top

●アレサ - レビュー(ネタバレ含む)


GOOD POINT(長所)


マテリアの独り言システム
 

フィールドを歩いていると唐突に「次は○○に行こうっと」等、次に行く場所を大体示してくれる為、迷う事はあまり無い。
 

しかしコレは不意に起こる事であり、故意に起こす事は出来ない。(続編では改善されている)


ゲーム性を高める数々の独自システム
 

会話のスピードを変更する「テキストスピード設定」
 

歩行スピードを変更出来る「スクロールスピード設定」

パーティキャラの名前をいつでも変更出来る「ネームチェンジ」

リセットしなくともセーブ地点まで戻れる「ロード」


障害物にぶつかっても自動的にスルッと避けてくれる「ファジーシステム」


漢字フォントの採用


エンカウントカット
 

主人公のLVがその地域(あるいはダンジョン)のLVを上回ると、そこの敵が一切出現しなくなる。
 

ゲーム進行の快適性を高める要因となっているが、お金が手に入らなくなるという弊害がある。


BAD POINT(問題点)


荒のあるバランス
 

のっけからザコにやられる可能性が大なゲームバランス
 

中盤にさしかかっても2,3発食らうとやられる事もザラ。(それでもムリゲーって程の内容ではない)


内容が単調
 

殆どが「ひたすらダンジョンをクリアしていく」だけのゲームとなっている。
 

ストーリー性も薄く、さらにエンディングも不完全燃焼感がある。


ダンジョンが複雑
 

砦(ダンジョン)の場合、後半になるほど複雑な立体構造となっており、とにかく迷いやすい。
 

フラグの取り忘れがあると、その複雑極まる道を戻るハメになる。


商品の超インフレ
 

全世界の宝箱を開けても計600万PERAくらいしかないのに、スーツアーマーが620万PERAする。これは極端な例だが、他の商品も大体高い。
 

しかも「一定LV以上になると敵が出ない」「イベントアイテムの殆どは購入するモノ」という仕様の為、
装備の購入はかなりの計画性を持って行わなければならないシビアさがある。



とはいえ、最強装備の殆どは拾えるモノなので高価な装備は買う必要がないのが救い。


そもそもケタがムダに多い。ゼロを2つ減らした方が見やすくなるだろうに…


COMMENT(概要・特徴)

GBソフトの中では初期に発売されたRPG。アレサシリーズはGBで3本発売されている。
当時は「GBの容量とモノクロ画面ではRPGは難しい」と思われていたご時世だったが、ヘタなFC作品よりも完成度の高いRPGだと思われる。

上述の長所欄の通り、オリジナリティに富んだ各種システムは他にはない大きな魅力だと思う。
特に漢字を使ったフォントとグラフィックは特筆すべきモノがある。
ちょっとちゃちい
あまりグラフィックの質は高くないが…続編から進化を遂げるので注目されたし。
ついでに話す際に口パクもする。(何故かナレーションの時も口パクをする)

しかし、そういった数々の独特なシステムが光る一方で、以下の様なツッコミ所もある。


ボスの立場
 

強さが【大ボス=直前の中ボス】の場合が多々ある(その地に名を馳せているエルコンドル等)
 

もっとヒドいものになると【中ボス>大ボス】の場合すらある
(ミラクルソードを持ったミゲルよりも直前に出てくるイブリスの方がHPも強く、一撃必殺のデススペルも脅威)



マブーテの地下牢にて
 

囚われのシビルを救出し、後に仲間になるというストーリーになっているが、実はシビルは助けなくても仲間になる。
 

ちなみに、上述の様に進行してから地下牢に行くとシビルがいる。どっちが偽物なんだって話だ…


単純にフラグ管理が甘いだけなのだが、結構このようなポイントは本作に数多く存在している


父、リパートンについて
 

アレサ王国の王リパートンは、生前は優秀な魔法使いだったという話がある…のだが、
3に登場するリパートンは一切魔法が使えないパワーファイターである。(武器はメテオやマルチボルトといった魔法っぽいモノだが)
 

ちなみにリパートンの妻であるファミルザは魔法剣士。妻と勘違いしていたのだろうか?
せっかくの設定が反映されていない気がする。

魔法使い?
等と荒い点がいくつか見受けられるものの、個人的には名作だと思ってます。
町人や敵兵士のセリフもちょっと面白かったりしますw
セリフ1 セリフ2 セリフ3

メインストーリーは…残念ながらさほど良くはない印象。
主人公の目的は「自分の生まれ故郷であるアレサ王国を滅ぼした魔王ハワードの撃退」だが、最後は結局ハワードをとり逃がしてしまう。
まるで打ち切りENDの様な不完全燃焼感。
この時点で続編の投入は決定していたのかもしれない。


ストーリーの未完っぷりはどうしようもない所ではあるが…
アレサは「続編もセットの作品」と割り切ってプレイすると良いのだろう。
おわり

なお、シビルは続編2作ともに最後に現れては美味しい所を持っていき、
ドールは今後のアレサ作品全てに登場する事から「真の主人公」という解釈をするプレイヤーも少なくないらしい。



★パッケージ
パッケ表 パッケ裏
漢字処理が可能!パーティ編成も可能!等、当時のGB-RPGのレベルを感じさせる表示内容である。


アレサ TOPページへ

TOPページへ