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アメリカ横断ウルトラクイズ4 / レビュー(ネタバレ含む)

長所(Good point)

★フリー対戦の実装
  • フリー対戦モードが実装された事により、純粋にクイズのみを遊ぶ事が可能になった。
  • 相手は皆弱めに設定してあり、練習にも適した内容となっている。

短所(Bad point)

★過去作に比べて特徴が薄い
  • 「1」のバッドエンドの多彩さ、「2」のグラフィックの多彩さ、「3」のチャンピオン大会等によるやりこみ度、等々といった特色が本作には無い。
  • 強いて言えば前述の「フリー対戦」だが、色々なクイズを目に出来る以外はメリットが無い為、特色としては弱い。
  • パスワードや無限コンティニューの実装により、本シリーズの中では最も難易度が低くまとめられている事も一応特色といえる。

感想(Comment)

人気クイズ番組「アメリカ横断ウルトラクイズ」の第4弾。本作が発売したタイミングで、すでに同番組は終了していた事もあってか、ゲームとしての勢いが弱め。また、本作をもってGBでの開発は終了している。

当時の広告のキャッチコピーは「おいしいソフトができました」。クイズゲームとは思えない内容で正直センスを疑いますが、4作目ともなると目を引く文面が思いつかなかったのかな(´・ω・`)

ゲームシステムは前作同様に「ミニゲーム+クイズ」とゲームとしての趣向を凝らした内容となっており、難易度も全体的に落としこまれています。本シリーズはあくまでクイズがメインだと思っているので、ミニゲームの難易度が落とされているのは良い配慮かも(´▽`)

RPGっぽい演出の面があるのも面白いですね。前作もウィザードリィの様な3Dダンジョン面がありましたが。

ナターシャって誰(゚д゚)?

一方、残念だったのはグラフィックの少なさですね。主人公もこれまでは性別等で分けられていたのに、本作は男1キャラのみで、絵は良い悪い以前に少ないです。

以上!変更点や進化された部分が少なく、良くも悪くもノーカラーな作品でしたが、従来作に比べてクリアはし易いので、「自分は単純に多くのクイズで遊びたいんだ!ミニゲームを求めてはいない!」という人には向いている作品と言えるかもしれませんね。


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