ヘラクレスの栄光 動き出した神々 / レビュー(ネタバレ含む)
長所(Good point)
★隠しアイテムが多くて楽しい
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★道具欄が多い
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短所(Bad point)
★ゴッドが扱いにくい
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★ダメージ幅が大きすぎる
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★守備力の恩恵が薄い
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★主人公が弱くて不便
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★錆で装備が壊れる
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★各種イベント進行が不便&詰まりやすい
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感想(Comment)
FCでもややマイナーな「ヘラクレスの栄光シリーズ」のGB版。(ストーリー等は異なります)キャッチコピーは「君よ、ヘラクレスとなりて戦わん!」
時系列的にはFC版1の「闘人魔境伝」と2の「タイタンの滅亡」の中間にあたると言われています。パッケージがやたらデカいのが特徴。同サイズのサガ2は「箱を大きくしたのは目立っていっぱい売れてほしかったから」という理由だったらしいので、同じ理由かもしれません_(:3」∠)_
本作のテーマは勿論ギリシャ神話なんですが、まず冒頭からツッコミどころが見られる。
天界での数日は地上の数百年後って…天界で数年したら地球無くなってそうだな(゚д゚|||)
軽くギリシャ神話の時代をwikiで調べると、紀元前15世紀にあたるとの事で、もしそうなら出発が一ケ月程遅かったならヘラクレスは我らの現代に降り立っているという事になります。
それはさておき、ヘラクレスは地上では伝説の戦士として人々に伝わっている為、偽名を考えろという事になるが…
さすがに神様の名前はダメですよね。それじゃ別の神様の名前にしますね(分かって無い)。
自分じゃなければもう良いんかい!(゚д゚|||)
実際はハデス等、ストーリーに関わる神様の名前がNGの様です。それにしたってアレスとかアテナがOKなのは解せない…。突っ込みどころ満載な冒頭ではありますが、ゲームとしては比較的丁寧に作られています。
ただゲームバランス的には前述の「問題点」の多さから分かる通り、やや理不尽な難易度です。
難易度を高めている理由は色々ありますが、一番大きいのはやはり「ダメージ幅が大きい」と「錆」だと思います。ダメージ幅が大きいせいでLvを上げても装備を改善しても強くなった実感に乏しい。さらにエンカウント率が高めの為、ザコに集団でボコられているだけでもキツい。更に装備が錆びると性能半減。さらに被弾する度に装備消滅判定がかかる。プレイヤーは皆「てつくずあらし」による【酸⇒攻撃による装備消滅コンボ】に悲鳴を上げた事があるハズ。
しかも、この「てつくずあらし」は終盤までしつこく現れる。きっと魔王クロノスのお気に入りなんだな('A`;)
そして終盤になり、魔王軍が復活。天界にいる全てのゴッドはラスダンへと突入するも神全員あっさりやられてしまう。そんな状況なので、終盤はゴッドを仲間に出来ず、強制的に一人旅になるという超劣勢モードに。ただでさえマゾゲーなのにこれは酷い(゚д゚|||) そんな中、主人公ヘラクレスは四天王を単独でバッタバッタと倒して奥の玉座へと突入。ゴッドとは何だったのか(´Д`|||)
そして奥では魔王クロノスが待ってるのかと思いきや、その部下のブラッドロードさんらしいです(これがラスボス)。
ラスボスのワリにはパンチがない。その代わりやたら硬いですが、良い乱数を引けば2,3ターンで終わる事も。回復の種を食べながらバシバシ叩けば終わります。神とは何だったのか。最後まで脳筋プレイだったなぁ。宝箱に「鉄の剣」を大事に仕舞っている所も謎。
一つの戦いが終わった…。クロノスとの決着はFC版の2を待つ事となります。でも天界で数日休んだら地上は近未来なんですよね。恐ろしい(´Д`|||)
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