忍者龍剣伝 / レビュー(ネタバレ含む)
長所(Good point)
★サクサクアクションゲーム
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★音楽が良い
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★ビジュアルシーン付きのストーリー
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短所(Bad point)
★敵配置がイヤらしすぎる
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★ストレスの溜まる敵
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★脅威の数面戻し
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感想(Comment)
テクモが送る、現代に生きる忍者を主人公に据えたアクションゲームで、計3作にも及んだ「忍者龍剣伝」シリーズの初代作品。今なお「激ムズゲーム」と評されている程難しい事で有名。

キャッチコピーは「忍者アクション巨編!!」パケ裏より。
ステージクリア毎にシネマ手法によるストーリー展開がある事も強調している。
以下の様に死にまくる状況にド肝を抜かれたモンです(´Д`|||)
- 穴を飛び越えたら敵が待っていて、ノックバックで穴に落とされて即死
- 穴の先の敵を手裏剣で倒したのにすぐに復活(画面端に出現ポイントがあるといくらでも復活する仕様)
- 複数の鳥にコンビネーションアタックされて、あっという間に死
- ラスボスに倒されると、何故か遥か前のステージに戻される。
マルスの言う「地獄」とはまさにこのこと…ラスボスからの復帰点もマルスを倒した場所だし。
プレイヤー自身も「お の れ 邪 鬼 王」と言わざるを得ない。
しかし、慣れれば一応ノーミスでクリア出来るレベルの作品ではあります。
ファミコンにありがちな理不尽なクリア不可能ゲーではないのは間違いないでしょう。
当時の管理人の周りは、怒りと諦めと悲しみを抱きながらクリアを断念したプレイヤーが多かったが、
そこをなんとか死んで覚えて、なんとかクリアした時は結構な達成感がありました。
とりあえず言えるのは、穴の先に敵を配置しなければ、もっとマイルドで常識的な難易度になっていたと思う。
惜しい作品だ…(´Д`|||)
リュウ・ハヤブサの戦いは【忍者龍剣伝2 暗黒の邪神剣】に続く…。
当時の思い出
当時の僕は小3くらいで、龍剣伝シリーズは「2」を友人の飯田君に借りて遊んだのが始めでした。「2」はクリアしても毎日タイムアタックするくらい激ハマりし、大いに楽しんだ後に本作を飯田君から借りたという流れでした。
何故「1」から借りなかった?当時の僕よ…( ゚Д゚;)
そんなワケで「2」をマスターした僕にとって、本作も余裕だろう。
と高を括ってたのですが、いざプレイしてみると分身は無いわ敵の配置が酷いわで、難易度は「2」の比じゃないくらい難しかったのでした。
テクモシアターの絵も微妙に「2」より酷いし…

ボンバーマンっぽいリュウ

過去なのに「2」よりオバサンっぽくなっているアイリーン
正確には酷くなっているというよりは回を追う毎に良くなってるんでしょうけどね。
アイリーンに至っては時系列に関係なく見た目がどんどん若返ってるという逆転現象にw
そして何より酷いのが、先述した通り「ラスボスに敗北すると数面戻される」という事。
しかもラスボス戦は全3戦。

忍術がキモのゲームなのに、1戦目を越えたら忍術ポイントがゼロになるのも痛い。
ドラクエ1で例えるなら竜王2戦目に入る時に強制的にMPゼロにされるようなモンですよ!( ゚Д゚)


忍術ナシで剣一本で2戦目3戦目を戦うリュウ。
そりゃーこうも言いたくなりますわ!( ゚Д゚)

但し2戦目でやられて再度ココに戻ってくれば忍術ポイントがある状態で2戦目から再戦可能です。
でもそれは6-1から6-4を何度もやりなおさないといけないワケで…
いや思い返す度に鬼畜ゲーだと感じる作品でしたね( '~';)
我ながらよく小学生でクリアできたな…
いや幼いからこそ学習能力が高かったのかもしれない。
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