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●ときめきメモリアルPOCKET - レビュー(ネタバレ含む)


GOOD POINT(長所)


クオリティの高さ
 

本作は各ハードで発売いるが、システム面はPS版やSS版等と遜色ない仕上がりになっている。
 

周回プレイが前提の作品の為か、「高速モード」や「Bボタンでのメッセージ送り」等、サクサク進められる仕組みも充実している。

尚、GBながら一部のセリフには音声も有る。
しかし音声発声時はゲーム進行が止まり、GBAでは正常に発声されないという欠点もある。そういった難点があるからか、音声OFFも可能になっている。
高速モード 音声


本作専用キャラの存在
 

カルチャー編には「和泉恭子」、スポーツ編には「パトリシア・マクグラス」と「宗像尚美」の計3人が追加されている。
 

数々のハードに移植されてきた「ときメモ」ですが、この3人が見れるのはこのGB版だけ!


BAD POINT(問題点)


音声が一部しかない
 

PS、SS版はフルボイスなのに対し、本作はごく一部しか音声がない。(容量的に仕方ないのだが)
 

そもそも全てのボイスが割れており、まともに聴こえない。


ストーリーが薄い
 

中間ストーリーが無さすぎる。一部のキャラは以下の様にストーリーがあるのだが…
(例:紐緒さんは後半になって主人公に対する感情に迷いを感じ、あえて戦闘ロボットを主人公に差し向ける)
 

殆どのキャラが「内容が同じデート」を繰り返し、エンディングを見るゲームと化している。

元々がこうなので仕方ない所もあるのだが、発売時期からいっても「ときメモ2」と比較して見てしまうのも事実。
せめて新規追加キャラ3人だけでもストーリー性を高くしてほしかった所。


COMMENT(概要・特徴)

所謂「美少女ゲーム」と言われるジャンルの金字塔となった作品です。
PCエンジンに始まり、windows、SFC、PS、SSと数々のハードに移植され、そして本作であるGB版へと移植されました。
その販売数は延べ100万本を突破した作品。

オレが子供の時は、この手のゲームをやる奴は軟弱者扱いされてたり、少なくとも良い目では見られてませんでした。
自分自身、ときメモプレイヤーをそういう目で見ていたと思います。(男なら格ゲーとかRPGやろうぜ!?ハッフゥー!?みたいな)

そんなオレも(キッカケは忘れましたが)本作をプレイする事になり、「美少女ゲーム」というジャンルを大きく見直す事になります。
そういう意味では、楽しめるゲームの枠を広げてくれた偉大な作品と言えますね。
ときメモはステータス上昇部分というRPG要素がある分、ウマが合ったのかも知れません。

それなりに思い入れのある作品ではありますが、さすがに今となってはストーリーの薄さが目立ってました。
「ときメモ2」ではストーリー性は勿論の事、あらゆる面での進化を遂げていたので尚更そう感じたのかもしれません。

今現在では「萌え」や「癒し」を前面に立ち上げた美少女アニメやゲームが多く存在している世の中ですが、
「ときメモ」はその発端ともなった作品なのかもしれませんね。



●本作追加3キャラストーリー

和泉恭子(GBカルチャー編専用キャラ)
1年目に運動ステータス55以上で「運動」コマンド実行時に登場。

   

早起きして運動していた主人公は、公園でヒソヒソ話す声を聞く。
何かと思い、近づいてみると謎の女の子「和泉恭子」と知り合うのだった。

この娘の特徴としては
和泉1年目 和泉2年目 和泉3年目
正義の味方的なプロフィールの様です。
好雄から聞けるプロフィールは一年ごとに変わります。しっかりと成長しておる…!
鳥好き 毎年大凶
鳥が好きだったり、毎年決まったかのように大凶を出す。
ゴーストハウスでの出来事 ゴーストハウスでの出来事 ゴーストハウスでの出来事
遊園地のお化け屋敷で、子供を泣かせている(?)お化けを成敗したり、

   

デート中、バッタリ出会った伊集院に対して「隊長」と呼んだり、色々な謎をはらんだ娘ではあったが、主人公とは次第に仲良くなっていった。
そして3年目のある日…

   

何かを尾行する和泉さんの姿があった。それを追っていくと、ロボットを連れた紐緒さんの姿が。
その後尾行が見つかり、返り討ちに遭う和泉さん。そんな目にあってまで何故追うのか?

それから数日後、和泉さんに協力を要請され、2人で紐緒さんにリベンジを挑むことに。

   

砂浜で、紐緒が操る「世界征服ロボ」と戦う事になってしまう。
パンチとビームが飛び交い、主人公のソードがヤツを切り裂く。
和泉さんは勢い余ってコケて戦闘不能(正義感はあっても戦闘能力は低い模様)。
そんなこんなで、主人公はなんとかロボの破壊に成功する。世界は救われたのだ(?)


