ゲームの里
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ブレスオブファイア 竜の戦士 / レビュー(ネタバレ含む)

長所(Good point)

各キャラに存在意義がある

 
  • 殆どのキャラは固有のフィールドアクションを持つ。主人公なら釣り、ギリアムなら弓矢による狩り&森歩行、ダンクなら鍵開け、等。

  • 戦闘能力が低いキャラであっても、固有のアクションで役立てる事で各々にちゃんと存在意義を設けている。

戦闘シーンが高クオリティ

 
  • 戦闘自体はよくあるコマンドバトルだが、俯瞰視点で敵・味方が向かい合って戦うという他作品ではあまり見られない方式を導入している。

  • また、簡易アニメーションで動く為、見ごたえもある。

  • 全ての敵はHPゲージを見ながら戦う事が出来、戦闘を有効に運びやすい。また、ボス戦に限りHPゲージをゼロにしても「根性モード」に入り、以降のHPが不可視になる為、緊張感もある。

隠し要素の存在

 
  • 各地に見えない隠しアイテムが忍ばせてあったりと、探究心を掻き立てる面白さがある。

  • ある条件を満たすと「真のエンディング」が迎えられるようになっている。当時はマルチエンディングの作品はあまり無く、その隠れっぷりは多くのプレイヤーを驚愕させた。

短所(Bad point)

敵ボスの強弱バランスがおかしい

 
  • 例えば、序盤の「マッスル」は強烈な全体攻撃を連発する強敵だが、以降のボスは記憶に残らない程弱かったりと、強弱バランスがおかしい。

  • 主人公の竜変身が強すぎる(マッスル戦は変身不可)というのも理由として大きいが、それを含めたバランス取りがなっていない様に感じられた。

  • とはいえ、竜変身をはじめとした「コツ」を掴んでいない人は歯ごたえのある作品だと思う。

合体が強すぎる

 
  • ダンクの「合体」は複数キャラ同士で合体し、全パラメータを異常なまでに強化させる能力だが、合体対象が2軍な為、実質デメリットも無いという強すぎる能力になってしまっている。

  • 最終合体「ぷかぎゅる」は4人合体の為、最終パーティは皆似たような内容になってしまう。

  • 続編はこの問題を取り上げたのか、合体対象はパーティメンバー以外の特定キャラになり、一定ダメージを負うと合体が解ける様になった。

感想(Comment)

後にブレスシリーズとして5作発売された、カプコンが送る王道RPGの第一作目。竜に変身出来る主人公(これが特撮ヒーローっぽくて良い)と、有翼人や狼人といった非人間が多く共存している世界が本シリーズの特徴です。「カプコンが初めて開発したRPG」という事になってます。FCのスウィートホームはノーカンらしい。ゲームバランスに多少の荒も見受けられるものの完成度は高く、殆どのプレイヤーには今なお高評価な作品。荒があるといっても十分に親切な造りで、同期の「理不尽に難しい作品」に比べれば至極まっとうなRPGだったと言えます。
※理不尽に難しいRPG一例
ライトファンタジー:ザコ戦に時間がかかる上、状態異常でハメられる。
ガデュリン:ザコ敵相手であってもクリティカル(防御無視12倍ダメージ)を食らったら終わる。

ストーリーとしては、帝国に村ごと滅ぼされ、「姉の仇を討つ」と冒険に出て、多くの仲間と共に打倒帝国に向けて動き出す…といったポピュラーで入り易い話。姉が実は生きていて敵になったり、四天王がいたり、帝王がラスボスではなく黒幕がいたり…とテンプレ通りな王道っぷりにもむしろ安心してしまう(´▽`)

他にも序盤に滅ぼされた町が、中盤以降になって立ち寄ってみると復興していたり、死んだと思っていたカップルが、とある特殊な形で生きていた等、細かい所も作り込んでおりプレイヤーの記憶に残り続ける重厚な世界観を創り出しているのも素晴らしい。

あとは、隠しアイテムが各所にあるのも面白いです。他の作品でも「メタルマックスの埋蔵アイテム、スーパーチャイニーズの隠し店、ファイナルファンタジー2 滝の裏の魔法店」とかありますが、こういう隠し要素は個人的にはかなり好きです。

エンディングが2種類用意されているのも外せない特徴。管理人は当時中学生の時にノーマルクリアしましたが、どこか引っかかる内容だな~とは思ってたんですよね。

めでたしなんだけど妙にあっさりな内容。ディースの懸念。最後に表示されるスーパーサイヤ人的なラスボス。

まあ、何か続編に続く伏線みたいなモノなのだろう。と軽く考えて終わったんですが、これが真のエンディングでないと気づいたのはそれから一年後でした。気付いたキッカケは忘れましたが、「こけむす石板」に書いてあったのは、この事だったんだ!と感動したのを覚えています。そういやこの真ENDについてはゲーム雑誌で見なかったような…情報規制でもかかってたのかな?
当時はそもそも複数のエンディングがある作品がそんなにありませんでした。「真のエンディングがある」といった発想そのものが無かったんですね。
この瞬間、一気にブレスシリーズファンとなり、新作が発売されては購入してクリアする様になりました。4、5辺りからちょっと違ってきた感はありましたが…(^^;)
ブレスシリーズはそもそも各ナンバリングタイトル毎に新しい事に挑戦しているフシがあり、それはそれで面白い作品だと思うので個人的には全て面白かったと断言出来ます。

それにしてもミリアの断末魔がテンプレすぎる(゚д゚)

3のミリアとは気品が違いすぎる気が…やっぱりパラレルワールド説が有力なのかな?


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