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●ドラゴンボールゼノバース - レビュー(ネタバレ含む)※ストーリークリア、PQ40種類程クリアした時点でのレビューです。【2015.3.2】


GOOD POINT(長所)


迫力のあるアクションゲーム
 

肉弾戦をしたりピシュン(瞬間移動)を繰り返して延々吹っ飛ばしたり、極太気功波を撃ったりと視覚的に迫力がある。

効果音も原作のモノを使用しており、ドラゴンボールファンなら燃える要素と言える。

ただ、格闘ゲームというにはやや大味なシステム。勝っていくにはある程度システム的に有利な気弾攻撃に徹したり、強い技ばかりを撃ったりと作業的になっている。


オリジナルストーリー
 

バンナムが出すドラゴンボールにしては珍しくオリジナルストーリーを採用している。
(過去作の「ドラゴンボールZ Sparking! NEO」にはifストーリーという形で有った事もあるが、DBゲーの中では比較的少ない)
 

黒幕は誰なのか?協力してくれる怪しげな男の正体は?等、ストーリーの引力は飽きさせない程度にある。

但し、歴史改変という内容である事も相まって、原作を知っている事が大前提としてある。(DBを知らない人が購入する事はまず無いとは思うが…)

ちなみに、ストーリークリア後も「刻蔵庫」に行けばいつでもストーリーを閲覧可能。


BAD POINT(問題点)


アバターの名前に平仮名、カタカナが使用不可
 

外国での販売も視野に入れているのか、アルファベットや数字しか使用できない。
 

しかし悟空をはじめとした他の全キャラは普通にカタカナや漢字。事情は知らないがなんとか出来なかったのだろうか?


ロビーとなる町が広すぎる
 

本作のベースとなる「トキトキ都」はとにかく広い。多数の別プレイヤーも集う場所でもある為、ある程度仕方ない事なのだが…
 

また、移動手段が歩行しか無い為、各地を周るのに時間がかかる。せめて各主要地点へのワープ、高速移動等は欲しかった所。


半強制オンラインプレイ(PS3)
 

本作起動時に、必ずゼノバースサーバー接続を試みる為、回線状況が悪かったりでログイン出来なかった場合、ゲームそのものが開始出来ない。

タイトルオプションでオフラインかオンラインかの選択は出来ず、回線を抜いた状態でPS3を立ち上げてゼノバースを開始しても「ログイン出来ませんでした」と表示されプレイ不可。

説明書には「オフラインでのプレイも可能です」とあるが、実際は不可能。
初期起動時にオンライン可能だった場合はオンライン前提になる設定なのかもしれないが…それはそれで選択可能にすべき。

例として、2015年3月1日の夜はサーバートラブルでログインが出来なくなったが、こういった状況になると実質ゲームそのものがプレイ出来ない事になってしまう。
完全オンラインゲームじゃあるまいし…オフラインでソロプレイも可能な様にして欲しかった所。


処理落ちが酷い(PS3)
 

あくまでPS4でのプレイを主体とした開発なのか、頻繁に処理落ちが起こる。
 

具体的には「多くの別プレイヤーとNPCがいるトキトキ都」「多人数バトル」で起こり易い。


BGMが低レベル
 

全てのBGMが耳に残らないレベル。原作のBGMは使えなかったのだろうか?

そもそも敵から離れていると無音になる仕様の模様。遠距離から攻撃し続けると戦闘終了時も含めて無音ということがザラ。


近接格闘が不遇すぎる
 

近接格闘に対するアクションが多く、実質格闘は死んでいる。

まず後半になる程高い確率で「ガード」される。
これをされなかったとしても「ピシュン(瞬間移動)」や回避アクション(必殺技の一種)で格闘コンボ被弾中であっても常時脱出出来てしまう。

これにより、近接格闘(通常攻撃)は技力を貯めるまでのアクションに過ぎず、メインで攻める攻撃方法には成りえない仕様になっている。


操作説明が不十分すぎる
 

×ボタン2回で「下降」、(△+○)で吹き飛ばし攻撃、そこから×ボタンで「追撃」等、多くのアクションが説明書にもゲーム中チュートリアルでも説明されていない。

特に「下降」は必要なアクションな為、混乱したプレイヤーが続出した。(L3ボタン押しでも「下降」は出来るが、とっさにやれる内容ではない)


運の要素が大きい
 

パラレルクエストクリアで得られる報酬は一覧で見る事が出来るが、それらを入手出来るかどうかは殆ど運な上、かなりドロップ率は低い。
一例として挙げると、PQ22の報酬の一つとして必殺技「デスボール」があるが、管理人はこれをゲットするのに30回以上クリアしている。(殆どのモノがこのくらい出難い)

さらに各師匠の出現条件を満たしていても、居るかどうかは運。ただ理不尽で面倒なだけで、何故こうしたのか全く分からない。


COMMENT(概要・特徴)

本作はこれまで数多く発売されているドラゴンボールの格闘ゲームの一種ですが、TOP頁で記載した通り、色々な要素を盛り込んだ意欲作となっている。
加えてPS4での最初のドラゴンボールゲームという事もあり、売上数は結構伸び、思った以上の注目作となった模様。

管理人自身も発売日に購入し、一通り遊んでは見たものの…正直プレイヤー視点に立った造りをしていないなと感じました。
本作のファンの人すいません。以降結構な酷評となります。

一言で言って、「人気作のキャラゲーだからテキトーでも売れる」と胡坐をかいて作っているのが透けて見える様な作品でした。
「トキトキ都の移動の手間」だとか「BGMのクオリティ」とか「近接攻撃が死んでいる」とか、数分テストプレイすれば分かる事だろうに…
他にも完全オフラインプレイ出来ないとか、実質遠距離気弾ゲーになってるだとか、全て良いゲームを作ろうという思考を放棄した作品としか感じられませんでした。

格闘ゲームとして、対戦出来る仕様になっている以上は、然るべきバランス確保は必須だと思いますが、
実質「超サイヤ人になってデスボール投げてれば必ず勝てる」というのは、もはや格闘ゲームではない。単なる作業ゲーです。
「強すぎる技は禁止」といったプレイヤー同士の楽しみ為の知恵はどんなゲームでも介入出来るかとは思いますが、格闘そのものが死んでいるのはどうにもならない。
とりあえず「超サイヤ人」を封印すれば対戦らしくなるかな?

あとBGMがあまりにも低レベルなのも気になりました。こんなんで燃えられるか!?戦えるか!?と誰しも思うであろうクオリティ。
ファミコンの「強襲!サイヤ人」や「激神フリーザ!!」は良BGMばかりだったのに…思い出補正もあるかとは思いますが。
いっそレイジングブラストの様に原作BGMを持ってくれば良かったのでは(´□`。)

他にも言いたい事は山ほどありますが、アップデートである程度改善される事も期待出来るし、
エンディングを見る限り続編を作りそうな感じもするので、次回作に期待したいですね!
「次はオラがやる」と言っておいて続かなかった前例もあるので、完全に期待出来ないのが辛い所ですが…(;´ー`)


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