ゲームの里
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リトルウィッチパルフェ 黒猫魔法店物語 / レビュー(ネタバレ含む)

長所(Good point)

発売してくれた事

 
  • 本作は1999年に工画堂スタジオより一般PCゲームとして発売された作品ですが、元々がマイナーだった為、こうしてリメイクしてくれた事自体が嬉しかった。

  • 絵も声も変わったものの、雰囲気を壊すようなモノではなかったので管理人的には悪くなかった。

ゲーム期間が短くなった

 
  • 原作(PC版)は1年、本作では実質10か月となっている。

  • ゲームそのものが冗長で、周回プレイを要する作品の為、期間を圧縮してくれたのは好感が持てる。

スキップ機能がある

 
  • 原作(PC版)はメッセージスキップ不可だったが、本作はRボタンで可能。

  • しかし、既読スキップ機能が無いのが珠に傷。

短所(Bad point)

テンポが悪い

 
  • データインストールしているにも関わらず、次のメッセージ表示にかかるウェイト時間が2秒ほどあり、全体的にもっさりしている。

  • 原作(PC版)からそうだが、クリアに多くの時間を必要とする。1週で投げたプレイヤーもいるのではないだろうか?

ゲームシステムが低レベル

 
  • 昨今のアドベンチャーゲーム(あるいはノベルゲーム)に大抵付いているハズの機能がことごとく付いていない。

  • 例えば「既読スキップ、客の往来描写のスキップ」特に後者は店内のイベント待ちをする際に長く待たされる事になる。高速化は出来るのだが…。

  • 音声のインストールが成されない為、前述の通りテンポが悪い。データインストール自体はあるが、音声は含まれていない模様。

  • 誰がどこにいるか分からない。あえてそうしているのかもしれないが、MAP上にキャラアイコンを乗せる等の仕組みが欲しかった。

フラグが複雑

 
  • 普通のプレイではまず見逃すであろうイベントが多く存在している。フローレ完治後の夜訪問、夜のレネット姉妹喧嘩等、普通行かない時間の為見逃しやすい。しかもそれがクリアに必須なフラグであったりするから辛い。

  • 見逃したままノーマルエンドを迎え、またスタートから…というハメに陥る事も多々ある。

  • さらに「フローレは死んでいるのに、まるで生きているような物言い」 「レネットと一緒に仲良く遊び、数時間後に何の脈絡もなく拒絶される」等、状況的に有り得ない行動がいくつか散見される。

誤字脱字が多い

 
  • 特に後半に多く散見される。

  • テキスト数が多い為、ある程度しょうがないのかもしれないが、ちゃんとテストプレイしているのか?と疑うほど多く見受けられた。

感想(Comment)

前述した通り、本作は1999年に一般PCゲームとして発売された「パルフェシリーズ」1作目のフルリメイク版にあたります。魔法店経営と各キャラ攻略の要素を兼ね備えたシステムで、当時ガストから発売されて人気を博していたマリーのアトリエに触発されて作られたのかな?と思っておりますが( ̄▽ ̄)
その後も「リトルウィッチレネット」「ハートフルメモリーズ」と続き、世界観を同じくする「エンジェリックコンサート」「エンジェリックセレナーデ」も存在します(注:これらはリメイクされていません)。この世界観を大事にして、過去作をプレイした人をより楽しませる造りが管理人は大好きでしたね(´▽`)

他の特徴点としては、やっぱ百合展開ですかね( 'Д';)
管理人は正直その手の趣味はないんですが、そーいうのが好きな人はさらに楽しめると思いますw

メーカーを見ると工画堂スタジオではなく、サイバーフロントになっておりますが、版権を譲ったか何か?その辺の所はよく分かっておりません(´Д`|||)

キャラグラと声優は総替えとなっておりますが、いずれも「合ってない」という事は無い様に感じました。ちなみにレネットの声は原作ではあの有名な水樹奈々さんが当てており、同氏のファンになったキッカケでもあります。当時は18歳だったかと思いますが、その時から演技力・歌唱力は高かったですね(´▽`)

それはさておき、ストーリー面としては原作(PC版)に比べて全体的に増加していましたが、特に良かったのは「借金の理由」と「謎のキャラ『ワルダー』の追加」ですね。借金の理由については確かに原作から全く触れられてなかったなと思ったし、蛇足ではない良い追加要素だったと思います。
ワルダーについても、光の国の姫(パルフェの母)に仕えていた騎士という事が最後に明らかになり、憎まれ口を叩きながらも陰ながら見守っており、最後は命をかけてパルフェを守るという性格イケメンおじさんでした。クソッ!カッコ良すぎだぜ!こういうキャラ好きなんだ!(`o´)

別作品からオマージュした必殺技が多く出るのも良い意味で工画堂らしいのかなと思いました。極めてシリアスなシーンでのワルダーの最終必殺技までも「リングのかけろ」のオマージュだったのはちょっと残念でしたが…(´Д`|||)

逆にストーリーの変化として気になったのは、王子の劣化っぷりがハンパじゃない事ですね。原作は性格イケメンだったのに、何故こんなkzに変えたのか?パルフェの未来が心配になるレベル。オヤジもオヤジだし(王様)…全く、王族ってやつは皆こうなのか?と思ったけど、ルティル()という例もあるから、やっぱフロルエルモスって国が腐敗しきってるってことなんでしょうね。
※パルフェシリーズの作品『ハートフルメモリーズ』のヒロイン。風の国フォルラータの王女でありながらあえて身分を隠し、社会勉強の為にパン屋でアルバイトをしていた。性格も極めて良い。

まあパルフェの芯の強さが、王子を…ひいては国を根本から変えていくだろうと信じたい。

なんにせよプレイして良かったと思います。正直ゲームシステムがイケてないと思いますが、そこんとこをうまく改善して「リトルウィッチレネット」や「ハートフルメモリーズ」も出してほしいですね!期待しています!



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