ゲームの里
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仮面ライダー バトライド・ウォー2 / レビュー(ネタバレ含む)

長所(Good point) 前作との比較

動作の硬直を無くせる「ライダーキャンセル」の追加

 
  • 全てのライダーは、攻撃中に×ボタンを押す事でキャンセルが可能。これにより、強力攻撃の後に起こる硬直を無くし、立て続けに攻撃が行える様になった。

  • ライダーキャンセルの内容はジャンプだったり前転だったりと、ライダーによって異なる。

一部ライダーの上方修正

 
  • 前作はどう取り繕っても使いにくいライダーが存在したが、技の追加やモーションキャンセルが可能になってたりと上方修正されている。

  • 一例として、遠距離急降下で使いにくかったファイズのクリムゾンスマッシュに前方近距離版(いわゆる木場版)が追加されたり、ウィザードが魔法を使う際に発生していた指輪を付ける邪魔なモーションを通常攻撃から繋げるとキャンセル出来たり等が挙げられる。

連打ゲーからの脱却

 
  • 前作のベストな攻撃法は「使い易い必殺技を連打する」に尽きるやや残念な内容だった。

  • 今作は「通常攻撃長押しの必殺技」と「ライダーキャンセル」の追加により、ただ単に連打するという単純な内容では無くなり、戦略性が増した。

短所(Bad point)

ロード時間が長い

 
  • ミッションスタート前後に約20秒もの時間をロードで待たされる。インストールして尚これだけ待たされるのはどうなのか…?

  • 収録されている曲数に比例して長くなるという説もある(未検証)。ちなみに前述の「約20秒」というのは「プレミアムTV&MOVIEサウンドエディション」デフォルトの場合。

セリフのタイミングが一部おかしい

 
  • ミッション中のサブライダーやレイナ達のセリフがおかしなタイミングで出る事がある。

  • 一例として、「GOD SPEED LOVE」でガタックがやられた後なのに、そのガタックが「どうやら俺達の勝利はもうすぐだな」と言う。「トレジャーハント」でG4と戦っている最中に、レイナが「G4は撤退したみたい」と言う、等が挙げられる。

  • 後者(G4)の場合は、コンボで捕まえている最中に逃走フラグであるHP半減に差し掛かった為と考えられる。なんにせよテストプレイ不足なのではないかと邪推してしまう。

フリーズする時がある

 
  • ミッション中のイベント読み込みが極端に遅い時があり、そのまま止まってしまうのではないかと不安になる。

  • 実際「ボスがセリフを言っている最中に究極フォームになった瞬間」にフリーズした。こうなるとあらゆるボタンが利かなくなり、PS3を物理的に電源カットをする必要がある。(サウンドエディションVer1.01で確認)

敵が小出しでテンポが悪い

 
  • 本作は敵を一定量倒す事で先に進めるようになるステージ(ザコ一掃ステージ)は敵の出現数上限が少なく設定されており、敵をちまちまと倒す事を強いられ、単純作業感が凄い。

  • そしてこの類のミッションが比較的多い為、尚更作業ゲーになってしまっている。

  • 前作の感想に「同じボスが何度も出現するのはおかしい」という声が挙がっていた為、ザコと多く戦う様に設定したものと推察される。

感想(Comment)

前作同様、好きな平成仮面ライダーで遊べる3Dアクションゲーム「バトライドウォー」の続編。ストーリーは以下の通りで、前作同様とてもシンプルな内容となっている。


仮面ライダー鎧武たちは「シネマ、レイト少年、レイナ少女」の3人によって「映画館の世界」に召還され、「子供達が大勢やってくる面白い映画を作りたい」というシネマ達の願いを叶えるべく、映画の世界で戦い続ける事になった。
レイトとレイナは記憶喪失で不安な気持ちを抱えていたが、仮面ライダー達が戦い続ける姿を見て心を打たれ、やがて記憶を取り戻す。レイトは映画館の経営者だったが、寿命で亡くなった老人で、レイナは幼い頃に亡くなったレイトの姉だった。
シネマは面白い映画を子供達に提供し、楽しませたいと思う余り、仮面ライダーに戦いを強いる凶行に出てしまっていたが、その正体はレイトという主を失い、取り壊し予定となっていた古い映画館が具現化した存在だったのだ。
鎧武はその映画館をなんとかすると誓い、現実に戻っていくのだった。


と簡単に書けば上述のようなストーリー。個人的には前作の方がまだ好きだったかな…レイト達の正体は予想外ではあったものの、結局ライダー達にとっては理不尽でしかないように思えるので…でも子供にも理解しやすく、長年愛されてきた映画館が意思を持つ、という話は嫌いじゃありません(´▽`)

アクションパートの出来は相変わらず良く…というよりは、既存のデータをアップデートした内容となっている。上方修正やライダーキャンセルのおかげで、前作の様な連打ゲーでなくなっているのは素晴らしいが、根っこは殆ど同じな為、『2というよりは1.5』と多くのプレイヤーに揶揄されている。

さらに言うと、作業ゲーと感じる部分は全く変わっていない。繰り返し戦う相手がボスからザコに変わっただけである。そのザコ戦にしても、小出しにポップしてくるのをちまちま倒す作業。例えるならモグラたたき。少なくとも何度も遊びたくなるような爽快感はありませんでしたね(´□`。)

プレイ出来るキャラも、サブライダーが多く増えるかな?と期待していましたが、そんな事は全く無かった。吉宗とか増やしてる場合じゃないよ全くもう。実質増えたのは鎧武関連のサブライダーです。ファンなら感涙ものかもしれないが、管理人みたくそうでもないプレイヤーにとっては微妙。いい加減昭和ライダーを出せ!とまでは言わないが、個人的にはナイト、キックホッパー、イクサ、ダークキバ辺りは使える様にして欲しかった。

あと、今作は劇場版推しで行っているワリに、その内容はダイジェストですら無いのも気になる。例えば、龍騎エピソードファイナルでは、ただ龍騎とリュウガが戦って終わりである。映画専用キャラのファムも出ないし、ラストにモンスターの群れに突っ込む漢のシーンも丸ごとカット。他の映画も概ね同じで、主人公とボスが戦って終わり。一応決着シーンはムービー表示されるが…。

とはいえ、映画の内容殆どをゲームに含めるのはムリなのも分かってはいるつもりですが…それでも仮面ライダーファンとしては、ガンダム無双のストーリーモードの様に何面かに分けてでも再現してもらいたいと思うのも事実。

総評するなら、全体的作りが浅いかなと感じましたね。前作も似た感想はありましたが、3Dアクションとしての再現度が良く出来ていた分、多少抜けた部分があっても良いと思えました。今作はそれにあたる新たな感動がなかった。だからこその「1.5」評価なんでしょうね。

アクションパートの出来は良いのだから、もし「3」を出すのなら、作業ゲー部分とストーリーをもう少し練って欲しいですね!期待してます(´▽`)


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