テトリス(GB) / レビュー
長所(Good point)
★とっつき易い、シンプル落ち物パズル
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短所(Bad point)
★スコアが保存されない
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感想(Comment)
本作はゲームボーイ(以下GB)の初期タイトルで、高売上数を叩き出したモンスターソフトです。コレが存在していたからこそ冒頭からGB本体が多く販売され、その後のGB躍進に繋がったと言っても過言ではない。素晴らしいソフト!(゚д゚)
本作価格も2600円とお手頃な所も販売数を伸ばした要因として大きい。(といっても、当時のGBソフトの殆どは低容量&バックアップバッテリー無しな関係で安価ですが)
説明不要なシンプルルールも大勢にウケた要因だと思われます。後のニンテンドーDSの脳トレパズルもそうですが、誰でも楽しめるゲームを序盤に本体と共に多く売り、その後の躍進に繋げる任天堂の売り方は見事と言う他無い。事実、管理人もこのテトリスを発端に、GBにのめり込んで行きました。親に「ファミコンは1日1時間」とか言われて長時間出来なかったけど、GBはいくらでも隠れて出来たからというのもあるんですけどね( ̄▽ ̄)フフフ
ちなみに、本作は初期ROMと後期ROMとがあり、現存する殆どのROMは後期型にあたるそうです。まずBGMが異なり、レベル上限も初期ROMは10だとか?管理人は未確認ですが(^^;)
当時は兄弟と共にAタイプ(エンドレスモード)でひたすらスコアアタックに燃えてました。スコア上限が高すぎる設定の為、カンストがありえないのが逆に良かったですね。底なしに燃えられました。
落ち物パズルに関しては、本作を発端に「ぷよぷよ」や「ドクターマリオ」といった亜種が色々と発売されましたが、個人的には落ち物パズルと言えばテトリスに終始しますね。テトリスとしても色々な亜種が登場し、ブロックに爆弾を内蔵した「ボンブリス」。消去と同時に同色ブロックが消える「テトリスフラッシュ」。電撃でブロックを消していく「スパークリス」というのもありますね。そういった新作を抜きにしても、テトリスそのものに「Tスピン」や「ホールド」といった新ルールが盛り込まれたモノもあります。
以上の様に「テトリス」ってやつは多彩なのですが…たまにやりたくなるのは、やはりこの無印テトリスなんですよね。しかもGBの。BGMでホッとするんだと思います。
テトリスそのものは、いわゆる落ち物パズルの元祖と言われ、当時のソビエト連邦科学者「アレクセイ・パジトノフ」によって1984年に開発されたとの事。1990年前半では「テトリス効果」と呼ばれる、いわゆる脳トレ効果がある事も科学者が提唱しており、実効も考えれば遊ぶ意義は大きいゲームとも言えますね。全世界のパパママさんには、是非子供に本作を遊ばせて頂きたい。そしてゲームファンを大勢盛り立てて頂きたい。(切実な願望)
おまけ
当時ムリだった「スコア999999点」を実現しましたが、結局何も無かった…(エンディングの敷居的には200000点以上でおしまい)。これだけのスコアを取るよりも遥かに簡単なLv9-5をクリアする方がエンディングが豪華なのが納得いかない( ̄▽ ̄;)テトリス(GB) TOPページへ
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