仮面ライダー(SFC) / レビュー(ネタバレ含む)
長所(Good point)
★原作のBGMを採用
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★便利システム「SSI」と強化要素
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短所(Bad point)
★ボリューム不足
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★アクションゲームとしての爽快感に乏しい
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感想(Comment)
本作は特撮ヒーローの代名詞「仮面ライダー」のベルトアクションゲームで、1993年に発売されました。前述の通り、BGM等で原作を意識した内容ではありますが、同タイトルの放映年が1971年だった事を考えると世に出るのが遅すぎた感はあります。むしろ仮面ライダーBLACK(1987年放映)の方が近く、コチラを出してくれた方が個人的には嬉しかったです(´▽`;)とはいえ、仮面ライダーといえばやはり1号で、ショッカー壊滅後を描いたアナザーストーリーで首領の正体を本作オリジナルで出している所は評価に値するかもしれません。
アクションパートとしては前述の通り、あまり良い出来ではないものの、悪くもありません。やや膝・ライダーパンチゲーになってしまう感はありますが、どうやってもクリア出来ないとか、逆に無双ゲーにならない所は良いバランスしているのではないかと思います。
ステージ開始時・クリア時にはビジュアルシーンによるストーリーが展開され、ドット絵も良く描かれている所も魅力です。「ミーティングの時点で変身している」等、昭和ライダー特有のツッコミ所がちらほらある所も嬉しいですね(´▽`)
変身前の姿でも戦える所も地味に評価出来る点ですね。
変身するのに条件は無い所や、変身前はSSIは使えず、攻撃威力も半分とメリットは殆ど無い所は御愛嬌(´▽`;)
所々で「トォッ!」とか「ライダーキーック!」等、SFCなのに声が出る所も良いですね。
後は、正体不明とされていたショッカー首領の正体が本作オリジナルとして登場する事ですね。
多くの再生怪人のパワーを得て、繭から首領の正体「デスバンイーター」登場。カマキリとヘビが合わさった様なヤツですね。本編では正体が良く分からないまま基地ごと爆発したり、後のデストロン首領としても白骨体に心臓という、謎に包まれた存在だっただけに、この正体は一つの結論と言えるのかもしれません。
そんなこんなで、仮面ライダーファンなら納得の作品なのかもしれません。ファンじゃないとそもそも買わないと思いますが(´▽`)
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