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●じゅうべえくえすと - レビュー(ネタバレ含む)


GOOD POINT(長所) 同じ開発会社が製作した過去作品「貝獣物語」との比較になります。


主人公の剣技
 

主人公はLVが上がると数々の剣技を覚えていく。
 

ただ単純に強い・弱いの区分けはされてなく、それぞれにメリット・デメリットがある。

これにより、貝獣物語の主人公のような実質攻撃するだけの戦士キャラに留まっておらず、戦略性をより高めている。


アイテムがかさばらない
 

貝獣物語では重要アイテムが多く、アイテム欄が埋まる事が多々あったが、
本作ではそこまで重要アイテムが多くなく、かつお役御免になったらきちんと無くなる仕様な為、極めて快適だった。


ボリューム満点
 

10の巻に及ぶ長編となっており、遊び応えは十分。(人によってはBAD POINTにあたる所かもしれないが)


アイテム探しの面白さ
 

ジロキチのスパイ活動による、敵の拠点情報の調査(城の巻物)
ウルフの特技「スコープ」による埋没アイテムの探索等が面白い。
 

こういった探究心をくすぐる仕組みもRPGの醍醐味と言える。


BAD POINT(問題点)


歩きにくい
 

移動時に方向キーをチョン押しすると向いている方向を変えられる仕様になっている為、若干のタイムラグが存在する。
 

「さがす」コマンドが目の前を調べる仕様だからそうしたのだろうが…こうなるくらいならドラクエ方式にして欲しかった所。


エンカウント率が高い
 

一定歩数でエンカウントとかでなく、毎歩エンカウント判定がかかっている。
 

その関係で、戦闘終わって1歩踏み出したらまた戦闘などというイライラ展開が頻繁に起こる。しかも本作のザコは異様に強い。


歩数がかさむとエンカウント率が上昇などのシステムにすれば良かったのではないかと思う。
(敵が出なくなる超力「いないぱー」もあるが…消費超力が高く、40歩程しか効果がない為微妙)


宝箱に罠かかりすぎ
 

ダンジョンの宝箱の8割くらいは罠がかかっており、そのたびにジロキチを呼ばなければならない。
 

しかもその中身はどうでも良いモノが大半(カラッポであることすらある)
本作のダンジョン攻略のテンポを著しく落としている要因になっている。


預り所が無い
 

銀行があるのに預り所はない。アイテム欄の空きに困る事はさほどないのだが…
 

タスカルオールがエイリアンドール戦(敗北戦)で全部無くなってしまうのは理不尽以外の何物でもない。


最後に町全滅
 

終盤になると柳生とホルクロア以外の町が全滅する(フィールドから完全に無くなる)
 

ストーリー的にも利便性的にも、これはやりすぎなのでは…。せめてFF2の竜巻イベントの様に、町1,2個に留めて欲しかった所。


COMMENT(概要・特徴)

時代劇的なRPG?と思わせて…実はSFチックな話となっている。(最強武器に至ってはレーザーソード。それまでは刀だったのに…)
ファミコン作品の中ではクオリティが高い部類に入るんじゃないかと思います。

開発は「
貝獣物語」を手掛けたバースデイで、システム的に似ている所も多々あります。
「助っ人システム」も後に発売される「大貝獣物語」で使用されており、そのベースとなった作品と言えるのではないでしょうか。

ただBAD POINTでも書きましたが、最後の「町全滅イベント」はやりすぎかなと思います。
薩摩の町なんて2回滅びるという悲しすぎる展開に…大貝獣物語1・2といい、バースデイは悲しい展開が好きなのかもしれませんね。

主人公が過去に帰って歴史を戻すということなので、一応ハッピーエンドなのかな?

助っ人も2人ほど死んでしまいますが、こちらは逆にエンディングで復活してるというご都合主義な展開に。

戻れたの?
さばのすけも人間に戻れたらしいですが…どうみても戻れてないw
元々人間離れしてた姿だった…というオチのつもりなんだろうか?


あとは本作中盤でサメを「宇宙船に乗せてあげるから、向こう岸まで送って」と騙す所なんかはちょっと心に響くモノがありましたね。
送った先で「のせて のせて」って純粋にお願いしてるサメに哀愁を感じた…

可哀そう


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