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●ブレスオブファイア 竜の戦士 - レビュー(ネタバレ含む)


GOOD POINT(長所)


各キャラが持つ専用アクション
 

主人公は「釣り」、ギリアムなら「弓矢による狩り」、ダンクは「鍵開け、罠解除」等
 

全てのキャラは各々固有の能力を持っており、単純に強い弱いで測れない見せ場を全員が持っている。


合体システム
 

ダンクというキャラ専用の能力で、仲間同士が合体して全く新しいキャラになる事が出来る。
 

単純な強さもピカイチだが、合体したキャラが持つ専用アクションがパワーアップして出来る事が増えたりといった要素も有る。


隠し要素の存在
 

各地に見えない隠しアイテムが忍ばせてあったりと、探究心を掻き立てる面白さがある。
 

ある条件を満たすと「真のエンディング」が迎えられるようになっており、その隠れっぷりは当時のプレイヤーを驚愕させた。


よく動く戦闘シーン
 

戦闘シーンは敵・味方が向かい合って俯瞰で見下ろすというオリジナリティ溢れる内容。
 

さらに敵・味方共にアニメーションでよく動く為、迫力ある戦闘が楽しめる。


敵のHPが見える
 

ボスを含む全ての敵はHPが残量ゲージで表示され、あとどのくらいで倒せるのかが概ね分かる様になっている。
 

ただしボスはゲージがゼロになっても生き残る、通称「根性モード」がある為、実質いつ倒せるのかは見えない。
良く言えばボス戦のみ緊張感を付加させていると言える。


BAD POINT(問題点)


おつかいイベントが多い
 

RPGに付き物と言われればそれまでだが、「おつかいのおつかい」と言って良いほどたらい回しにされる事が多い。
 

多すぎて「当初の目的を忘れがちになる」と言うプレイヤーも少なからずいる。


敵ボスのバランス
 

ボスによって強さがバラバラで、強弱の差が大きすぎる。
 

HPが尽きても強化された状態で戦い続ける「根性値」という設定があり、強いボスはさらに強化される事も多く、より格差が激しくなっている。


戦闘が単調
 

魔法や特殊攻撃によるダメージが強力かつ固定となっている為、大体の戦闘は同じパターンになりやすい。

属性設定はあるものの、殆どの敵は無属性設定の為、弱点を突く等の戦略も殆ど成り立っていない。
 

合体キャラが強すぎる為、パーティは【リュウ、ニーナ、ディース、ぷかぎゅる(合体)】で殆ど固定になる。(変えたとしてもディースをビルダーにするくらいだろう)


エンカウント率が高い
 

この年代のRPGとしては標準クラスだが…ダンジョンの複雑+冗長さも関係しておりザコ戦が煩わしくなる。
 

とはいえ「まもりけむり」という安価アイテムを使えばエンカウント率をゼロに出来る為、対処法があるだけ良いと言えるだろう。

続編の2はこの問題に更なる拍車がかかっている。


COMMENT(概要・特徴)

後にブレスシリーズとして5作発売された、カプコンが送る王道RPGの第一作。
竜に変身出来る主人公(これが特撮ヒーローっぽくて良い)と、有翼人や狼人といった非人間が多く共存している世界が本シリーズの特徴。

カプコンが初めて開発したRPGという事でゲームバランスに荒も見受けられるものの完成度は高く、殆どのプレイヤーには今もってなお高評価な作品。
荒があるといっても十分に親切な造りで、当時SFC作品でよくあった「理不尽に難しい作品」に比べれば至極まっとうなRPGだったと言える。

※理不尽に難しいRPG一例
「ライトファンタジー」:ザコ戦に時間がかかる上に状態異常でハメられる等、難易度が高すぎる。
「ガデュリン」:どんなに弱いザコ敵でもクリティカルが来たら終わる。(防御無視の12倍ダメージ)


ストーリーとしては、帝国に村ごと滅ぼされ、「姉の仇を討つ」と冒険に出て、多くの仲間と共に打倒帝国に向けて動き出す…といったポピュラーで入り易い話。
姉が実は生きていて敵になったり、四天王がいたり、帝王がラスボスではなく黒幕がいたり…とテンプレ通りな王道っぷりにもむしろ安心してしまうw

他にも序盤に滅ぼされた町が、中盤以降になって立ち寄ってみると復興していたり、
死んだと思っていたカップルが、とある特殊な形で生きていた等、細かい所も作り込んでおりプレイヤーの記憶に残り続ける重厚な世界観を創り出しているのも素晴らしい。

さらに各所に隠しアイテムを設定する等、ゲーム雑誌等では話題になっていたのも特徴。
(他の作品でこれに該当するのは「メタルマックスの埋蔵アイテム」「スーパーチャイニーズの隠し店」「ファイナルファンタジー2 滝の裏の魔法店」等。こういう隠し要素結構好きです)

他にもエンディングが2種類用意されているのも外せない特徴。
管理人自身も当時中学生の時にノーマルクリアしましたが、どこか引っかかる内容だったんですよね。
エンディング? エンディング?2
めでたしなんだけど妙にあっさりな内容。ディースの懸念。最後に表示されるスーパーサイヤ人的なラスボス。

まあ、何か続編に続く伏線みたいなモノなのだろう。と軽く考えて終わったんですが、これが真のエンディングでないと気づいたのはそれから一年後でした
気付いたキッカケは忘れましたが、「こけむすせきばん」に書いてあったのは、この事だったんだ!と感動したのを覚えています。
そういやこの真ENDについてはゲーム雑誌で見なかったような…情報統制でもかかってたのかな?

当時はそもそも複数のエンディングがある作品がそんなにありませんでした。
「真のエンディングがある」といった発想そのものが無かったんですね。

この瞬間、一気にブレスシリーズファンとなり、全て完全クリアするに至りました。
4、5辺りからちょっと違ってきた感はありましたが…
ブレスシリーズはそもそも各ナンバリングタイトル毎に新しい事に挑戦しているフシがあり、それはそれで面白い作品だと思うので個人的には全てオススメしたいですね。

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ラスボスの断末魔がテンプレすぎるw
3のミリアとは気品が違いすぎる気が…やっぱりパラレルワールド説が有力なのかな?


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