ゲームの里

レトロゲーム&新作ゲームの攻略・解析・裏技・レビュー等の発信を目的としたホームページです。
新約ラストバイブル3 夢幻の英雄 TOPページへ

新約ラストバイブル3 夢幻の英雄 / レビュー(ネタバレ含む)

長所(Good point)

★ゲームシステムの改善(前作比)
  • 移動中のキャラ等身が伸びた。例えるならファイナルファンタジー5→6。
  • 移動速度が1.5~2倍くらいに加速した。
  • 仲魔にする手段に服従リングが追加された。例えるならドラクエ5。
  • エンロールの成功率が100%になった。
  • 一度仲魔にした事のある魔獣をお金で錬成出来るようになった。
  • 道具欄と預り所が拡張された。
  • 道具、装備の表示がそれぞれ専用になり見易くなった。

短所(Bad point)

★不便な点が変わっていない
  • メッセージ送りがAボタンでしか出来ない為、移動中は回復魔法を連打してしまうリスクがそのまま。
  • 属性耐性表記が逆。(耐性なら数値が上がる程強くなるハズが逆になっている)
  • コンバックの演出が長い。
★ボスとの遭遇が唐突
  • あるポイントに到達するとイベントが始まり、そのままボスとの戦闘が始まるパターンが多い。
  • 前作はボスが見えている事が多く、事前に準備が出来る仕組みになっていた。何故不親切な方向へシフトしたのか?

感想(Comment)

本作は新約ラストバイブルの3作目で、元々は2010年にガラケー向けに配信され、本作は2022年末にswitchで配信された移植版になります。

ゲームシステムは前作から色々と改善され、特に移動速度が地味に速くなったのが大きいです。

ただストーリー面に関しては前作に比べてパンチが足りない印象を受けました。「1・2」は悲劇的で印象強い上に後半で更なる衝撃展開を迎え、終始飽きる事がありませんでしたが、今作は及第点と言うかよくある話のRPGになってしまったなという感想。過去作が良すぎたのか!?
しかし「前作キャラの子供が登場する」「転生し続ける主人公の法則が明らかになる」等、新約LB好きには嬉しい展開も多いです。

前作キャラの子供が出ておいて時系列は「3→2→1」となっているトンデモ設定なようで…

黒幕は「1」のラスボスなので、不完全燃焼感のある終わり方です。
まあ過去作をやらないで今作をやる人もそういないとは思うけど…(´ω`*)
そういう意味では今作は新約LBファン向けの設定補完的な意味合いも強いのかなー。「3」というより外伝みたいな。

難易度としてはLBシリーズとは思えない程ヌルゲーでした。これまでが鬼畜級に難しかっただけに落差が激しい…こりゃ攻略サイト要らないなってレベル(´ω`; )
ザコは市販品(アギメイル等)を知力極のキャラで振るっていれば簡単に一掃できて、終盤のボスも力極の主人公ならフォースブレイク一発で終わる事が多いです。

大天使がバッタバッタと一撃でやられていく図。裏ボス以外はラスボスを含めて大体こんな末路を迎えます

これまでがあんなに鬼畜ゲーだったのにどうしちゃったの!?
「1」のラスボスは3体もいる上に神曲&フォースとか鬼畜すぎるだろ!とか、「2」のラスボス攻撃力500×99回って何だよ!とかいった怒りのクレームでも飛んできて難易度見直したんだろうか…
ただヌルゲーというよりは標準的な難易度だと思います。「1・2」が酷すぎただけで(´ω`;)

まあLB系はいつも苦労させてくれてたから、たまにはこういうのも良いのかなw

最後に殺されたハズのヒロインが現れ、ドラクエ4チックにハッピーエンド。
ココもちょっとLB系っぽくないけど、多分一番報われた主人公じゃないかと思いますヽ(*'▽')ノ


新約ラストバイブル3 夢幻の英雄 TOPページへ

TOPページへ
ページのトップへ戻る