鬼忍降魔録ONI / レビュー(ネタバレ含む)
長所(Good point)
★シンプルな戦闘
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★装備を考え、集める楽しみ
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短所(Bad point)
★移動時の視野が狭い
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★ストーリーが薄い
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★セーブが宿屋でしか出来ない
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★ボス敵との会話が聞き取れない
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感想(Comment)
1990年(GB作品初期)にバンプレストから発売された、良い意味でシンプルに作られた作品。何気に珍しい和風RPGで、それに加えて「鬼への変身」という要素を設けた意欲作。管理人的には今でも好きなシリーズの第1作目です。本シリーズはGB-RPGの顔としても認知度は高い。戦闘は前述の通り、1vs1のサイドビューで展開され、簡易ながらアニメーションで攻防する様が良い。ゲームバランスはやや大雑把ながらも、ちゃんと装備を整えて、中盤までは防御力の高い変身状態を駆使すればそう詰まる事も無い、良いバランスだと思います。ただ、変身状態の方が攻撃力が低い、というのはイメージとズレてるとは思いますね。
ストーリー面は、落ちこぼれ忍者の「天地丸」がONIの力を得て、数々の戦いを経て伝説になってゆく…というモノ。ゲームを進めていくと、何気に本作における「妖怪」は、なんと別の星から来た存在なのだと分かる。主人公はその妖怪と人間の混血児だったワケですね。言いかえれば宇宙人との混血児。つまり天地丸ってスペースファイターってワケか!テッカマンブレードみたいな?
ザコ敵を倒しまくってLvを上げて、良い装備を買って…と、RPGとしてはポピュラーな面白さを持っていると思います。個人的にはドラクエに迫るくらい面白いと思っているんですが、ネームバリューの差なのかプレイしてる人が殆ど周りにいなかったという不遇の作品ですね(´Д`|||)
エンディングは数秒で終わるという、やたらシンプルな内容。これもGB初期作品で低容量だからしょうがないね(´▽`;) 続編以降は飛躍的に完成度を増していく為「ONI」は是非シリーズを通して楽しんで頂きたい!
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