あやかしの城 / レビュー(ネタバレ含む)
長所(Good point)
★とっつきやすい3DダンジョンRPG
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★MAP(地図)がある為、迷いにくい
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★良テンポ
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短所(Bad point)
★ボス戦が単調
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★ラスボスだけが強すぎる
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★ストーリーが薄い
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感想(Comment)
本作はGBでは珍しい3DダンジョンRPGで、しかも和風と特徴は立っている。発売時期はGB初期の1990年で、ほぼ同期の「魔界塔士サガ」にRPGとしてのお株は奪われていた感はあったモノの、ゲームとしてのクオリティは本作も高い部類に入っていた。マイナーではありましたが…(´▽`;)
また、GBでの3DダンジョンRPGの代表格と言われている「ウィザードリィ外伝シリーズ」の初作より1年半前に発売されており、かなり挑戦的な作品であったと思います。
正直、クオリティはウィザードリィには届いていないものの、この「シンプルさと歯ごたえの同居」や「謎解き要素の充実」はなかなか出来るモンじゃないと思いますね。青竜殿の無限回廊には悩まされたモンです(;´ー`)
それでも、当時子供だった管理人でもラスボスに辿り着くまでは攻略出来たし、同ジャンルの入門編としては十分に名作だと言えます。
ただ残念なのは前述した通り、ラスボスの強さですね。瀕死になると必ず全回復行動を取るというのは子供にはなかなか分からないし、そもそも瀕死かどうかなんて倒した事がない内は分かりようがない。せめてヒントメッセージか何かで訴えかけてくれていれば…!
ストーリーの薄さも残念ですね。
「信長の配下として陰陽師である『道満』を倒したものの、信長は史実通り殺されてしまっていた。主人公のその後を知る者はいない…」と、OPからEDまで一行で書けてしまう程に薄い。
まあでも当時のゲーム水準ではあったと思います。考えてみればスーパーマリオ等も似たようなモンだし。
2014年現在ではバーチャルコンソール化はされていないようです、残念。今では安価で買えるようだし、10時間もあればクリア出来る作品なので、興味を持ったらちょいちょいっとクリアしては如何でしょうか?ヽ('▽'*)ノ
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