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●仮面ライダー バトライド・ウォー2 - レビュー(ネタバレ含む)


GOOD POINT(長所)
前作に比べての長所がメインになります。


動作の硬直を無くせる「ライダーキャンセル」の追加
 

全てのライダーは、攻撃中に×ボタンを押す事でキャンセルが可能。
これにより、強力攻撃の後に起こる硬直を無くし、立て続けに攻撃が行える様になった。
 

ライダーキャンセルの内容はジャンプだったり前転だったりと、プレイアブルキャラによって異なる。


一部キャラの上方修正
 

前作はどう取り繕っても使い難いキャラがいくつか存在した。
今作はそのネガ潰しの為か、技の追加やモーションキャンセルが可能になってたりと上方修正されている。
 

以下はその一例。
・ファイズのクリムゾンスマッシュは【大ジャンプ⇒前方中距離にポインターがHITしたら必殺技発動】だったが、
前方の敵にダイレクトにポインターを当てるタイプ(映画でRXを倒した技)が追加。
・ウィザードの必殺技は指輪を着けるモーションの為、発動が極めて遅かったが、通常攻撃に繋げるとモーション無しで発動出来る様になった。


連打ゲーからの脱却
 

前作のベストな攻撃法は、ぶっちゃければ「使い易い必殺技だけを連打する」。これに尽きる残念な内容だった。
 

今作は「通常攻撃長押しの必殺技」と「ライダーキャンセル」の追加により、ただ単に連打するという単純な内容では無くなり、戦略性が増した。


BAD POINT(問題点)


ロード時間が長い
 

ミッションスタート前後に約20秒もの時間をロードで待たされる。インストールして尚これだけ待たされるのはどうなのか…?

収録されている曲数に比例して長くなるという説もある(未検証)
ちなみに前述の「約20秒」というのは「プレミアムTV&MOVIEサウンドエディション」デフォルトの場合。


セリフのタイミングが一部おかしい
 

ミッション中のサブライダーやレイナ達のセリフがおかしなタイミングで出る事がある。
 

以下はその一例
・「GOD SPEED LOVE」でガタックがやられた後なのに、そのガタックが「どうやら俺達の勝利はもうすぐだな」と言う。
・「トレジャーハント」でG4と戦っている最中に、レイナが「G4は撤退したみたい」と言う。

前者は単純にバグ?後者はHP半減が逃走トリガーの為、コンボ中にも関わらずHP半減した為にセリフが先に出たものと思われる。
なんにせよテストプレイ不足なのではないかと邪推してしまう。


フリーズする時がある
 

ミッション中のイベント読み込みが極端に遅い時があり、そのまま止まってしまうのではないかと不安になる。
 

実際に管理人がフリーズを経験したのは、「ボスがセリフを言っている最中に究極フォームになった瞬間」。
こうなるとあらゆるボタンが利かなくなり、PS3を物理的に電源カットをする必要がある。(サウンドエディションVer1.01で確認)


敵が小出しでテンポが悪い
 

本作は敵を一定量倒す事で先に進めるようになるステージ(ザコ一掃ステージ)は敵の出現数上限が少なく設定されており、
敵をちまちまと倒す事を強いられ、作業感に駆られる。
 

そしてこの類のミッションが比較的多い為、尚更作業ゲーになってしまっている。

ザコ一掃を多めにしているのは、前作の感想に「同じボスが数え切れないくらい何度も出現する」という声が挙がっていたからと推察される。


殆どのフィギュアはサバイバルモードでしか入手出来ない
 

サバイバルモードとは好きなライダーで戦闘のみを楽しむオマケモードで、クロニクルモードを一定の段階まで進めると開放されていく。
 

前作と違い、本作ではこのサバイバルモードでしかフィギュアを殆ど入手出来ない。
(前作はクロニクルモード攻略で全体の半分は購入可能だった為、クリアするには十分だった)

