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ドラゴンクエストヒーローズ 闇竜と世界樹の城 / レビュー(ネタバレ含む)

長所(Good point)

★全体的に高クオリティ
  • アクションパートは自由度が高く、全体的にコンボを繋ぎやすい為に爽快感がある。システム的に変なラグが少ないのも高評価。
  • 特技に加え、□と△を組み合わせた多くの通常技がある為、結構奥深い。
  • また、全キャラに特長があり、「このキャラ弱くて使いモンにならないよ!」という事がなく、なにかしら利用価値がある。
  • 活動のベースとなる「空艦バトシエ」は武具屋、教会といった設備がコンパクトに揃っており、ストレス無く利用できる。
★歴代BGMが流れる
  • 当然といえば当然だが、歴代ドラクエのBGMが随所に流れる。
  • どれも良曲。ノリの良い戦闘曲で戦う事で、プレイヤーのテンションが上がる事請け合い。
★分かりやすいストーリー
  • 簡単に言って「人間と魔物が共存する世界に悪者が現れ、魔物たちが操られて人間の敵に回る」という話。
  • 悪者は自分を正当化して自分勝手な悪行の限りを尽くすという、分かり易い「悪役」で、子供にも分かりやすい内容となっている。
  • また、主要なイベントは高クオリティなムービーとフルボイスで演出してくれるのも良い。

短所(Bad point)

★ドロップアイテムが拾いにくい
  • モンスターが落としたアイテムは能動的に拾わないと入手出来ない仕様。ガンダムブレイカー2等の様に、自動的に吸引して欲しかった。
  • 一応ミッション終了と同時に落ちているアイテムは全て入手するが、ドロップアイテムは一定時間で消える為、本当の意味で全て入手しているとは言えない。
  • じゃあ手間だけど自分で拾えば良いのか、と考えても、アイテムドロップから入手可能になるまで謎のタイムラグがあり、地味に時間がかかる。特に本作は縦横無尽に現れる敵を迅速に処理しなければならない為「そんな暇は無い」と感じる。

感想(Comment)

本作はドラクエの各ナンバリングキャラが集まった3Dアクションゲームとなっています。「無双シリーズ」を手掛けた「コーエーテクモゲームス」が開発したということで、似た様なゲームになると皆が予想したが…

光点の全てが敵。これ以上無い程の無双ゲーらしさ。ただ、管理人がプレイした無双ゲーというのは「ザコは撫でただけで倒せる強い自分が、味方や拠点がやられない様に立ち回りや作戦が重視される」というイメージが強いのですが、本作のボス戦は敵の攻撃を見切っては攻撃を叩き込むといった緊張感もある、アクションゲームらしさも併せ持った良ゲーでした。(勿論拠点防衛要素もありますが)

数あるプレイアブルキャラも、全員使い込んでみるとそれぞれに違った強みがあり、ゲームの全体的なクオリティも良く、テストプレイや試行錯誤を繰り返して良いゲームを作ろうと努力したんだなという姿勢が見える作品でした。

ストーリー面はかなり王道でしたが、それもドラクエらしくて良いのかも。大人になるとちょっと物足りないですが(´▽`;)
途中でホミロンが何も言わずに居なくなった時は「ああ、きっとホミロンがラスボスなんだな」と思い、その後無事に帰ってきたのを見ると「ああ、僕はDQ1をプレイしていた時の様な清らかな少年の心を失ったんだな」と考えてしまいました(´ー`;) ホミロンは癒し。

今作の敵である「ヘルムード」は、魔術師風でありながらテリーと物理で互角にやりあったり、多数の強力な魔物を同時に操ったりと大物っぷりを見せつけてくれましたが「今の世界をあるべき姿に戻す」と言っておきながら、実は自分の好きなようにしたかっただけだったり、戦いに負けそうになると改心したフリをして虚を突いてきたりと…なんという三下(´Д`|||) 終盤に近づくにつれて小物っぷりが散見された「悪役らしい悪役」でしたね。

あとは前述しましたが、各所に流れるムービーが良いですね。ラスボスに対する支援をかけてからの一斉攻撃や、ダブルギガブレイク等はカッコ良くて見応えあったと思います。総じて面白い作品だったと思います。続編が出たら嬉しいな(*'▽')

P.S.
本作の特技は、ダイの大冒険っぽい所が僅かながら散見されます。 ダイ大は好きな作品なので、こういうオマージュっぽいのを見ると嬉しくなりますね(^o^)


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