リトルウィッチパルフェ 黒猫魔法店物語 / レビュー(ネタバレ含む)
長所(Good point)
★発売してくれた事
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★ゲーム期間が短くなった
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★スキップ機能がある
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短所(Bad point)
★テンポが悪い
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★ゲームシステムが低レベル
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★フラグが複雑
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★誤字脱字が多い
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感想(Comment)
前述した通り、本作は1999年に一般PCゲームとして発売された「リトルウィッチパルフェシリーズ」1作目のフルリメイク版にあたります。魔法店経営と各キャラ攻略の要素を兼ね備えたシステムで、当時ガストから発売されて人気を博していたマリーのアトリエに触発されて作られたのかな?と思っておりますが( ̄▽ ̄)シリーズはその後も「リトルウィッチレネット」「ハートフルメモリーズ」と続き、世界観を同じくする「エンジェリックコンサート」「エンジェリックセレナーデ」も存在します(これらは2012年現在リメイクされていません)。この世界観を大事にして、過去作をプレイした人をより楽しませる造りが管理人は大好きでしたね(´▽`)
他の特徴点としては、やっぱ百合展開ですかね( 'Д';) 管理人は正直その手の趣味はないんですが、そーいうのが好きな人はさらに楽しめると思いますw
メーカーを見ると工画堂スタジオではなく、サイバーフロントになっておりますが、版権を譲ったか何か?その辺の所はよく分かっておりません(´Д`|||)
キャラグラと声優は総替えとなっておりますが、いずれも雰囲気は合っていると感じましたね。ちなみに原作のレネットの声は原作では今や有名声優となっている水樹奈々さんが当てており、同氏のファンになったキッカケでもあります。当時は18歳だったかと思いますが、その時から演技力・歌唱力は高かったですね(´▽`)
それはさておき、ストーリー面としては原作(PC版)に比べて全体的に増加していましたが、特に良かったのは「借金の理由」と「謎のキャラ『ワルダー』の追加」ですね。借金の理由については確かに原作から全く触れられてなかったなと思ったし、蛇足ではない良い追加要素だったと思います。
ワルダーについても、光の国の姫(パルフェの母)に仕えていた騎士という事が最後に明らかになり、憎まれ口を叩きながらも陰ながら見守っており、最後は命をかけてパルフェを守るという性格イケメンおじさんでした。クソッ!カッコ良すぎだぜ!こういうキャラ好きなんだ(^o^)
別作品からオマージュした必殺技が多く出るのも良い意味で工画堂らしいのかなと思いました。極めてシリアスなシーンでのワルダーの最終必殺技までも「リングのかけろ」のオマージュだったのはちょっと残念でしたが…(´Д`|||)
逆にストーリーの変化として気になったのは、王子の劣化っぷりですね。原作は性格イケメンだったのに、何故こんなkzに変えたのか?パルフェの未来が心配になるレベル。オヤジもオヤジだし(王様)…同じ王族のルティル(※)を見習えよ!
※パルフェシリーズの作品『ハートフルメモリーズ』のヒロイン。風の国フォルラータの王女でありながらあえて身分を隠し、社会勉強の為にパン屋でアルバイトをしていた。性格も極めて良い。
なんにせよプレイして良かったと思います。正直ゲームシステムがイケてないと思いますが、そこんとこをうまく改善して「リトルウィッチレネット」や「ハートフルメモリーズ」も出してほしいですね!期待しています!
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