ゲームの里
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スーパーロボット大戦T / レビュー(ネタバレ含む)

長所(Good point)

「Shoot down」表示の追加

 
  • 撃墜出来るダメージ量だった場合は戦闘前から「Shoot down」と表示される様になった。これによりソフトリセットコンティニューの回数が実質減ったと言える。

  • 但し「クリティカル分は加味されない」「閃きがかかっているのに表示される」等の注意点はある。

  • 熟練したスパロボプレイヤーだとダメージはある程度概算出来るモノだが、底力活用でギリギリの継戦をしている時や、弱者によるハイエナを行う際は特に便利なシステムだと感じた。

サポーターコマンドの追加

 
  • 非戦闘員による精神コマンド「サポーターコマンド」が追加され、みんなで戦っている感が増した。

  • これを運用するには専用のポイント「S-SP」を使う必要がある。

  • ただ、S-SPは終始低めで回復手段は「1ターンにつき+5」しかなく、最後まで2発程度しか撃てないのがネック。戦況を大きく変える程ではなく、効果は地味。

短所(Bad point)

サブシナリオが有料

 
  • 前作もそうで、今に始まった事ではないが、元々アニメソングプレミアムエディションで13000円するソフトなのに更にカネを取ろうとする姿勢がエグすぎる。

  • クリアボーナスは要らないので、せめてストーリーだけ見てみたい所。

感想(Comment)

本作は2019年に発売された単発タイプのスパロボになります。

キャッチコピーは
「命を懸けて護るべき故郷―それは、地球(TERRA)だ。」
スパロボにしては意外にも15才以上対象ソフトとなっています(前作もそうでしたが)。ガン&ソードの童貞エピソードがCERO上げちゃったのかな?(゚д゚)

今回の新規参戦組は順に挙げていくと、まず話題をかっさらったのが
「カウボーイビバップ」。管理人は3話しか観てないのですが、皆「ロボット出てないだろ!」と突っ込んでいました。実際出てきたのは「ソードフィッシュⅡ」という戦闘機的なメカのみ。いよいよロボットネタが無くなってきたのか?等と思う所はありますが、管理人的にはブレイクスルー的な意味で良い事だと思います。この調子でもう好きな特撮ヒーローとか出てきてくれないかな…一応サンダーライガーの前例はありますが。
新規参戦その2は
「わが青春のアルカディア 無限軌道SSX」。世代でない事もあり、これも未試聴です。スパロボVにおける「宇宙戦艦ヤマト」同様、戦艦枠と言って良いですね。キャプテンハーロックは自身の信念に基づいて自由を求めて戦うという、管理人にはストライクなキャラでカッコ良かったです。機会があれば原作を観てみたいですね(´▽`)
新規参戦その3は
「魔法騎士レイアース」。漫画でなら見た事があります。当時から「いつかはスパロボ参戦するだろう」と言われていた作品でした。本作においては味方側が弱く、敵側が強いというエルガイムパターンでしたが、多くのファンを持つであろう作品なので、嬉しかったプレイヤーは多かったんじゃないかと思います。
新規参戦その4は
「楽園追放 -Expelled from Paradise-」。管理人は正直タイトルすら初めて見ました。意識を電脳化して生きる人が多い世界観で、一時的な肉体を得て任務にあたっていた女主人公「アンジェラ」がリアルワールドにおいての魅力に触れ、自由を求めるという話の様です。本作においては独裁的な電脳世界である「ディーヴァ」との決着が付かずに終わった為、正直不完全燃焼感がありましたね。機体はカッコ良くはありませんが、高軌道に動く様を見ているとカッコ良く見えてくるから不思議だ(´▽`)

