ゲームの里
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ジャングルウォーズ / レビュー(ネタバレ含む)

長所(Good point)

GB最高峰のRPGクオリティ

 
  • 王道のトップビューRPGだが、ゲームバランスやBGMが良く、ストーリー性もちゃんと持たせており、全体的にクオリティが高い。

  • 装備切り替え時にパラメータの変化が表示されたり、新呪文習得時に効果説明があったり、重要アイテムの類は使い終わったら消滅する等、RPGを良く知る開発者による造りである事が伺える丁寧な造りも高評価。

短所(Bad point)

カタカナの「リ」の字がない。

 
  • 低容量ソフトならではの工夫で、カタカナの「リ」を平仮名の「り」で代用する手法が取られているが、「リ」の出番が多すぎてかなり目立ってしまっている。

  • カタカナ自体は多く取り入れられている為、リの一文字くらいなんとかならなかったのか?と思ってしまう。

  • とはいえ、ゲームそのものはかなり良い出来で、強いて言えばコレかな?という程度の話。

戦闘の入力テンポが悪い

 
  • 各キャラのコマンド入力の際、「○○はどうする?」と表示され、これをボタン入力で送らないといけない為、テンポが悪くなっている。

  • 全キャラのコマンドを入力すると「よしいくぞう!」と表示されるが、これについてはBボタンでコマンド入力し直しが可能な分、最終確認として意味がある。

  • 「よしいくぞう!」はともかく、「○○はどうする?」を無くせばテンポが良くなったのではないかと思われる。

感想(Comment)

本作は1991年にポニーキャニオンから発売されたRPGで、ややマイナーながらも一部では高クオリティな事から好評を受けている作品です。パッケージ裏を見てみると…。

有名な面々が開発に携わっていた事が記されている。
シナリオ&ゲームデザイン担当はメタルマックスで携わった事とキム皇の名で知られたゲームクリエイター「きむらはじめ」氏。キャラクターデザインは桃太郎伝説で有名な「土井孝幸」氏。ロゴデザインは桃鉄の貧乏神のモチーフで知られた「榎本一夫」氏。監修は桃太郎伝説シリーズを手掛けた事で有名な「さくまあきら」氏と豪華な面々。
まあ当時の管理人は小学生で、その辺の面々に詳しく無かったので、知らずに遊んでましたが(´▽`;)

当時は普通に遊び易いポピュラーなタイプのRPGっぽいから遊んでみたという動機でしたが、同じ様なプレイヤーは多かったのではないかと思います。本作が発売した頃は、据え置き他機種とはいえドラクエ4発売から1年経過しており、同年にはラグランジュポイントメタルマックスといった高クオリティなRPGも出てきており、RPGとして出すならそれなりのクオリティを求められていた時代だったと思いますが、それに大きく応えた名作だと思います。
GB作品ながらに、
以下の様な痒い所にも手が届いています。

恐らく、既存のRPGというモノを知り尽くした人が集まって、ニーズを捉えた造りを心がけて開発したのではないかと思われます。現在ゲーム造りに携わっている人にも心がけて欲しい姿勢ですね(´▽`)

逆に、ちょっと微妙かな?と思える所はエンカウント率が高すぎる事ですね。
ヘタすると2,3歩毎にエンカします。当時のRPGは総じて鬼エンカでしたが、その中でも更に高確率な気がします。ただ、低LVの敵とのエンカを防止する市販アイテムはあるので、そこまで問題があるワケではありません。
後は経験値バランスが悪い様にも感じます。特に経験値が高いイメージの無い敵が妙に経験値爆高だったり、逆にやたらと強いのに経験値が見合ってなかったり。「おっ!このザコは弱いのに経験値高いな?」という嗅覚を持ってるか否かで難易度は大きく異なってくると思います。
最後に、本作はボスの殆どが弱めに設定されていますが、
ラスボスだけは異常に強く設定されています。HPは2500(これまでのボスは高くても500)と高く、毎ターンHP120自動回復します。この自動回復はメッセージに現れません。最強攻撃魔法を連発し、凶悪なワンツーパンチで1人ずつ倒され、極めつけは全体ダメージ+高確率麻痺の稲光。本作には麻痺の回復手段が無い事も凶悪度に拍車をかけている。それまでのボスと比較してみると、尚更ムリゲー感を醸し出してくる(´Д`|||)
但しLVUPについては本作は比較的容易に造られている為、ちょいと戻って育成に勤しめばどうとでもなります。

等々、微妙と思える点はあるものの、及第点とも言えます。少なくとも「良く出来てる」と思える点の方が遥かに多いですね。
ストーリー面は悪い動物を倒しては改心させるという、ここも「桃太郎伝説」っぽさが出てますね。

改心すると人が変わった様に敬語になるのも微笑ましい(´▽`)
舞台がジャングル故に、敵の殆どが動物というのも可愛らしくて良いですね。

また、暴力で殺すor倒すではなく、改心させてジャングルに戻すという内容になっている事も良いですね。それらを考えると、子供にこそプレイして欲しいRPGと言えます。ただ、バーチャルコンソール等では発売されていない模様です(2018年現在)。そこそこ弾数が出ていたのか、中古市場ではそれなりに安価で出ている様なので、プレイしてみるのもお勧めです(´▽`)b

余談:本作の漫画

当時のゲーム雑誌「ファミリーコンピュータマガジン」で本作の漫画が連載されていました。1992年No.18~1993年No.4で全12回、全48頁のオールカラーで、残念ながら単行本化はされていない模様。割りと原作再現度は高く、同雑誌で「ブレスオブファイア」を連載していた八雲ひろし氏が作画を担当しており、絵も良いと思うのでお勧めです。

こうして見るとミオは結構美少女枠に入ると思うのだが、あまり話題に挙がったのを聞いた事が無い…作品自体がマイナーだからかな(´▽`;)

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