ドラゴンボールZ 悟空激闘伝 / レビュー(ネタバレ含む)
長所(Good point)
★BGM、グラフィックが高クオリティ
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★戦闘システムがオリジナリティ高め
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★BP(戦闘力)表現が熱い
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短所(Bad point)
★戦闘が長い
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★フィールドの操作性が悪い
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感想(Comment)
本作は有名作品「ドラゴンボール」を題材にしたRPGで、1995年に発売されました。この年は「ONI5」「第二次スパロボG」等の良作も発売されており、スーパーゲームボーイ対応(13色)にもなっています。また、前作でもあるGB作品「ドラゴンボール 悟空飛翔伝」の続編でもあります。ゲーム内容は大きく異なりますが。カートリッジ容量は4MbとGB作品にしては大きい部類に入ります。その大容量を活かして多数導入されているドット絵が素晴らしい(´▽`)
BGMや原作再現度も良く、ドラゴンボールゲーの中でも良作に位置すると思います。強いて難を挙げるなら戦闘がやや敷居が高いかな…とは思います。作中に戦闘の説明が殆ど無く、最初からいきなり3連戦。説明書がない状況だと何がなんだか分からないまま詰みゲーになりそう(´▽`;)
今回、解析しながらプレイしたワケですが、BP(戦闘力)、KI(気力)、SP(スピード)は何の意味もない数値だったり、格闘攻撃はラッシュにすると格闘カウントされないとか、悟空の修行説明の半分以上は間違っている等、分かった事が多く、調べ甲斐のある作品でした。他にも色々調べたい事はあるんですが、キリがないくらい多いので妥協しました。そのくらい奥深いんです(´▽`;)
本作の攻略本は存在しないらしく、当時はネットなんて普及してなかった時代でもあった為、トゥルーエンドの存在に気付かずにクリアしてしまった人も多数いたようです。それでいて超サイヤ人になれる事は作品中でも分かる事なので、どうやったら超サイヤ人になれるの?と色々頑張った人もいたようで…一見不便というか理不尽というか、良くない要素にも思えますが、隠しエンディングがある事自体は嫌いじゃないぜ(^o^)
しかしそのトゥルーエンディングが…
フリーザを倒したは良いものの、ナメック星が崩壊数分前。頼みの綱の宇宙船もクレバスに飲み込まれ、打つ手無し!という所で終わり、悲しげなBGMと共にスタッフロールへ。
原作通りではあるんですが、ここで止められたらバッドエンドになるだろ!(´Д`|||)
最後に続編を匂わせる文章が流れますが、結果的に続編は発売されていません。FC版も「今度はオラがやる!」と言っておいて次が発売されてないので、バンダイ作品では珍しくもない事かもしれませんが。
パスワードっぽくも見える…何か関連作品で使えるのか、はたまた続編で使うつもりだったのか?
飛翔伝⇒本作への進化っぷりが凄いので、続編が出ていたら注目されていたかもしれませんね。それぐらい良作でした。DBファンなら是非プレイをお勧めしたいですね(´▽`)
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