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ベリウス2 復讐の邪神 / レビュー(ネタバレ含む)

長所(Good point)

★丁寧な造り 変なバグもなく、素直な操作性で非常に遊びやすい。 良くも悪くも経験値＆金という制度を排してシンプルイズベストなシステムを実現している。

★BGMが良い 全体的に名曲揃い。 管理人が特に好きなのは「フィールド2種、機械塔、古代神殿、大魔宮、ラスボス戦」

短所(Bad point)

★移動速度が遅い 移動速度が遅く、遠距離攻撃が少ない為、ほぼ被弾ありきになっている。 じゅうべえくえすとの様にチョン押しで方向転換する仕様の為、移動に引っかかりがあり回避しづらい。 GB性能やローディングの関係で高速速度は難しいのか？と思ってしまうが、デバッグモードでの倍速歩行速度は問題無く出来ている為、この速度で良かったのでは？と思わずにはいられない。

感想(Comment)

サミー産アクションRPG。経験値がなく、道中のパワーアップアイテム取得によって強化していく面ではゼルダの伝説に近い。
↓当時の販促頁

キャラ絵は良いカンジで、個人的には購買意欲が掻き立てられる感じでした。
「僧侶エリーナの体力回復魔法ヒート」とか「暗黒剣士ゾルト…」とかプレイ画面の殆どが現在HP＞最大HPになってたりとか、割と誤字も目立ちます。説明書も誤字が多いので少し雑に感じてしまう…ｗ

それはともかく、本作には8人のプレイアブルキャラがいて、最大4人のパーティを組んでいつでも切り替え可能な「キャラクターチェンジシステム」について謳っています。確かに考えてみればアクションRPGの代表格である聖剣伝説(GB)とかゼルダの伝説はプレイするのは主人公のみの孤独な戦いです。仲間がいるのは本作の大きな特長と言えそうですねヽ(*'▽')ﾉ

経験値やお金の設定がないのでザコ敵を倒す意味合いが薄いのは正直残念な面はありますが、レベルアップに必要なアイテムを各地から捜索するのもまたゼル伝にも通ずる面白さでした。レベルアップすると単純に能力値が向上するだけでなく、攻撃の範囲や射程が広がったり消費TPが緩和して使いやすくなったりといった方面の強化もあるので、育つのが楽しいのも見逃せない要素ですね。

ただストーリー描写に乏しいのがちょっと残念でしたね。結局「魔王が復活して世界がヤバイ→ベリウスを倒して平和を取り戻した」という話に終始します。
主人公は結局何者？というのも良く分からないし…まあでも容量1Mなのにここまでゲームボリュームあって丁寧な造りなのは凄いと思いますね。BGMも良いからプレイ意欲が掻き立てられます。

ベリウス撃破で仲間達はそれぞれの道へ。

アッサリEND！

前作は2022年現在未プレイなのですが…似たような感じなのかなー。機会があればプレイしてみたいですね(*´ω｀*)


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