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コトダマ勇者 / レビュー(ネタバレ含む)

更新日:2018/4/11

長所(Good point)

★全体的に高クオリティ
  • 奥深いキャラメイキングを軸に、完成度の高いRPGとなっている。
  • ノープランで進めていると途端に詰む。有用なキャラを育成し、便利なスキルを見出す等、頭を使わないと攻略出来ない歯ごたえがある。
  • ストーリーもシンプルながらにちゃんと有り、敵側もただ単純に悪い奴ばかりではなく、主人公勢はクリアしたらどうなるんだろう?というヒキの良さもある。
★キャラメイキングが面白い
  • 既存の作品の名前で生成すると、そのキャラをモチーフとしたヒトガタが生成される。一例として、ドラクエ4の「アリーナ」だと「もう絶対に城には戻らないんだから!」という姫が生成される。
  • 同職同士で合成するとスキルが継承される事を利用して、上手くやれば何でも出来る強いキャラを育成する面白さがある。
  • 一方で、関連職でないと継承出来ない為、やや不自由に感じる部分も。

短所(Bad point)

★物語性RPGなのに行動ゲージがある
  • ソシャゲによくある行動ゲージ制で、ストーリーを進めたいのにリアル時間を置かなければならない所は、ややもどかしい部分も。
  • ただ、ストーリーMAPのゲージ消費量は少ない為、かなり先まで進める事は可能。
  • 一方で育成ダンジョンは1回行くだけでゲージが空になる程ゲージコストが高い。

感想(Comment)

本作はプレイヤーが入力した名前をもとに生成したキャラで戦い、進行していく事が特徴的なRPG。
生成されるキャラは完全に名前で決まる為、強力な名前が判明すれば友人同士で共有しあって有利に進める事も可能な所が面白いですね。昔のバーコードバトラーを思い出します。当時も「マル●ジで売ってる大学芋のバーコードが強いんだよ」とか教えあってたモノです( ̄▽ ̄)

それはともかく、さすがにこの名前を使ったら最初から最後まで無双出来る、等といった仕組みにはなっておらず、ヒトガタ(キャラ)を作れる理由等もちゃんとストーリ-に盛り込んでいる事は評価出来ます。敵側も四天王をはじめとしてキャラが立っており、終始飽きる事はありませんでした。

何よりも、既存の作品のキャラ名(通称ユニーク名)でキャラメイクすると、下図の様に原作を思わせる職業だったりセリフを言ったりする所が面白かったですね。ファミコン時代はゲーム会社同士で、良い意味でオマージュがあったモノだけど、最近は無いから嬉しくなりますね(^o^)

パパスの「めわーっ」っておかしいような…誤字かな?(´▽`;)

主人公達の目的は、自身の体となる「ヒトガタ」を生成して魔王と戦い、復讐する事でしたが、いざ魔王の元へ辿り着いたら、目的を果たして成仏するのが怖くて戦えなくなったりと妙にリアリティあったり、エンディングではヒトガタ作成能力が完成されて神へと昇華してハッピーエンドになる等、シンプルながらに良い締めだったと思いますね。ちょっと予想出来ない流れだったし(´▽`)

ゲームバランス的には割と難しめに作ってある所も個人的には好評価でした。なんだかんだで攻撃魔法無双になるカンジではありましたが…。攻略wiki見て、各職業の名前が分かってないと辛いかも。
無課金でも十分クリア出来る事も良いですね。こうやってスマホRPGを作ってる会社には少しは還元したい気持ちもありますが…(´ω`;)

ちなみに、クリア人数が5000人に達したらアナザーエンディングが追加される仕組みの様です。管理人はリリースから5か月程経過した、遅いタイミングでのクリアでしたが、それでも3392人目でした…。5000人に到達するのかな?(´Д`|||)


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