ゲームの里
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幽遊白書(GB) / レビュー(ネタバレ含む)

長所(Good point)

操作方法がシンプル

 
  • 操作は殆ど既存の格闘ゲームと似ており、攻撃ボタンはBのみでとっつき易い造りになっている。

  • 必殺技はAボタンで溜めて放すだけで発動する為、コマンド技が苦手な人でも撃ちやすい。

  • 但しコマンド技は出しにくい。しかし利用価値の薄い技が多い為、無いモノと考えれば良い。

一応ストーリーがある

 
  • 道中の敵との会話シーンや、ラスボスとの会話とグラフィックが用意されており、キャラゲーにありがちな無色感は無い。

  • ただ原作知識ありきな内容ではある。この時代のGB作品としては良く出来ているのだが…。

短所(Bad point)

コマンド技が出にくい

 
  • 格闘ゲームの面白さの一つは「コマンド技を綺麗に決めて勝つ」事が挙げられると思うが、本作はコマンド技が非常に出難い。

  • さらにコマンド技の大半は低威力で有効でないモノが多い。出なかった時の事を考えると、コマンド技は無いモノと考えるのが望ましい。

戦闘後の仕様が逆風すぎる

 
  • やられてしまったキャラは二度と戦う事は出来ない(復活手段が無い)

  • 全員やられた場合は問答無用でタイトル画面行き。セーブ・パスワードといった保存機能は無く、コンティニューも無い。

  • さらにハードモードで無いとエンディングを迎えられない。敵(CPU)の反応速度はかなりのモノで、普通にやるとノーマルでもクリアはおぼつかない為、これらの仕様はかなり辛い。

感想(Comment)

本作は1993年に発売された、同名人気漫画をアクションゲーム化した作品です。幽遊白書はGBで4作、やたらとハイペースに発売されており、その1作目にあたります。「ゴッドメディスン」「ウィザードリィ外伝3」が発売された年でもあり、GB作品といえど高クオリティな作品がチラホラ登場した年でもありますね。

アクションパートは格闘ゲームを模した内容となっており、シンプルな操作システムから子供でも十分に遊び易いのは評価出来る所です。会話シーンやグラフィックも一応有り、良く出来ているとは思いますが、やはり殆どは原作を知っていないと置いてけぼりを食う程度の演出なのは残念(´Д`|||)

本題である格闘ゲームとしての質はどうなのか?と言われると、前述の問題点で挙げた通り、かなり酷評せざるを得ない造りです。やたら技を誤爆する「GB版ストリートファイター2」等と比べたら十分及第点ではありますが
「コマンド技が出難い」「1戦毎に回復しない」の2点は辛すぎると言わざるを得ない。あと、欲を言うなら原作再現のメリットも欲しかったですね。5年前発売の「聖闘士星矢 黄金伝説完結編」ですら意識されていたのに!

CPUが超反応でこちらの攻撃に対応してくる、というのはこの手の格闘ゲームにはありがちな話ですが、 スライディングだと簡単に倒せちゃったりするのはちょっとおざなり感がありますね…もっとも、この抜け道がなかったらクリアはおぼつかないんですが。

ハードモードでしかエンディングが流れない、という勿体付けた仕様のワリに、エンディングがシンプルすぎるのもNGですね。

キャラが集合して「完」って…グーニーズか何かかな?エンディングだけGB黎明期の様だ…(´Д`|||)
朱雀とのやりとりでは結構頑張ったグラフィックパートを設けていたのだから、エンディングももう少し頑張ってほしかったですね。

ちなみに本作の5ヶ月後には、遥かに高クオリティになった「幽遊白書2 暗黒武術会編」が発売された為、本作については割と知らない人が多かったりします。おかげで当時は本作を遊んでる友人は全くおらず、管理人は長い間クリア出来ずにいたという暗黒時代を送ってました…。当時の自分に「スライディングだけしてればラクだよ」と教えてあげたい(´Д`|||)

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