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●幽遊白書(GB) - レビュー


GOOD POINT(長所)


操作方法がシンプル
 

操作は殆ど既存の格闘ゲームと似ており、攻撃ボタンはBのみととっつき易い造りになっている。
 

必殺技もAボタンでPWゲージをチャージして放すだけで発動する為、コマンド技が苦手な人でも撃ちやすい。


一応ストーリーがある
 

道中の敵との会話シーンや、ラスボスとの会話とグラフィックが用意されており、キャラゲーにありがちな無色感は無い。
 

ただそれでも原作知識ありきな内容ではある。この時代のGB作品としては良く出来ているのだが…。


BAD POINT(問題点)


コマンド技が出難い
 

格闘ゲームの面白さは、「コマンド技を綺麗に決めて勝つ」事が挙げられると思うが、本作はコマンド技が非常に出難い。
 

さらにコマンド技の大半は弱く、綺麗に出せたとしても有効でない技が多い。
そもそも出難く事故る危険性が高い事も考慮すると、コマンド技はそもそも念頭に入れずに戦う事が一番の攻略法になるという悲しい状況になっている。


戦闘後の仕様が逆風すぎる
 

「大選考会編」なら2キャラ、「迷宮城編」なら4キャラを操作して進行するが、いずれにせよやられてしまったキャラは二度と戦う事は出来ない。(復活手段が無い)
 

全員やられた場合は問答無用でタイトル画面行き。セーブ・パスワードといった保存機能は無く、コンティニューも無い。

さらにハードモードで無いとエンディングを迎えられない。
そもそも敵(CPU)の反応速度はかなりのモノで、普通にやるとノーマルでもクリアはおぼつかない為、これらの仕様はかなり辛い。


COMMENT(概要・特徴)

本作は1993年に発売された、同名人気漫画をアクションゲーム化した作品です。
幽遊白書はGBで4作発売されており、その1作目にあたります。
ゴッドメディスン」や「ウィザードリィ外伝3」が発売された年でもあり、GB作品といえど高クオリティな作品がチラホラ登場した年でもありますね。

アクションパートは格闘ゲームを模した内容となっており、シンプルな操作システムから子供でも十分に遊び易いのは評価出来る所です。
会話シーンやグラフィックも一応有り、良く出来ているとは思いますが、やはり殆どは原作を知っていないと置いてけぼりを食う程度の演出なのは残念(´Д`|||)

本題である格闘ゲームとしての質はどうなのか?と言われると、前述の問題点で挙げた通り、かなり酷評せざるを得ない造りです。
やたら技を誤爆するGB版ストリートファイター2とかと比べたら十分及第点ではありますが、コマンド技が出難い、1戦毎に回復しないの2点は辛すぎると言わざるを得ない。
あと、欲を言うなら原作再現のメリットも欲しかったですね。5年前発売の「聖闘士星矢 黄金伝説完結編」ですら意識されていたのに!

CPUが超反応でこちらの攻撃に対応してくる、というのはこの手の格闘ゲームにはありがちな話ですが、
スライディングだと簡単に倒せちゃったりするのはちょっとおざなり感がありますね…もっとも、この抜け道がなかったらクリアはおぼつかないんですが。

ハードモードでしかエンディングが流れない、という勿体付けた仕様のワリに、エンディングがシンプルすぎるのもNGですね。
完
キャラが集合して「完」って…グーニーズか何かかな?エンディングだけGB黎明期の様だ…(´Д`|||)
朱雀とのやりとりでは結構頑張ったグラフィックパートを設けていたのだから、エンディングももう少し頑張ってほしかったですね。

ちなみに本作の5ヶ月後には、続編であり本作より遥かに高クオリティな「幽遊白書2 暗黒武術会編」が発売された為、本作は割と知らない人が多かったりします。
おかげで本作を遊んでる友人は全くおらず、管理人は長い間本作をクリア出来ずにいたという暗黒少年時代を送ってました…
当時の管理人に「スライディングだけしてればラクだよ」と教えてあげたい(´Д`|||)


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