ゲームシステムにおいては、前述の通り「Shoot down表示」と「サポーターコマンド」といった追加要素がいずれも便利で、良い進化を遂げたと思いますね。特に前者は底力や異能生存体を維持する上で非常に便利でした。マンネリ化しつつあるスパロボも、今だ進化を続けているのは期待が持てますね。
難易度としてはヌルゲー化の一途を辿っていると思っていましたが、本作は割と難しめでした。なにしろ
ザコの一撃でグレートマジンガーのHPを半分持っていかれるとかザラです。スパロボFを思わせる状況!(゚д゚) とはいえ、初回からエキスパートモードだったからというのもあるのですが、VやXではそれでもヌルゲーだったので、個人的には歯ごたえあって良かったです。
あとは、あまり多くはありませんが所々にアニメムービーが流れる様になりました。この采配は何気に20年以上前に発売されたスパロボF以来(のハズ)。各シーンで一枚絵じみた立ち絵が表示されるのも良かったですね。


今回も初回からエキスパートモードで、着艦戦法メインで進めましたが、例によってこんな状況に…

一人だけ撃墜数が文字通りケタ違いに…まあ本作から出撃者もサブオーダー対象になったので、大半のキャラはエースパイロットになれましたが。
前作(V・X)はエキスパートでもヌルすぎて殆ど作業でしたが、本作はそれなりにスキルラーニングで強化しないとアルカディア号が落ちる難易度でしたね。まあそれでも強化しきると作業感ありましたが…。

あと思ったのが、本作はやたらとLvが上がります。

撃墜時に経験値が最低10は入る(?)のと、サブオーダーが出撃したキャラでも行える様になった事などが関連していますが、普通にLvが99に到達したスパロボってこれまで無かった気がする。

ストーリー面は個人的に面白かったと思います。男主人公の「サイゾウ」のみクリアしましたが、サラリーマンなのに命を賭ける業務を行うハメになってもやたらと前向きで、その姿勢に周りも感化されてはチームワークを築いていくという、元気を貰えるキャラクターが魅力的でした。主人公としては王道でしょうが、個人的には好きです。社畜なようでそうでもないみたいだし。サラリーマンに至るまでの過去の話なんかも見たかったな…。

版権枠も「復讐に生きるアキトやヴァン、同じ様な過去を経験しているドモンの絡み」「宇宙海賊同士で協力するハーロックとCB勢、元宇宙海賊のアルゴ」「ある意味同一人物であるショウとシオンの邂逅」「本編の後日談を描くGガンダムストーリー」等、クロスオーバーやifストーリーが面白かったと思います。
「復讐」がテーマな流れが多く、一歩誤ればダークサイドに行きそうな面々を主人公をはじめとした前向きなキャラが支え合って行く感じで、暗く救いの無いストーリーにならないのが良かったです。良い意味で王道。スパロボZみたいにトリッキーで悲哀な感じも記憶に刻み込まれる感じで嫌いじゃないんですけどね(´▽`)


一方で、ラスボスは思った通りだったな~と思いましたね。案外読みやすいと思います。こんな絵に描いた様な好漢達に裏が無いワケがない(笑) プレズバンドに関しては見た目からして怪しいですしね…。ただゴードウィンが生きていた事までは読めませんでした。後で考えれば、あっさり死にすぎてて怪しいとは思いますが(´▽`;)
これもある意味王道ですが、最近のスパロボによくある「ぽっと出キャラがラスボス」とか「創造神とか超次元すぎるラスボス」よりは良かったと思います。特に後者はソレに勝ってる所がご都合主義にしか見えないので…。
ゴードウィンに関しては自らをヒーローと思わせる様に努める等「あざとい」所があるのが人間らしいと思いますね。社員やT3メンバーに名前を覚えて貰ってると感激されている一方で、武蔵が死んだ事を忘れていたり、トビア・アナロクスと微妙に間違って覚えていたり。最後にその「あざとさ」を維持できずにボロボロと本性が見える様は、社長に心酔しつつあったプレイヤーにはショックだったろうなぁ(´▽`;)

ストーリーの総評としては、全体的に及第点だったと思います。「トライダーが居るだけ参戦だったな~」とか「ディーヴァとは結局何の決着も付いてないよな~」とか「ガオガイガーがジェネシックに至らない中途半端な感じが残念」だったり、色々思う所はありますが…。
次回はぼちぼちOG系スパロボを出してほしいですね。ムーンデュエラーズ以降、もう3年音沙汰ないよ!

