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●アーリエル クリスタル伝説 - レビュー(ネタバレ含む)


GOOD POINT(長所)


可愛いキャラ
 

やはり本作で一番目を引くのはイラストだと思われる。
パッケージも主人公であるエリスが大きく描かれている為、これに惹かれて買った人も少なくないだろう。


シンプルイズベストな作り
 

良くも悪くも単純に作られており、誰でも楽しめる内容となっている。
一面当たりにかかる時間も短いので、コツさえ掴んでしまえばなんとなく2週目をやりたくなる程。
 

気を付ける点は「属性の三すくみ」くらいだと思われる。


BAD POINT(問題点)


行動後にキャンセル出来ない
 

途中セーブも出来ない為、不断の緊張を強いられる。


装備の性能が数字に反映されない
 

装備を買い換えても攻撃力や防御力に数値として反映されていない。(しかし効果としては現れている)
 

バグなのか仕様なのかは謎だが、どのみち効果として分かりにくい。


仁義なき義勇兵
 

酒場では、かつて縁のあったという設定の戦闘キャラクターが仲間に加わる。(城に仕えていた神官戦士等)
 

しかしそんな状況であるにも関わらず高額な契約金はバッチリ取られる。しかも仲間にしてみれば丸腰という有様。
この状況にも怒りを覚えるが、資金が有限な本作では実際に厳しい。その上、役に立たないキャラが大半である。



EARTH属性無双
 

本作では属性の設定があり、3すくみの関係にある。(例外として、4つ目の属性であるEARTHは万能)
属性の弱点を突いた戦いをすれば有利に事を運べる…のだが、以下の要素によりEARTH属性だけを使う事になりがち。
 

 ・MAPによって敵兵の属性が偏っている(火の敵ばかりのMAPだとしたら風のキャラが役にたたなくなる)
 ・敵は一度交戦するかスキャンの魔法を使うまでは正体も属性も分からない。
 ・事前に全ての敵にスキャンをかけてもいいが結構な手間がかかる為、「もうEARTH属性だけでいいや」という戦略になりがち。
 ・そもそも優秀な職業(プリンセス、ヒーラー、マギ)が全てEARTH属性。


成長させるキャラが偏る
 

本作では敵を倒して入る経験値が固定となっており、かつLVに関わらず10ポイントでLVUPという方式になっている。(トドメをさしたキャラにのみ経験値が入る)
 

これにより、強いキャラだけで弱い敵を倒しまくってしまい、弱いキャラは永遠に弱いままというパターンに陥りがち。
上記の「EARTH無双」と相まって使えないキャラはどうやっても使えないという不遇な状態になる。



装備とグラフィックが明らかに合っていない
 

一例としてライガーというボスは斧を持っているグラフィックだが、装備欄を見るとバスタードソードになっている。
他にも鉄鋼鉤状の武器であるクローソードを装備しているのに明らかに見た目が短剣なアヤ等が挙げられる。
武器がおかしい


今更な情報満載
 

町人から情報が聞けるが、大体は役に立たない。
 

ストーリー後半なのに「魔法を使う時は残りMPに気をつけろよ!」


COMMENT(概要・特徴)

ファイアーエムブレムやリトルマスターのようなタイプの戦略シミュレーションゲーム。
モンスターメーカーで有名な九月姫先生に描かれた可愛いキャラが特徴。

「ゲームギアの戦略シミュレーションは?」と聞かれれば大半の人は「シャイニングフォース外伝シリーズ」というだろう。
しかし本作もゲームギアでは数少ない戦略シミュレーションとなっており、出荷数が多かったのか中古で比較的安く買う事が出来るタイトルである。
パッケージに美少女が描かれている事からも、管理人のようについ気軽に買ってしまった人も少なくないんじゃないだろうか?
今現在では3DSのバーチャルコンソールで配信されており、300円でプレイ可能となっている。

ゲーム内容はどうかと言うと…GOOD POINTでも述べた通り、ゲームバランスは結構良い。
上記のBAD POINT欄を見て分かる通り、ツッコミ所満載なのも問題ではあるだろうが…(致命的なバグは無い)
それに加え、ストーリーが大味すぎるのが残念な所。
バックストーリーはあるものの、説明書ありきな内容となっている(操作説明も含めて)

プロローグもエンディングも名もなき詩人が2頁語って終わりというシンプルさ。
本作はやはり、将棋や囲碁の如く戦略そのものを楽しむ作品なのだろう。

エンディング エンディング

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