シャダムクルセイダー 遥かなる王国 / レビュー(ネタバレ含む)
長所(Good point)
★秀逸なゲームバランス
|
★適度なボリューム
|
短所(Bad point)
★やたらと敵に避けられる
|
★エンカウント率が高め
|
★同じダンジョンに何度も行かされる
|
感想(Comment)
本作は1992年に発売されたゲームギア前期の作品ですが、良好なゲームバランスや、携帯機には欲しいオートセーブ方式を採用するなど、センスを感じる良作となっています。ちなみに外国では「Defenders of Oasis」というタイトルだそうです。元のタイトル名で何か問題があったのだろうか…?キャッチコピーは「帝国の魔手から王国を救え!新感覚アラビアンファンタジー遂に登場!」(当時の販促頁より)
まさにアラビアンナイトチックな世界観が特徴で、ストーリーは「シャダム王国が帝国の奇襲を受けて占領され、ランプの魔人の力を得て落ち延びた王子が帝国打倒&友好国王女救出を目指す」という王道な内容です。王子は「甘ったれで努力が嫌い」と主人公としては頼りない感じですがやる時はやるといったキャラで、それを助ける船員シンドバッドと盗賊シートが頼れる仲間ポジとして関わっていきます。
全体的に良曲が多く、説明書やエンディングにアニメチックな一枚絵があるのも好印象。中間にちらほら設けた方が良かったんじゃないかと思わなくもないですが…w
ちょっとデフォルメ掛ってるから、ストーリーの雰囲気を考えてやめたのかな?
ゲームバランスも簡単すぎず難しすぎずな良好な造りでした。帝都ギランを往復させられる以外はホント嫌な所は無かったです。
2012年現在では3DSのバーチャルコンソールでも300円で配信しており、レトロゲーム&RPG好きはやって損はない内容だと思います(^o^)
シャダムクルセイダー 遥かなる王国 TOPページへ
TOPページへ