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●ONI5 隠忍を継ぐ者 - レビュー(ネタバレ含む)


GOOD POINT(長所)


セーブデータが6つある。
 

こんなに使うかは疑問だが、あるに越した事はない。
 

ちなみに4つ目以降の項目はセレクトボタンを押すと表示される。やや分かり難い為6個有る事を知らないままクリアした人もいたとか。


ゲームシステムの更なる改善
 

戦闘設定を細かく指定する事が可能。
 

最も速い設定にすると「戦闘開始と同時にオート戦闘、戦闘エフェクトOFF&表示最速」となり、一戦闘が数秒で終わるようになる。
これにより、RPGに付き物である「LVUPする作業」が容易かつ快適になっている。


2013年現在、時間のかかる作業的な工程を省いたゲームが好まれている事を考えると、本作はかなり時代の先取りをしていた事になる。


ボス戦は上述の設定をしていても自動戦闘しない仕様となっている為、
「ボス戦に突入して自動戦闘が始まってしまい高速で全滅してしまった」という事態にはならない親切設計。


変身した状態で戦闘に突入出来る
 

これは実に初代以来の事である。
 

特に本作は変身状態での攻撃しか通らないザコ敵もいる為、非常に便利なシステム。


道具や術に説明文が表示される
 

効果が分かるのは勿論の事、設定や世界観にも絡んでいる為、地味に読んで楽しい要素でもある。
 

「きんのかたな」という武器があるが、金は刀身には向かないだろ…と思ったら、説明文を読んでみると柄が金だと分かる。


BAD POINT(問題点)


取り返しのつかない要素
 

初期装備である「たけみつ」と「くろす」が強力な装備に変化する。しかし普通はそうなるである事は夢にも思わず、売ってしまう事が大半。
 

一年前に発売されたSFCソフト「鬼神降臨伝ONI」にも似た要素があった為、一応予想は出来るのだが…


敵の耐性仕様
 

本作の攻撃は大きく分けて「通常物理攻撃」「術攻撃」「変身状態での殴り」の3種類に分かれる。
敵はどれかに耐性を持っている事があり、その攻撃はゼロダメージになる。
 

ザコ敵も例外では無い為、通用する攻撃を探す所から始まるというかなり面倒な戦闘に。


自動戦闘を活用していると、術しか通用しない敵とは気づかずに一方的にやられて全滅する事も。


「くじゃくのつえ」の入手時期が遅すぎる
 

一度行った場所にワープ出来、かつ何度でも使える便利アイテム。
 

なのに入手時期がまさかのクリア直前。しかも隠しアイテム。


COMMENT(概要・特徴)

GB版ONIシリーズの完結編。
いつも通りシステムのアップデートを図りながら、前作で微妙な評価だった「難易度システム」をオミットする等、よりプレイし易くなっている。


完結編に相応しく、これまでに登場したメインキャラの殆どが登場し、共に戦ってくれる。
 

しかしキャラによって出番の長さに大きな差がある。(2の主人公である高野丸は特に短い)
せっかく仲間になるのだから、FF6とかみたいに一度仲間になったキャラはいつでも入れ替え可能にする等の配慮が欲しかった所。
天地丸が過去から来て仲間になってくれるのだから可能だったハズ。(うつろ船の定員は最低でも4人のハズだし…)
 

2の香薔薇・蛇薔薇や、3のさぶ、せいしろうといったサブキャラも登場(戦闘には参加しない)


一方、残念ながら登場しないキャラもいる。(3の倉童子、ウルーピィ等)


主人公はこれまでのONIには居なかった熱血漢な性格となっている。
 

基本的に敬語を使わず、他人を呼び捨てにする事が殆どで、自分へ寄せられている好意にも気づかないニブチン。
 

悲しみや怒りでONI形態が進化していく展開といい、少年マンガの主人公の様なキャラ付けとなっている。


和風妖怪だけでなく、西洋妖怪も登場する。
 

ガーゴイルやウェアウルフといった、所謂モンスター。
 

西洋妖怪との戦闘になるとBGMも変化する。

ストーリー面としては、やはり主人公である琥金丸の性格と、精神的な成長が良いカンジにドラマを作り上げている。
これを見ると、これまでのONIはイマイチ人間の感情ドラマに欠けていた気がする。
王道ながら、ストーリーは良かったけど御琴がちょっと可哀想だったかな〜
典型的な大和撫子な性格だけど、好きになったら一直線な所があるから、またウツロ船で琥金丸の所に行くんじゃないかな(^o^)

GB版ONIシリーズはこれにて完結だが、SFCにもONIは2作発売されている。
キャラは一切関係ないが、あちらもオススメ出来る出来なので是非プレイしてもらいたい!


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