ラスボスメモ

エキスパートモード、ifルート、7段階改造状態。本作は2体。

ダイガイアン2号
LV95
HP288000
EN回復(小)
オールキャンセラー
指揮系統中枢
2回行動
底力5

気力+ボーナス
闘争心3
気力限界突破3
プレッシャー3
厄介ランクB(従来の全スパロボの中で比較評価)
20年前の戦乱で活躍したかつてのエースパイロットでダイマの戦友。主人公達の部隊「T3」の立役者であり、政治家として地球の民達に希望をもたらした。が、最終的に圧倒的物量と戦力を持つ他銀河共同体「UND」との戦力差を鑑み、これに下って地球に降伏を迫った。

エースボーナス『気力130以上で自軍フェイズ開始時「覚醒」がかかる』がある為、実質3回行動。これを撃破しないと1号が無限に回復する為、実質丈夫なボスを2体倒さなければならない。装甲値がある上に底力5がある関係で割と硬く、1ターンで両方落とそうとするとそれなりに難易度が高い。
ダイガイアン1号
LV95
HP288000
EN回復(小)
オールキャンセラー
指揮系統中枢
3回行動
底力6

気力+ボーナス
闘争心3
気力限界突破3
プレッシャー4
厄介ランクB(従来の全スパロボの中で比較評価)
20年前の戦乱で特機「ガイアーン」を駆って活躍した元連邦軍エースパイロット。主人公が所属する大企業「VTX」の社長で、好漢であったが主人公達と地球を救う為、宇宙でその命を散らした…。 ハズだったが、それはポーズで、圧倒的な地球戦力で外宇宙に討って出る「銀河統一計画」を実現する為に会社の資金を個人運用し、特機ダイガイアンと機動要塞VTXを造り上げ、T3の前に立ちはだかった。自身の正義に酔い、その遂行こそが自身の使命で正義だと考えていたが、T3によって生まれて初めての敗北を味わい、自分の非を認めて投降した。

常時3回行動で、受ければ撃墜必至の攻撃を繰り出してくる(閃き・不屈でどうとでもなるが)。2号を破壊するまでは撃墜不可の為、MAPWを恐れて1ターンで両方落とそうとすると結構な難易度となる。一方でHP回復能力やイベントを持たない為、時間をかければどうとでもなる一面も持つ。

おまけ(VTX社訓)

かつての連邦エースパイロットでVTX社長であるダイマ・ゴードウィンによる社訓。全部で48まである。1週プレイで確認されたモノを列記。

1 人は宝(人材こそが最も大切)
2 意志の力で奇跡を起こせ!
3 ないものは創れ!(仕事がないのなら、仕事を自らの手で創りだす)
6 やる気のない者は去れ!
7 逃げる事を潔いとは言わない
8 マルチ人間になれ
10 拳に勇気を込めろ!(脳筋と評判の社長の言葉)
11 誰もが愛の狙撃種たれ!
13 最初にガツンとぶちかませ!
14 胸を張る者にこそ、エンブレムは相応しい!(重量30kgにも及ぶ勲章を授与された社長の言葉)
20 まずは二歩進め!(一歩目は勢いで何とかなるので、その次の二歩目こそが大事)
21 目覚めの時は、今この瞬間だ!(寝坊した社員を電話で叩き起こした社長の言葉)
25 意外とセコい手を使うのもあり
33 十人寄れば、鬼神も之を避く!(10人集まれば、大体の事は何とかなる)
35 器用貧乏になるな、器用長者になれ!
40 勇気があれば48時間戦える
41 偉大なる先駆者に続け!(最初の一人が生まれるまでは大変だが、その人のおかげで重要な道が拓けた)
47 終わり良ければ、全て流れる!(過程のゴタゴタを結果で黙らせる)


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