そして卒業の日を迎えた。卒業式を終えて、自分の机に戻ると手紙があった。
「伝説の樹の下で待つ」

   

樹の所へ行くと和泉さんの姿が。
「私の家は、代々防衛隊の家系なの」
衝撃の事実。
日本の要人である伊集院を防衛し、国家の脅威となるであろう紐緒をマークしていたのもその為であったのだ。
(主人公というタダの学生に破壊されるロボットなんて知れたモノかもしれないが…)

これまで任務一筋であったが、自分の主人公への想いに気づき告白。
そしてゴールイン。
和泉ED 和泉ED 和泉ED
鳥好きの由来は結局謎。

パトリシア・マクグラス(GBスポーツ編専用 キャラ 

1年目の3学期に 転校してくるキャラ。愛称は「パット」。ステータスや行動に関わらず100%登場する。

   

国籍不明らしい、何故?

パット一年目 パット二年目 パット三年目
好雄情報ではこんなカンジ。

即あだ名
外国人という事もあってか、すぐにあだ名で呼んでくる。
パット一年目 パット三年目期末
序盤の成績は絶望的。しかし後半になるにつれて成績は良くなっていく。
(頭が良いのか、日本語に慣れるまでに時間がかかったのか?)


デートについては付き合うのがやっとなのか、恒例の選択肢は出ない。
しかし時が経ち、仲良くなってくると…
パットとデート
日本語がどんどん堪能になっていきます。(そして選択肢を求められるようにもなる)
日本に適応しようと、陰で頑張っているようです。

しかし、そんなパットも故郷を恋しく思う時があるようです。

   

ホームシークならぬ、ワールドシックにかかる事もある彼女ですが、
パットの家族
同じ日本に住む、ワイルドなパパをはじめとした良い家族に恵まれている模様。(ちなみに何故か全員関西弁)
父は外交官で元格闘家。母は元モデルの美人。ジム兄さんはレースドライバーで、日本のチームにも招かれているらしい。


そんなこんなで卒業の日を迎える。いつも通り、机に手紙があるので樹の所へ向かうと。

   

日本に来て間もない時、言葉が通じなくて不安だったパットは、主人公の心遣いにいつも励まされていたそうな。
そんなパットは主人公に告白し、ゴールイン。

パットED パットED パットED
ぶっちゃけ普通のストーリーだったなと感じました。
「国籍不明」とか「凄いスピードで日本語が堪能になっていく」という要素に伏線は無かったようです。


宗像尚美(GBスポーツ編専用 キャラ◆

ムナカタ ナオミ と読む。
芸術ステータス55以上で「芸術」コマンドを行うと登場。

主人公の通う「きらめき高校」のライバル校である「末賀高校」の吹奏楽部に所属している。つまり学校内で出会う事は殆どない。
ときメモ2の「佐倉楓子」のようなパターンのキャラと言えば分りやすいだろうか?

   

きらめき高校吹奏楽部との合同演奏の打ち合わせで知り合う。

   

キャラとしては、ややモラルを重んじる傾向にある。「ビール飲みてぇ」等と不真面目な事を言うのはもっての他。
すでに有名な音楽家で、交響団体に誘われてもいるらしい。その為、コンサートへのデートは基本的に好感を持たれる。
特にロックは専用グラがあるくらい好きらしい。
ロックバンドを見た時 ロックバンドを見た時 使い回し?
野球も好きらしい。使い回し感をバリバリに感じるグラ…もとい、こちらも専用の一枚絵が存在している。
あと、何故か動物が嫌いという特徴を持っている。
ビビりまくり ビビりまくり
動物園に連れていくと、とにかくビビりまくってる。
何故?
あと、何故かプールには来ない。(10回以上誘って全て断られました)
恥ずかしがってるのかと思ったが、海には来る。何故??


バレンタインや文化祭等、学校が違うと都合が悪いイベントでも好感度さえ高ければ来てくれます。
修学旅行はさすがに来ないようですが…

デートでしか殆ど好感度を上げるチャンスがない分、エンディングを見るのがなかなか大変な子です。

尚美は別の高校といえど、きらめき高校の吹奏楽部と合同活動する事もあるのか、極稀にイベントとして出現する事もあります。

   

その伊集院が女だと知ったらどんな顔をするのだろう( ̄▽ ̄;)
そんなこんなで苦労しつつも、エンディングへ。

   

「すごいね」とか「天才だね」とか褒めると微妙なリアクションするのはこの為だったんですね。
才能ゆえの苦労というわけか。
尚美ED 尚美ED 尚美ED
「プールに行けない謎」「イベントの少なさ(まだ見てないのがある?)」
「戦闘シーンを見れなかった」が心残りでした。

あと何気にVOICEがあの有名な堀江由衣でした。



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