特に今作からはフィギュアにも経験値とLVが設定された為、出来るだけ序盤から入手したいのが人情。
そう思う人の場合は実質クロニクルとサバイバルを交互に行う必要が生じている。


COMMENT(概要・特徴)

前作同様、お手軽に好きなライダーで遊べる格闘ゲーム「バトライドウォー」の続編。
ストーリーは以下のとおり、前作同様とてもシンプルな内容となっている。

仮面ライダー鎧武たちはシネマ・レイト少年・レイナ少女の三人によって「映画館の世界」に召還され、
「子供達がバンバンやってくる面白い映画を作りたい」というシネマ達の願いを叶えるべく、映画の世界で戦い続けるハメになった。
レイトとレイナは記憶喪失で不安な気持ちを抱えていたが、仮面ライダー達が戦い続ける姿を見て心を打たれ、やがて記憶を取り戻す。
レイトは映画館の経営者だったが、寿命で亡くなった老人で、レイナは幼い頃に亡くなったレイトの姉だった。
シネマは
面白い映画を子供達に提供し、楽しませたいと思うあまり仮面ライダーに戦いを強いる凶行に出てしまっていたが、
その正体は
レイトという主を失い、取り壊し予定となっていた古い映画館が具現化した存在だったのだ。
鎧武はその映画館をなんとかすると誓い、現実に戻っていくのだった。

と簡単に書けば上述のようなストーリー。個人的には前作の方がまだ好きだったかな…
レイト達の正体は予想外ではあったものの、結局の所 ライダー達にとっては理不尽でしかないように思えるので…


アクションパートの出来は相変わらず良く…というよりは、既存のデータをアップデートした内容となっている。
ネガ潰しやライダーキャンセルのおかげで、前作の様な連打ゲーでなくなっているのは素晴らしい。
ただ、根っこは殆ど同じなので、「2」というよりは「1.5」と多くのプレイヤーに揶揄されている。

さらに言うと、作業ゲーと感じる部分は全く変わっていない。
繰り返し戦う相手がボスからザコに変わっただけである。
そのザコ戦にしても、小出しにポップしてくるのをちまちま倒す作業。例えるならモグラたたき。
少なくとも何度も遊びたくなるような爽快感はありませんでしたね(´□`。)

プレイアブルキャラクターもサブライダー辺りが多く増えるのかな?と期待していましたが、そんな事は全く無かった。
吉宗とか増やしてる場合じゃないよ全くもう。
実質増えたのは鎧武関連で、ファンなら感涙ものかもしれないが、管理人みたくそうでもないプレイヤーにとっては微妙。
いい加減昭和ライダーを出せ!とまでは言わないが、個人的にはナイト、キックホッパー、イクサ、ダークキバ辺りは使える様にして欲しかった。

あと、今作は映画推しで行っているワリに、その内容はダイジェストですら無いのも気になる。
例えば、龍騎エピソードファイナルでは、ただ龍騎とリュウガが戦って終わりである。
映画専用キャラのファムも出なければ、ラストにモンスターの群れに突っ込む漢のシーンも丸ごとカット。
他の映画も概ね同じで、主人公とボスが戦って終わり。(一応決着シーンはムービー表示されるが…)

とはいえ、映画の内容殆どをゲームに含めるのはムリなのも分かってはいるつもりですが…
それでも仮面ライダーファンとしては、ガンダム無双のストーリーモードの様に何面かに分けてでも再現してもらいたいと思うのも事実。


等と、ネガばかりを書いてしまいましたが、総合して作りが浅いかなと感じましたね。
前作も似た感想はありましたが、それでもキャラクターの再現度に対する感動が大きかったんだと思います。
「結局キャラゲーなんだけど、凝った作りしてるな」という。
今作はそれにあたる新たな感動がなかった。だからこその「1.5」評価なんでしょうね。

アクションパートの出来は良いのだから、もし「3」を出すのなら、作業ゲー部分とストーリーをもう少し練って欲しいですね!
とか思う時点で、なんだかんだ言っても「3」が出たら買うんだろうなぁ…w


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