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●リトルウィッチパルフェ 黒猫魔法店物語 - レビュー(ネタバレ含む)


GOOD POINT(長所)


発売してくれた事
 

ファンとしては、そもそも発売してくれた事にGJと言いたい。(マイナー極まるタイトルだったので)
 

絵も声も変わってしまったが、雰囲気を壊すようなモノではなかったので管理人的には悪くなかった。


ゲーム期間が短くなった
 

原作(WIN版)は1年、本作では実質10か月となっている。
 

ゲームそのものが冗長で、周回プレイを要する作品の為、期間を圧縮してくれたのは好感が持てる。


スキップ機能がある
 

Rボタンでスキップ可能。(原作はスキップ出来なかったハズ)
 

しかし、既読スキップ機能が無いのが珠に傷。


BAD POINT(問題点)


テンポが悪い
 

データインストールしているにも関わらず、次のメッセージ表示にかかるウェイト時間が2秒ほどあり、全体的にもっさりしている。

原作(WIN版)からそうだが、クリアに多くの時間を必要とする。1週で投げたプレイヤーもいるのではないだろうか?


ゲームシステムが低レベル
 

昨今のアドベンチャーゲーム(あるいはノベルゲーム)に大抵付いているハズの機能がことごとく付いていない。
 

例えば、以下のシステムはあってほしかった所。
 ・既読スキップ
 ・客の往来のスキップ(調合、店内でのイベント待ち、客の往来がスキップ出来ず、不快な待ち時間が生じる。高速化は出来るのだが…)
 ・音声のインストール(データインストール自体はあるが、音声データは含まれていない。その証拠に音声の無いイベントはサクサク進む)
 ・移動MAPにどのキャラがいるか分かるような仕組み。キャラアイコンとか。



フラグが複雑
 

普通のプレイではまず見逃すであろうイベントが多く存在している。(フローレ完治後の夜訪問、夜のレネット姉妹喧嘩等、普通行かない時間の為見逃しやすい)
しかもそれがクリアに必須なフラグであったりするから辛い。
見逃したままノーマルエンドを迎え、またスタートから…というハメに陥る事も多々ある。
 

さらに「フローレは死んでいるのに、まるで生きているような物言い」
「レネットと一緒に仲良く遊び、数時間後に何の脈絡もなく拒絶される」
等、状況的に有り得ない行動がいくつかあった。フラグ管理がなっていないと言える。



誤字脱字が多い
 

特に後半で多く目につく。
 

テキスト数は多いからしょうがないのかもしれないが、ちゃんとテストプレイしているのか?と疑うほど多く見受けられた。


COMMENT(概要・特徴)

BAD POINTを多く書いてしまいましたが、管理人はこの作品が好きです。
このパルフェシリーズの魅力としては、やっぱり世界感の深さですね。

他の工画堂スタジオ作品とも世界感はリンクしており、魅力的な世界感を確立していると思います。
(PSPでは現在本作しかありませんが、一応PSPソフト『ミマナクロニクル』もリンクしてますね)

他の特徴点としては、やっぱ百合展開ですかね( 'Д';)
管理人は正直その手の趣味はないんですが、そーいうのが好きな人はさらに楽しめると思いますw

ストーリー的には原作(WIN版)に比べて全体的に増加していましたが、
特に良かったのは『原作では触れてなかった借金の理由』と『カッコいいキャラ「ワルダー」の追加』ですね。
蛇足ではない、良い追加要素だったと思います。

別作品からオマージュした必殺技が多く出るのも工画堂らしいのかなと思いましたw
ワルダーの最終必殺技までもオマージュだったのはちょっと残念でしたが…^^;

逆にストーリーの変化点として悪かったのは、王子の劣化っぷりがハンパじゃない事ですね。パルフェの未来が心配になるレベル。
オヤジもオヤジだし(王様)全く、王族ってやつは皆こうなんだろうな…と思ったけど、ルティル()という例もあるから、
やっぱフロルエルモスって国が腐敗しきってるってことなんでしょうね。
※パルフェシリーズの作品『ハートフルメモリーズ』のヒロイン。風の国フォルラータの王女でありながらあえて身分を隠してパン屋でアルバイトをしていた。性格も極めて良い。

まあパルフェの芯の強さが、王子を…ひいては国を根本から変えていくだろうと信じたい。

なんにせよプレイして良かったと思います。
正直万人向けではないと思いますが、そこんとこをうまく改善して「リトルウィッチレネット」や「ハートフルメモリーズ」も出してほしいですね!

オールクリアー


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