましたね。
固定エンカポイントで腰を据えてレベル上げしないと辛い。こういうレベル上げもレトロゲームあるあるですね!

本作のレベル上げは異常に時間が掛かるので、それも含めて楽しみたいならピクセルリマスター版をお勧めしたいですねヽ(*'▽')ノ

当時の思い出

僕が最初に遊んだFFは「3」でして。当時は小3くらいだったと思います。
いきなり3かよと我ながら思いますが、貧乏ボーイとしては友人から借りて遊ぶのが主だったので、拘ってられなかった現実もありましたね。
それに前述した通り、FFシリーズはナンバリングの繋がりは一切ないので、結果的にどれから遊んでもOK!

遊んだ順は「3→2→1」で、本作を遊んだのは確か小5だったと思います。
出荷数が比較的少なかったのか、中古ソフトで2000円くらいした気がします。
ワリとRPG慣れしてた歳だったので、我ながらコツを掴んだプレイをしてたと思いますね。

ファミマガ(当時のゲーム雑誌)にRPGの簡易フローチャートを載せた付録がありまして。

これを見ながら夏休みに攻略した覚えがありますね。付録のおかげで進行に迷う事はありませんでした。
ちなみに当HPの簡易攻略フローチャートはこの付録をモデルにしていますw

ただお勧めPT編成までは書いてなかったかと思うので、
確か「戦士、シーフ、白魔、黒魔」編成でプレイしてました。
モンクは素手メインって時点で弱そう、赤魔は半端者という偏見で選びませんでした( '~';)
でも実際は赤魔は白黒魔の上位互換で、シーフは逃げるしか能の無い産廃キャラなんですよね

つまり戦士以外は地雷のPT!当時の僕はよくクリア出来たな( '~';)
ヘイスト重視で戦士を軸に攻めれば案外何とかなってたのかもしれません。
あとラストダンジョンに落ちてるマサムネを忍者に装備させて大分助かった気がします。

FF3の長すぎるラストダンジョンや、
FF2の回避率至上なシステムにも面喰いましたが、
本作もザコ敵の麻痺ハメや職格差等で粗削りさを感じましたね。とはいえファミコンRPGの中ではよく出来てると思います!


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