ゲームの里

レトロゲーム&新作ゲームの攻略・解析・裏技・レビュー等の発信を目的としたホームページです。
ファイナルファンタジーレコードキーパー TOPページへ

ファイナルファンタジーレコードキーパー / レビュー(ネタバレ含む)

更新日:2018/10/18

長所(Good point)

★歴代FFのキャラクターを使って遊べる
  • ナンバリングタイトル1~15のキャラをはじめとしたキャラで自由にパーティ編成を行える。
  • 本作オリジナルキャラであるデシやウララ、期間イベントでキングダムハーツのソラといった全く別のキャラも仲間になる。
  • また、原作における敵キャラ等も仲間に出来る。FF1のガーランド、FF5のギルガメッシュやエクスデス、FF6のケフカ、FF10のジェクト等が該当する。
  • リリースから長い間に渡り、ストーリーらしいストーリーが無かったが、2018年初頭頃に「各作品の世界に跳んで歴史を追体験していく」というレコードダンジョンが追加され、ストーリー性がぐっと増した。また、このダンジョンは育成したキャラは使えない仕様の為、良く言えば初心者でも熟練者でも変わらず遊ぶ事が出来る。
  • レコードダンジョンはデシ(本作の主人公)を絡めたifストーリーである点も見逃せないが、一方でFF1が最初と最後だけであったりFF6で見所の一つであるハズの魔大陸のくだりがバッサリカットされている等、残念な点も見受けられる。全部を収録するのは難しいのも理解出来るのだが…。
★戦闘が奥深い
  • キャラクターが非常に多く、各々に特徴がある(セフィロスなら能力値は高いが装備可能武器が刀をはじめとして少ない。デシはなんでも出来るが能力面で低い等)。有用な必殺技を軸に、各キャラの役割をハッキリしたパーティを編成しないと勝利はおぼつかないシビアな戦闘となっており、遣り甲斐がある。
  • また、戦う場所のシリーズとキャラが一致していると「共鳴効果」が起こり、全能力が上昇する為、どんなキャラでも出番がある。
  • 高難度クエストは無課金プレイヤーには辛い内容だが、良くも悪くも報酬が重要なモノでない為、必ずしもクリアする必要が無い分「クリアするのに課金しなきゃいけないの!?」といった射幸心を煽る内容にはなっていない。
  • とはいえ、昨今で解放された「魔石クエスト」等のエンドコンテンツ攻略も遣り甲斐の一つではある為、人によっては「ガチャで良い技当てないとクリア出来ないよ!」と思う人もいるかもしれない。
★ゲームバランスが良い
  • この手のソシャゲをやっていると「急にぶっ壊れ性能の要素が実装してバランス崩壊」「強キャラが下方修正されて叩かれる」といった事が頻繁に起こり、作品の寿命を縮める事態が見られるものだが、この作品に関しては現状あまり見られない。
  • 逆に弱キャラの上方修正は度々行われている。下方修正は叩かれるが上方修正は基本歓迎されるという良い見本。
  • 「鉄壁のグリモア」等、一部必須級の装備(必殺技)はあるがフレンド召喚で使える他、無課金プレイヤーでも比較的ガチャが可能である事から課金面でのバランスも悪くないと思われる。
★原作BGMの採用
  • 原作BGMが原曲のまま流れる事が多く、例えばFF3ならちゃんとファミコンのBGMが流れる。原作をプレイした人からすると思い出補正も相まって気分を盛り上げてくれる。
  • FFシリーズでは似た様な勝利BGMも、ちゃんと各シリーズに合わせた勝利曲を採用している。良い意味で細かい。

短所(Bad point)

★ゲーム動作が全体的に重い
  • 戦闘中、エフェクト読み込みの為か稀にキャラの動きが一時停止する事がある。低メモリ機種の場合は強制終了となってしまう。これにより、低スペックのスマホの場合、ボス戦(長期戦)は実質不可能に近く、勝てる戦いも勝てないジレンマが生じる。
  • 2017年12月のアップデートをもって、低画質設定が可能になり、飛躍的に軽くなった。ただ、3周年になってまでやっと手を付けたのか…と思わなくもない。
  • 2018年5月をもってPC版(AndApp)がリリースされ、管理人の様にPCの方が良環境の場合はプレイがしやすくなった。プレイ環境の選択肢が増えた事は万人にとって単純に喜ばしい。勿論データ連携は可能で、プレイヤーの都合に応じてPCでもスマホでも同じデータで遊ぶ事が出来る。
★課金要素が高価
  • コンティニュー1回に97円、ガチャ1回に291円かかる。他作品に比べてやや高め。
  • ただミスリルは入手しやすい為、半額ガチャだけ引いていけば大体の装備は揃える事は可能で、無課金プレイヤーでもストーリーは十分追う事も可能。
  • 一方でエンドコンテンツの類も極めようとするなら全属性分のパーティを組まないとならない為、課金する意義は高めで、匙加減が絶妙。

感想(Comment)

【2015/3/30記載】
本作は人気RPG「ファイナルファンタジーシリーズ」を題材にした作品。4~6辺りの戦闘をベースにした作りで、FFシリーズの顔でもあるATBバトルを採用した楽しい戦闘がウリ。前述した通り、原作のBGMを用いているのも良い所ですね(´▽`)

