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●ZOIDS2 ゼネバスの逆襲 - レビュー(ネタバレ含む) 記載日:2017.6.11


GOOD POINT(長所)


戦闘が面白い
 
今でいう所のFPSに近い内容で、コクピット視点で敵からの攻撃を回避し、武装を撃って攻撃する内容。
テクニックさえあればどんな強敵も勝てる為、達成感がある。

逆にいえば、テクニックが無ければかなり辛い事になる。(マッドサンダーでもデスザウラーに3回攻撃を食らえば撃墜される等)
アロザウラー等の小型ゾイドでもデスザウラーを完全に翻弄するというありえない一面も。


BAD POINT(問題点)


攻略ポイントが分かり難い
 
本作は「全体の半分の町に隠し階段がある」と言って良いくらい階段が隠されている。メインストーリーにも隠し階段が関わっている事が多く、探すのに苦労する。
 
それもRPGの醍醐味と言われればそれまでだが、一部分かりにくかったりノーヒントだったりする部分もあり、実際多くのプレイヤーが詰んでいた。
多くのヒントは賭け事に勝つと聞けるが、ヒントが6種あるという事自体が分かり難い。当時の管理人も1回勝ってサヨナラしていた。

管理人はインターネットが無い当時、「ダリオス南の支流」「ミーバロス先の抜け道」「クックの牢屋の隠し階段」「クックの井戸、及びその先のホバークラフト」が分からず、
長期間詰んだ経験がある。攻略本もレアな類だった為、クリアに数ヶ月を要した。

さらに海がムダに広く、世界MAP的なモノも無い為、ノープランで海に出るとそのまま漂流…何てこともザラ。


3Dダンジョンが不要
 
本作には3Dダンジョンが2箇所存在するが、エンカウントもイベントも宝箱も無く、ただ複雑なだけの通り道となっている。存在自体が不要。

また、3Dダンジョンは必ず暗闇の為、「サーチライト」か「赤外線スコープ」が必要となるが、いつまた3Dダンジョンがあるかもしれないと思うとこれらが手放せない。
(しかも本作はアイテム欄が多くは無い)。人によっては「MAP」も手放せないアイテムとなってしまう。
 
階段昇降直後に「階段を昇降しますか?」と聞いてくるが、今来たばかりなのに戻るワケがないだろと突っ込みたくなる。
パパス状態の誘発を狙っているのか?と邪推してしまう。さらに階段を昇降する度に消灯される為、再度灯りを点ける手間がある。

しかし、ウィザードリィ等と同様、十字キーだけでスムーズに移動が可能だったりと直感的に動き易い内容となっているのが救い。
「ドラゴンボール3 悟空伝」とはえらい違い。


カタカナが用いられていない
 
ロボットゲーでありながらカタカナは用いられていない。「アロザウラー」なら「あろざうらー」となっており、
武装も同様に「ビームライフル」なら「びーむらいふる」。カッコ良さ-99%。

ゲーム容量2Mも搭載していながら何故カタカナを使わなかったのか?疑問は深まるばかり。


COMMENT(概要・特徴)

ゾイドを題材にしたRPG第2弾。
恐らくゾイドファンにとっては夢の様な作品だと思われるが、実は管理人はゾイドの事を良く知らないばかりか第1作目を未プレイというケシカラン奴だったりする。
友人の家でプレイさせてもらって、戦闘の面白さからついついのめり込んだのがプレイのキッカケでした。

戦闘は良くも悪くもテクニックでなんとか出来てしまい、アロザウラーでデスザウラーを圧倒、なんて事も割と容易に出来たりします。(多分原作じゃ在り得ないんだろうなぁ…)
それじゃヌルゲーなのか?と言われると、敵機で弾が見えなかったり、被ダメが大きかったりと結構油断出来ない為、それなりに緊張感はあります。

ただ前述の通り、どこに行って良いのか分からなくなるのが大きな問題でした。
あのドラクエ3から1年後に発売され、容量も同じ2Mです。なのに、このクオリティは…( ノД`)
当時よくクリア出来たなと思いますね^^;


全てのダンジョンも、ただややこしいだけの迷路、というのも面白みに欠ける部分ですね。
イベント、ギミック、宝箱といったダンジョンの面白さが全く無く、ただ奥に行って用事を済ませるだけ。唯一救いなのは、大抵ゴールに帰り道が用意されている事。

ストーリー面も描写が少ない為、やや分かり難くなっています。
割と心に残るのは帝国によって滅ぼされた町が多い事ですね。特に冒頭で平和な町並みを見た場所が滅ぼされる事については辛いモンがあります。
r1 r2
言葉少なに恐怖にヤラれた感があるセリフ。
戦争そのものはトップの兄弟喧嘩が根っこにあるみたいですが、原作が気になる所ですね。
他にも「共和国兵士である主人公に補給所を利用させた事が原因で村が消滅」とか「双子の村の片方が主人公を罠にハメて帝国基地に誘導する」とか、帝国の威圧感がハンパ無い。

恋人が戦争の犠牲となって失われるイベントもありますが、これは
ストーリーフラグに無い為、ヘタすると会う事もなく、死に目に会わない事もあるという別の意味での悲劇。
大抵はフラグに無くとも殆どのイベントは通る様にはなってますが、フラグガバガバである事は否めません。ストーリー描写も薄く、子供だと理解が難しいかも。

総論として本作は、RPGとしては総じてダメと言っても過言ではないでしょう。発売時期的にはもっと頑張れたんじゃないかと思わされる。
これだけは自信を持って言える。当時のプレイヤーの大半はクリア出来ずに投げたに違いない。
戦闘が面白かっただけに、惜しい作品でした…ゾイドファンなら面白さに補正がかかるかも(´▽`;)


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