ゲームの里

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シャダムクルセイダー 遥かなる王国 / レビュー(ネタバレ含む)

長所(Good point)

★秀逸なゲームバランス
  • 簡単でもなく難しくもなく、それに加え「次ドコにいけば良いの?」と迷う事はほぼ無い。
  • ストーリーがチャプター分割されており、行ける範囲がその都度狭まるのも迷わない理由の一つ。悪くいえば一本道だが、当時のRPGではそれがデフォだった。
★適度なボリューム
  • サクサク進み、飽きた頃に王道な終わり方をする。
  • ミニゲームやサブシナリオといった任意イベントが無い事もあり、メイン部分にのみ専心して造った感がある作品。

短所(Bad point)

★やたらと敵に避けられる
  • こちらの攻撃が、ザコ・ボス問わず結構な確率で避けられる。
  • 命中率は体感で7~8割。酷い時は3、4回連続で避けられる事もあり、かなり不快な設定。
★エンカウント率が高め
  • 一定歩数でエンカウントするシステムではなく、毎歩エンカウント判定がかかっている。その為、戦闘が終わって1歩踏み出したらまた戦闘などというイライラ展開が頻繁に起こる。
  • 1歩毎にセーブされている為、エンカウントしたらリセット再開を繰り返すことで実質ノーエンカで進行も一応可能。
★同じダンジョンに何度も行かされる
  • 迷路じみて長い帝都ギランに、ストーリー上何度も行くハメになる。
  • それに加え、ダンジョン脱出魔法が存在しない。ラスダンはクシャスラで出られるようにしているのに、なぜココもそうしなかったのか?

感想(Comment)

本作は1992年に発売されたゲームギア前期の作品ですが、良好なゲームバランスや、携帯機には欲しいオートセーブ方式を採用するなど、センスを感じる良作となっています。ちなみに外国では「Defenders of Oasis」というタイトルだそうです。元のタイトル名で何か問題があったのだろうか…?

アラビアンナイトチックな世界観が特徴で、ストーリーとしてはシャダム王国が帝国の奇襲を受けて占領され、落ち延びた王子が帝国打倒と、さらわれた友好国の王女救出を目的とした王道な内容です。王子は甘ったれで努力が嫌い、と主人公としては頼りない感じですが、やる時はやるといったキャラで、それを助けるシンドバッドとシートといった仲間のキャラ描写も携帯機ながら所々で出来てると思います。

BGMも全体的に良曲が多いです。説明書やエンディングにアニメチックな一枚絵があるのも好印象。中間にデモシーンがありますが、皇帝とアーリマンの対話シーンだけだったので、各所イベントに一枚絵を使ったほうが良かったんじゃないかと思います。ちょっとデフォルメ掛ってるから、あえてやめたのかな?

ゲームバランスも簡単すぎず難しすぎずな良好な造りでした。帝都ギランを往復させられる以外はホント嫌な所は無かったです。

2012年現在では3DSのバーチャルコンソールでも300円で配信しており、レトロゲーム&RPG好きはやって損はない内容だと思います(^o^)


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