ゲームの里

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ドラゴンボールゼノバース / レビュー(ネタバレ含む)

長所(Good point)

迫力あるアクションゲーム

 
  • 肉弾戦をしたりピシュン(瞬間移動)を繰り返して延々吹っ飛ばしたり、極太気功波を撃ったりと原作さながらの視覚的に迫力ある戦闘が楽しめる。

  • 効果音も原作のモノを使用しており、ドラゴンボールファンなら燃える要素と言える。

  • ただ、格闘ゲームというにはやや大味なシステム。勝っていくにはある程度システム的に有利な気弾攻撃にある程度徹する必要があったりと作業的になっている。

オリジナルストーリー

 
  • バンナムが出すドラゴンボールにしては珍しくオリジナルストーリーを採用している。過去作の「ドラゴンボールZ Sparking! NEO」にはifストーリーがあった事もあるが、DBゲーの中では比較的少ない。

  • 黒幕は誰なのか?協力してくれる怪しげな男の正体は?等、ストーリーの引力は飽きさせない程度にある。

  • 但し、歴史改変という内容である事も相まって、プレイヤーは原作を知っている事が大前提としてある。DBを知らない人が購入する事はまず無いとは思うが…。

短所(Bad point)

アバターの名前にアルファベットか数字しか使用できない

 
  • 外国での販売も視野に入れているのか、アルファベットや数字しか使用できず、平仮名・カタカナ・漢字等は使用不可。

  • しかし悟空をはじめとした他の全キャラは普通にカタカナや漢字。事情は知らないがなんとか出来なかったのだろうか?

ロビーとなる町がムダに広すぎる

 
  • 本作のベースとなる「トキトキ都」はとにかく広い。多数の別プレイヤーも集う場所でもある為、ある程度仕方ない事なのだが…

  • また、移動手段が歩行しか無い為、各地を周るのに時間がかかる。せめて各主要地点へのワープ、高速移動等は欲しかった所。

  • 続編である「ゼノバース2」ではまさに上述のテコ入れが成され、改善されている。

半強制オンラインプレイ(PS3)

 
  • 本作起動時に、必ずゼノバースサーバー接続を試みる為、回線状況が悪かったりでログイン出来なかった場合、ゲームそのものが開始出来ない。

  • タイトルオプションでオフかオンかの選択は出来ず、回線を抜いた状態でPS3を立ち上げてゼノバースを開始しても「ログイン出来ませんでした」と表示されプレイ不可。

  • 説明書には「オフラインでのプレイも可能です」とあるが、実際は不可能。初期起動時にオンライン可能だった場合はオンライン前提になる設定なのかもしれないが…それはそれで選択可能にすべき。

  • 一例として、2015年3月1日の夜はサーバートラブルでログインが出来なくなったが、こういった状況になるとゲームそのものがプレイ出来ない事になってしまう。完全オンラインゲームじゃあるまいし…オフラインでソロプレイも可能な様にして欲しかった所。

処理落ちが酷い(PS3)

 
  • あくまでPS4でのプレイを主体とした開発なのか、頻繁に処理落ちが起こる。

  • 具体的には「多くの別プレイヤーとNPCがいるトキトキ都」や「多人数バトル」で起こり易い。

BGMが低レベル

 
  • 全てのBGMが耳に残らないレベル。レイジングブラストの様にアニメのBGMは使えなかったのだろうか?

  • そもそも敵から離れていると無音になる仕様。演出としては理解できるが、遠距離から攻撃し続けると戦闘終了時も含めて無音ということがザラ。

近接戦闘が不遇すぎる

 
  • 格闘戦への対処法が多すぎる為、実質遠距離攻撃がメインになってしまう。

  • まず後半になる程高い確率でガードされる。これをされなかったとしてもピシュン(瞬間移動)や回避アクション(必殺技の一種)で格闘コンボ被弾中であっても常時脱出出来てしまう。

  • これにより、近接格闘(通常攻撃)は技力を貯めるまでのアクションに過ぎず、メインで攻める攻撃方法には成りえない仕様になっている。

操作説明が不十分

 
  • ×ボタン2回で「下降」、(△+○)で吹き飛ばし攻撃、そこから×ボタンで「追撃」等、多くのアクションが説明書にもゲーム中チュートリアルでも説明されていない。

  • 特に「下降」は必要なアクションな為、混乱したプレイヤーが続出した。L3ボタン押しでも「下降」は出来るが、とっさにやれる内容ではない。

運の要素が大きい

 
  • パラレルクエストクリアで得られる報酬は一覧で見る事が出来るが、それらを入手出来るかどうかは殆ど運な上、かなりドロップ率は低い。

  • 一例として、PQ22の報酬で必殺技「デスボール」があるが、管理人はこれをゲットするのに30回以上クリアしている。殆どのモノがこのくらい出にくい。

  • さらに、各師匠は出現条件を満たしていても、居るかどうかは運。師匠ごとに居るポイントを設ければ良いだけの話なのに、理不尽かつ面倒なだけの仕様で、何故こうしたのか全く分からない。

感想(Comment)

本作はこれまで数多く発売されているドラゴンボールの格闘ゲームの一種で、「タイムパトロール新人として、歴史改変を防ぐべく日夜闘う」という内容となっている。キャラクターを作成し、原作に登場する技や服装を好きに着けてドラゴンボールの世界をお馴染みのキャラ達と自由に戦える意欲作となっている。
PS4での最初のドラゴンボールゲームという事もあり、売上数は結構伸び、思った以上の注目作となった模様。

管理人自身も発売日に購入し、一通り遊んでは見たものの…正直プレイヤー視点に立った造りをしていないなと感じました。本作のファンの人すいません。以降結構な酷評となります。

一言で言って、「人気作のキャラゲーだからテキトーでも売れる」と胡坐をかいて作っているのが透けて見える様な作品でした。「トキトキ都の移動の手間」だとか「BGMのクオリティ」とか「近接攻撃が死んでいる」とか、数分テストプレイすれば分かる事だろうに…後半は実質遠距離気弾ゲーになるだとか、全て良いゲームを作ろうという思考を放棄した作品としか感じられませんでした。

格闘ゲームとして、対戦出来る仕様になっている以上は、然るべきバランス確保は必須だと思いますが、実質「超サイヤ人になってデスボール投げてれば必ず勝てる」というのは、もはや格闘ゲームではない。単なる作業ゲーです。「強すぎる技は禁止」といったプレイヤー同士の楽しみ為の知恵はどんなゲームでも介入出来るかとは思いますが、格闘そのものが死んでいるのはどうにもならない。とりあえず「超サイヤ人」を封印すれば対戦らしくなるかな?

あとBGMがあまりにも低レベルなのも気になりました。こんなんで燃えられるか!?戦えるか!?と誰しも思うであろうクオリティ。ファミコンの「強襲!サイヤ人」や「激神フリーザ!!」は良BGMばかりだったのに…思い出補正もあるかとは思いますが。いっそレイジングブラストの様に原作BGMを持ってくれば良かったのでは(´□`。)

他にも言いたい事は山ほどありますが、そもそもPS3でプレイしたのが良くなかったのかも…今から買う人がいるならPS4でプレイする事を強くお勧めしたいですね。
エンディングを見る限り続編を作りそうな感じもするので、次回作に期待!


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