ゲームの里
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ONI4 鬼神の血族 / レビュー(ネタバレ含む)

長所(Good point)

ゲームシステムの更なる改善

 
  • 2⇒3に比べると大きな飛躍は無いものの、細かい点で修正が行われている。

  • 道具と装備の扱いが別になり、欄の圧迫が改善された。

  • 町の中でセーブが可能になった。(家の中では出来ない)

  • モザイク処理が無くなり、ゲームテンポが改善された。

BGMが良い

 
  • 管理人的にはシリーズ中、最も良いと思う。特に良いのは「ボス戦、ラスボス戦」で、他も勿論全体的に良い。

  • ただ、3とは別のタイプの曲調の為、好き嫌いは大分分かれると思われる。

短所(Bad point)

戦闘システム面がおとなしくなった(3との比較)

 
  • 攻撃回数概念が無くなり、どんな武器でも1回攻撃となった。逆に言えばこの概念があったのは3のみで、妥当に落ち着いたとも言える。

  • 装備の特殊能力が全て廃止され、単純に数字で優劣が決まるという戦略性や面白みを欠いた内容になった。

  • 転身状態での攻撃力上昇値が微妙な値に落ち着いており、むしろ術が使えなくなるデメリットが目立つ様になった。とはいえ序盤は極めて頼りになるのだが…。

  • ただ、上述の点が全てブッとんだ強さであった為、ゲームバランスを保つ上では妥当な処置だったのかもしれない。

日本人全員失踪

 
  • 終盤に入ると突然に日本の住人全てが消える。

  • これにより、店等の施設は全て使用不可になり、終盤に情報を聞き直すといった楽しみも無くなる。

  • ストーリー面から考えても、こうする理由がイマイチ理解出来ず、プレイヤー面での弊害しか無い様に思える為、理不尽にも感じる。

  • 一応異次元の施設は利用可能な為、最低限は大丈夫な様になっている。

感想(Comment)

GBを代表するRPGである「隠忍シリーズ」の4作目。1994年に発売され、同年には「ワリオランド」や「ロックマンワールド5」といった名作も発売されたGB後期とも言える時期に発売されただけあり、クオリティはかなり高い。ストーリー面では3と違い、前々作「ONI2 隠忍伝説」から15年後を描いた作品で、ONIファンにも嬉しい内容となっている。

ゲームシステム面は殆ど3の内容を継承しており、モザイク処理を無くした分、テンポが良くなった感がありました。また、RPGでありながら難易度設定が可能になっており、万人に向けた親切な造りとなっている。ただ、良くも悪くもアイテム効果を無くしたりといったシンプル化が成されている為、どちらかと言えばライトゲーマーに寄せたバランス取りだったと思います。

ストーリー面では、赤ん坊の頃に生き別れた双子の妹を探すという15才の少年が主人公で、「2」の15年後だけあってシリーズのキャラが成長した姿を見せてくれるのが何より嬉しい内容です。主人公は「1」の主人公の妹の息子となっており、相関図は益々複雑になっています(´▽`;)

まあファンならば特に把握出来ない程複雑というワケではないですが! ただ「2」をプレイしていないと面白みが40%くらいになるのではないかとは感じましたね。

あとは、気になる所と言えば、主人公の双子の妹である「佳夜(御琴)」について…

「佳夜」は魔界に棲まう魔人「あまつみかぼし」の遣いとして現れた。そこからさらにストーリーが進み、二度目の邂逅に至ると。

遣いから妻になってる!?(゚д゚|||)
一体何があったんだ…妄想は尽きない。

ここで中盤なのですが、ここから間もなく正気を取り戻し「御琴」に戻る。(早!)
そこから御琴は寝たきりになり、以降はラストにしか関わらない為、キャラの扱いとしてはイマイチな感がある。せっかくの可愛い妹キャラをストーリー的に活かさないでどうすんだよ!兄妹での血で血を洗う戦い、最後の最後で正気を取り戻して感動シーンとか色々あるでしょう!?
等と思わないでもないですが、御琴は続編である「5」でメインキャラを張るので、出番は抑えめにしていたのかもしれません。

他にも気になる点と言えば…

「!?」がムダに多い。使うタイミングも少し間違っている気がする(´▽`;)

あと、この時期のRPGに流行りつつあった「ラスボスより強いおまけボス」の存在が本作でも設けられました。当時は「八坂の勾玉」が見つからなくて、ファミマガ(ゲーム雑誌)を見てやっと知る事が出来たのを覚えています。奥に待つ「おうりゅう」は本作で最強の強さを誇りますが…

やられ台詞がどこのハードゲイだよ(´▽`;)
まあ強いと言ってもここのザコ敵が高い経験値を持つ為、育成して戦えば楽勝だったりするんですが( ̄▽ ̄)

他にも気になった点としては、移動術(いだてん)が廃止され、移動に関しては専ら「孔雀の羽、蜘蛛の糸」を使って行う様になっている。まあこれは全然良いんですが、術の総数そのものが減っているのがちょっと残念でしたね。

術の入手方法も「イベントやつづらから」となり、格の上昇時に「お!新しい術を覚えたぞ!」という喜びが無くなったのも個人的には残念。悪くは無かったんですけどね。でも続編では従来の格で覚えるシステムに戻った所を見ると評判は良くなかったのかもしれません。前述の難易度システム同様、試験的な事柄ではあったのかも。

なんにせよ、全体的には良作である事は間違いないと思います。続編の「5」ではシステム面が更に至れり尽くせりになり、ストーリーは完結を迎えます。ここまでプレイした人は是非全てをクリアして頂きたいものです(´▽`)


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