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●メタルギアライジング リベンジェンス - レビュー(ネタバレ含む)


GOOD POINT(長所)


良グラフィック
 

前作にあたるMGS4にも言えた事だが、実写に近い程のクオリティとなっている。
 

ムービーだけ映画の様に凄いグラフィックという作品はいくらでもあるが、普段のアクションパートでもこのクオリティなのだから素晴らしい。


迫力のある近接戦闘
 

これまでのメタルギアは隠れて進むスニーキングミッションで、いざ戦うとしても兵器を使った遠距離攻撃を主としていたが、
本作では高周波ブレードを使った近接攻撃が主だった攻撃方法となっている。これにより、敵をばったばった倒していく「無双シリーズ」にも似た爽快感がある。
 

かといってこれまでのスニーキングミッションは無くなってしまったワケではない。
見つからないように近づき、敵を一撃で倒す「ニンジャキル」が可能となっており、ただがむしゃらに倒していくよりもスピーディに、スタイリッシュに進む事が可能。


奥深いやり込み要素
 

BPというポイントを使って主人公の強化が可能となっている。(敵を倒したりすると加算されるお金の様なポイント)
それに加えて色々な条件をクリアするごとに装備も増えたりと、一回クリアするだけでは味わいつくせない内容。
 

ストーリーが短い分、周回プレイもサクサク可能。


ボーカル付BGM
 

ボス戦は戦闘後半に差し掛かると、BGMにボーカルが付くようになる。
これが戦闘に対するプレイヤーのテンションアップに繋がる上手い仕組みとなっている。
 

単純に良曲も多い。一般的には「モンスーン戦」「エクセルサス戦」「ラスボス戦」が高人気。


BAD POINT(問題点)


メーカーロゴが飛ばせない
 

その上、ロゴが10個程あるので、地味にタイトル画面まで待たされてしまう。
 

宣伝も兼ねているのだから飛ばせても本末転倒だろうが、プレイヤーとしてはどうにかして欲しかった所。


遠距離武器が使いにくい
 

簡易発射はL2ボタンチョン押し…なのだが、
正確に撃ちたいならばL2ボタンを押しながらアナログスティックで射線を調節し、R1ボタンで発射と咄嗟に出来る内容ではない。
 

しかも移動しながら撃てない。近距離戦闘メインなので基本的に使う必要がないのが救いではあるが、もう少しなんとかならなかったのだろうか。


ストーリーが短い
 

とはいえ内容が薄いワケではないので、単純に問題点とは言い難い点ではある。
 

個人的には初代のようなマルチエンディング方式や周回プレイor難易度でエンディングが変わる等といった要素があったらより面白かったかなと思います。


価格に見合わないDLCストーリー
 

「サムエル編」「ウルフ編」があり、それぞれ1000円。
 

特に第三弾の「ウルフ編」は一時間で終わる程度の話で、しかもストーリー内容が薄い為、1000円の価値があるかは微妙。


COMMENT(概要・特徴)

●上達を体感できる
 ・本作は「シノギ」「攻防一体」等多くの戦闘スキルがあり、それらを使いこなさないとクリアはおぼつかないバランスになっている。
 ・しかし「VR MISSION」や「各CHECK POINTでリトライ」を繰り返せば慣れていく事は可能。
  言ってみれば「死んで覚えろ!」的なレトロゲームにありがちだったパターンとなっており、アクションゲームが持つ楽しさの本質に迫っていると思われる。

●動きの繊細さ
 ・各キャラの動きが緻密に作られており、スタイリッシュなアクションに酔いしれる事が出来る。
 ・スタッフロールで実際に格闘技等のモーションキャプチャーを取っている事が分かる。

●ニンジャランの爽快さ
 ・各障害物は「ニンジャラン」という高速移動で自動的に越えていく事が出来る(段差なら飛び越え、低い所や赤外線センサーはスライディングで越える等)
 ・これによりスタイリッシュに、ストレスレスな進行が可能となっている。
 ・一方で勝手に階段や手すりを越えて飛び降りる等意図しない動きをしてしまったり、敵に見つかったりといったデメリットもあり、普段の走りの優位性もまた確保している。

●斬奪、自由斬撃
 ・本作のテーマであり、オリジナリティでもあるシステム
 ・斬奪は敵を斬ってエネルギー原を奪い、一撃必殺しつつ回復するシステム。高い難易度と相まって有効な戦法となっている。
 ・自由斬撃は本作の殆どのオブジェを切り裂く事の出来るシステムで、障害物を斬って通ったり、橋を斬って敵を落としたりといった自由度を高めつつ爽快感をも作り出している。
 ・メタルギアらしいおまけ要素もある(民間人の服を切り裂く、エロいポスターの隠してる部位だけを斬る等)


GENERAL COMMENT(総評)

アクションゲームの本質に迫った爽快感のある作品となっている。
難易度は高いが理不尽と言える程のものではなく、難易度設定や前述のリトライシステムのおかげで歯ごたえのあるゲームとなっている。

メタルギアソリッド2で語られた主人公が人斬りであった過去について掘り下げられ、活人剣士として戦ってきたが 結局人を斬る衝動からは逃れる事は出来なかった…
しかしそんな人間は自分一人でいい、弱い者を守る。といった考えに至る流れはヒロイックに満ちたリアリティのあるストーリーなのかなと感じました。

ストーリー的には短いんですが、薄くはないので何度かプレイしたい気に駆られる作りになっている。
特にラスボス戦は燃える!

なんだかんだでVRミッションALL1stクリアを達成したりと、結構楽しめたタイトルです。

個人的には続編を発売してほしいと思う程の面白いタイトルでした!


ストーリークリア時間:5時間


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