ドラゴンスレイヤー外伝 眠りの王冠 / レビュー(ネタバレ含む)
長所(Good point)
★全体的にクオリティが高い
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★BGMが良い
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短所(Bad point)
★装備を捨てられない
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感想(Comment)
PCやSFCで人気を博した「ドラゴンスレイヤーシリーズ」の外伝にして、GBの中では数少ないアクションRPG。ストーリーは「世界を破滅に追いやろうとしている四竜を倒し、封印する」という王道な内容。当時は「聖剣伝説」でアクションRPGの面白さを知り、同ジャンルの作品を色々買っている内に出会った作品ですね。「聖剣伝説」に比べるとストーリーはシンプルすぎるし、感動場面は無いし、経験値制じゃないからザコ敵の存在意義が皆無だし…と、正直劣っている部分は多いです。それでも全体的なクオリティが十分高く、特にBGMは今でも良く聴くレベルの良曲揃いです。聖剣伝説がモンスターすぎたんだ!
ストーリー面は、4つの職業もどれを選ぼうとも大筋の話は同じというのがやや残念な点ではありました。ただ各職業ごとの専用イベントが多少なりとも存在したので、なんだかんだで全職業でプレイしちゃってましたね( ̄▽ ̄;)
序盤でウィザードの最強魔法の存在をちらつかせる「日記」を発見した時は、子供心にワクワクしたもんです。あとは、一応所々に一枚絵を導入しているのも特色としてあると思いますね。
当時子供だった時は「スゲー」とか別に思わなかったんですが、今思うとGBにしては頑張ってるなと感じますね。
あと、何気に敵のセリフが…
「世界がダークフォースに染まっていくのを見ているんだな」あふれ出る中二病臭。
「グハーッ」「クギャーッ」「ゴワッ」 文字にすると、なんとも間抜けな断末魔。なんかクスッとなってしまう(´▽`;)
あとは、何度も言う様ですが本作のウリは何と言ってもBGMですね。興味ある方は聴くだけでも本作をプレイしたくなるかも?(↓は第三者様が投稿したBGM動画です)
エンディングがちょっと寂しげなのも印象に残りますね。管理人が年老いたからかも(´▽`;)
「ドラゴンスレイヤーの称号」は竜退治と世界を救った者の称号というだけでなく、後に現れる勇者を導く役割も担っている。という事だったが、世界はずっと平和で、年老いた主人公は光の中へと消えていく…というエンディング。世界にとって良い事なんだろうけど、なんか寂しいね(´⌒`。)
P.S.
余談ながら、本作に「爆裂戦士ウォーリア」のお邪魔キャラがザコ敵として登場する。
ドラえもんとかでも登場した気がする…エポック社御贔屓のキャラなのかな?( ̄▽ ̄)
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