ゲームの里
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茶々丸冒険記3 アビスの塔 / レビュー(ネタバレ含む)

長所(Good point)

戦闘にアクション要素を取り入れたシステム

 
  • 移動中はスタンダードなトップビューRPGだが、ダッシュとジャンプが可能となっており、これらを駆使して落とし穴やトゲといったギミックを潜り抜け、謎解きをしながら着実に塔を登って行く様が面白い。

  • 戦闘に入るとアクションパートに突入する。難点は多い(後述)がオリジナリティはある。

素朴な魅力が多い

 
  • 本作の舞台である塔は計35階層もの大ボリューム。また、階層ごとに特殊な謎解きやギミックを設けてあるのが面白い。

  • 殆どの敵はドット絵ならではの可愛らしさがあり、下図の様なユニークなセリフを言う。

短所(Bad point)

戦闘システムが苦痛

 
  • 攻撃方法は「敵に隣接してAボタンを連打する」のみで、かなりの連打速度を必要とする。プレイヤーも疲弊するが、ゲーム本体のAボタンも心配になるシステムとなっている。

  • 攻撃方法が前述の1種しか無いのに加え、攻撃範囲を広げるといった強化は不可。その為、お互いがガチンコしあうといった戦略性のカケラもない戦闘にならざるを得ない。

  • せめて武器によって射程が変わったり、必殺技等の別の攻撃を設けたり、オート連射だったりすれば良かったのではないかと思う。

感想(Comment)

本作は相撲体型の格闘家(?)、茶々丸を主人公としたシリーズの3作目で、一風変わったRPGとなっています。開発は「ラクロアンヒーローズ」と同じヒューマンで、フォントデザインがまんまな所が目を引きます。

キャッチコピーは
「茶々丸、見参」。あまりキャッチーでない上にゲーム内容が伝わってこない広告なのが惜しい。

元々は「茶々丸パニック」というGBアクションゲームの続編という事になってますが知名度が無く、本作ごとマイナー扱いされているソフトです。また、あの「聖剣伝説」の2ヶ月後に発売されている為、そちらに話題を持っていかれてるのではないかとも懸念されます。
余談になりますが「2」は「魔法のカーペット」というサブタイトルでファミコンにて発売予定でしたが、お蔵入りになったそうです(´Д`|||) それならそれで本作を「2」にする事は出来なかったのだろうか?

それはさておき、ストーリーは『ヒロインを助けに魔王の棲む塔へ単身乗り込んでいく』という王道感溢れる内容なのもあり、万人向けな作品と言えます。
塔は計35層にも及び、1層毎のボリュームが適度で、登っていくのが楽しいです。「魔界塔士サガ」もそうでしたが、階層のあるダンジョンを着実に進んでいくのは面白いですね(´▽`)

ただ残念なのはやっぱり「戦闘システム」ですね。敵に接近してA連打で攻撃する内容となっていますが、それがかなり苦痛で戦略性に乏しいのが惜しい。ゲームバランスはよく出来ているし、RPG部分は楽しいのでホント惜しい!

ちなみに本作は律儀にバッドエンドも用意されてます。

茶々丸は善意でタイミーを助けに行ったのに…これはヒドい。

グッドエンドの場合。

塔の崩壊前に辛くも脱出に成功。タイミー親子にお礼を言われた後、再度修行の旅に出る茶々丸なのでした(茶々丸の横顔が得意げでなんか可愛い)。別れを惜しむタイミーだったが、茶々丸はクールに去るぜ( ̄▽ ̄)


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