ストーリーとしては「モグ博士の弟子である主人公が博物館の展示物であった各作品の記憶が奪われ、取り戻していく為に各世界にダイブして記憶を辿っていく」という内容。実際は数多くの原作ストーリーをBGMと相まって思い出させてくれるというむしろプレイヤーの記憶を辿っていくことになる。記憶を奪ったのは誰なのか?全てを辿った先に何が待つのか?現在は明らかになっていないが、今後が楽しみですね。
ストーリーは文章で説明される為、さほど面白くは無いモノの、本作の面白さはBGMと戦闘にあると思ってます。数多くのキャラが参戦しており、各々が違った強みを持っているのでパーティ編成が楽しい。最初は「物理系で固めてオートバトルでザコを蹴散らし、ボスは構える戦法で良いじゃん」と思ったモンですが、後半は通常攻撃だけで乗り切れる程甘くはなくなります。そうなると一転、魔法系も含めたアビリティが脚光を浴びてきたりと、要らないキャラが(ほぼ)存在しないといった奥深さが見えてきます。
殻を殴ると反撃がくる「ユーミル(FF6)」や、本体を先に撃破すると腕が爆発する「ベイガン(FF4)」等、原作を彷彿とさせる敵も多く居るのも魅力ですね。

ストーリー進行が作品によってバラつきがあるのが多少気になりますが…FF1はラスボスのカオス前、FF2もラスボス居城のパンデモニウム突入前まで早くも収録しているにも関わらず、FF5は未だに第一世界等。
参戦キャラのチョイスもちょっと気になりますね。主人公のフリオニールやバッツがまだ居ないとか。まあこれも今後の楽しみとして考えれば期待が持てます('▽'*)

今現在は毎週単位でイベントが行われ、ストーリーの解放も月単位で行われており、キャラ性能の修正も相まって精力的にゲームを作ってるなという意欲を感じる作品ですね。難易度100超えもぽつぽつ現れる様になり「この先ストーリーを追っていけるのか?」という不安がなくもないですが、最後まで楽しんでいこうと思えるタイトルです!

【2015/9/3追記】
大幅リニューアルが施され、以下の様な改善が行われました。 他にも、アビリティ単位で装着可能キャラが一覧で見れたり、出撃中でもクエストの詳細が見れたりと地味に細かい所も改善されている。あと、ノーマルダンジョンの各タイトルへのスクロールも12作品あるだけに地味に手間だったが、ショートカットを設ける事ですぐに任意のタイトルに飛べるようになった。

ユーザーの不満の声を聞いて、真摯にネガ潰しをしてくれた姿勢は素直に感心出来ますね。あとは資料室で全BGMが聴けたら言う事ないかな(´▽`)
※後に音楽室が追加され、イベント等で入手した音楽をいつでも聴ける様になりました。

【2016/5/24追記】
各タイトルの主人公クラスが概ね実装し、記憶結晶Ⅲが追加され、上限Lvが99になった。それに伴い、難易度180といった超難易度イベントクエも出てくる様になり、いよいよ「鉄壁」と「叫ぶ」が無いと辛い状況に…ただ高難度クエはクリアが必要というワケではないので、現状はスルーしています。後日にはマルチプレイ要素も追加されるとか…良い方向に転がるかどうか?

【2016/10/20追記】
本作の2周年イベントとして美味しいダンジョンやらラッキー装備召喚(ミスリル半分で10連ガチャ)が数回解放され、念願の「鉄壁のグリモア、さけぶ」他バースト必殺技を入手!バーストは話題の「オニオレット(全員の攻・魔+30%、ヘイスガ)」を含んでおり、万能に強いオニオンナイトが運用可能に。一気に戦力upしたので楽しくなってきてます。やっぱこのゲームは装備ありきだな…(´▽`;)

【2018/5/15追記】
各FFのキャラも全て実装され、敵側(エクスデス、ケフカ等)までもが仲間として運用が可能になり、文章でしかストーリーが展開されていなかった「ノーマルダンジョン」とは別に「レコードダンジョン」が実装され、デシやウララを交えた各FF作品での冒険を追体験出来る様になり、ストーリー性が大幅に向上しました。
管理人はリリースからずっと完全無課金で遊んでおりますが、なんだかんだで工夫すれば難易度260もクリア可能になり、良く出来てるな~と感じております。
ただ、度重なるアップデートの結果やたらと重くなったのが辛いですね。現状、デイリーミッションで1日3面だけ遊んでいるので苦ではないですが、これ以上重くならない事を祈るばかりです(´Д`|||)

【2018/10/18追記】
エンドコンテンツとして「マギアクリスタル」が追加され、Lv99に達したキャラも地味に更なる強化が可能になり、「覚醒必殺技」が追加された事で最大火力が跳ね上がりました。今月から一気にインフレが進んだなぁ…と思うけど、無課金プレイヤーにとっては嬉しいですね。こんなんムリゲーだろ!と思っていた魔石ダンジョンも、お陰様で現実味を帯びてきました。
レコードダンジョンも続々と追加され、まだまだ面白い作品ですね。後は最近ご無沙汰の他ゲーとのコラボも期待したい(´▽`)

ファイナルファンタジーレコードキーパー TOPページへ

TOPページへ
ページのトップへ戻る