ゲームの里
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ドラゴンボールZ 悟空激闘伝 / レビュー(ネタバレ含む)

長所(Good point)

BGM、グラフィックが高クオリティ

 
  • BGMは本作完全オリジナルだが、テンポの良い良曲が多く、更に戦闘曲は複数存在している。

  • グラフィックは戦闘時は勿論の事、ストーリー時の顔グラも多く、動作を交えた内容も多い。更に2等身キャラの動作パターンが多く、状況をイメージしやすい。(序盤でサムズアップしあうクリリンと悟飯等)

戦闘システムがオリジナリティ高め

 
  • 1vs1で見下ろし画面で間合いを計りつつ戦うという、これだけでみるとありがちな内容だが、予め入力したコマンドで攻撃等を行い、その度に気力が減少する為、攻撃も防御もバランス良く行わないといけないという、戦略性高めでオンリーワンな内容となっている。

  • それだけに難易度はやや高め。更にゲーム中では説明が殆ど無い為、マニュアルが無いと最初から詰む危険性がある。

  • しかも最初から3連戦。合わない人はとことん辛いシステムと言える。

  • 最初の内は戦闘がモッサリに感じるが、高LVになると移動・気力回復スピードが向上する為、コツも違ってくる。慣れてしまえば最初から最後までどうという事は無いのだが…。

BP(戦闘力)表現が熱い

 
  • ドラゴンボールで人気のある戦闘力が視覚的に表現されており、気弾発射時や界王拳時は戦闘力が跳ね上がる。

  • 但し厳密には値がおかしいキャラが散見される。例えばギニューが素で12万であったり(原作では最大で12万。本作では更に跳ね上がる事に)、フリーザは53万のハズが、逆に25万と低くなっている。

  • ただ、この戦闘力は実際の強さとは全く関係なく、みせかけだけの要素となっている。戦闘力7ケタのフリーザ相手に10万ちょっとのピッコロが完全に圧倒している所などが顕著。

短所(Bad point)

戦闘が長い

 
  • 本作の防御はタイミング良く行えば全ての攻撃をノーダメージに出来てしまい、気力減少も無い為、敵が防御に徹すると長期戦に陥りやすい。

  • 後半のボスはHP6ケタが当たり前で、どう上手くプレイした所で数十分かかってしまう。

  • 何十ターンと戦っている間、同じ会話が繰り返されるのも難点。

フィールドの操作性が悪い

 
  • フィールド移動は横スクロールで行われるが、画面がキャラ中心で固定されない為、先が見えずに進行しにくくなっている。

  • ただ、キャラ中心で先が見易いと、それはそれでヌルいからあえてこうしているのでは?という意見もある。個人的にはゲーム側の理由で思う様に動けない時点でネックに感じる面はある。

  • 前作の「蛇の道」でも同様の難点を抱えていたにも関わらず改善されていない。あえてこうしているのか、理由があってそのままなのか…?

感想(Comment)

本作は有名作品「ドラゴンボール」を題材にしたRPGで、1995年に発売されました。この年は「ONI5」「第二次スパロボG」等の良作も発売されており、スーパーゲームボーイ対応(13色)にもなっています。また、前作でもあるGB作品「ドラゴンボール 悟空飛翔伝」の続編でもあります。ゲーム内容は大きく異なりますが。
カートリッジ容量は4MbとGB作品にしては大きい部類に入ります。その大容量を活かして多数導入されているドット絵が素晴らしい(´▽`)

BGMや原作再現度も良く、ドラゴンボールゲーの中でも良作に位置すると思います。強いて難を挙げるなら戦闘がやや敷居が高いかな…とは思います。作品中に戦闘の説明が全くといって良い程無い上に、
最初からいきなり3連戦。中古でソフトだけ買うと何がなんだか分からないまま詰みゲーになりそう(´▽`;)

今回、解析しながらプレイしたワケですが、
BP(戦闘力)、KI(気力)、SP(スピード)は何の意味もない数値だったり、格闘攻撃はラッシュにすると格闘カウントされないとか、悟空の修行説明の半分以上は間違っている等、分かった事が多く、調べ甲斐のある作品でした。他にも色々調べたい事はあるんですが、キリがないくらい多いので妥協しました。そのくらい奥深いんです(´▽`;)

本作の攻略本は存在しないらしく、当時はネットなんて普及してなかった時代でもあった為、トゥルーエンドの存在に気付かずにクリアしてしまった人も多数いたようです。それでいて超サイヤ人になれる事は作品中でも分かる事なので、どうやったら超サイヤ人になれるの?と色々頑張った人もいたようで…一見不便というか理不尽というか、良くない要素にも思えますが、隠しエンディングがある事自体は嫌いじゃないぜ(^o^)

しかしそのトゥルーエンディングが…

フリーザを倒したは良いものの、ナメック星が崩壊数分前。頼みの綱の宇宙船もクレバスに飲み込まれ、打つ手無し!という所で終わり、悲しげなBGMと共にスタッフロールへ。

原作通りではあるんですが、ここで止められたらバッドエンドになるだろ!(´Д`|||)
最後に続編を匂わせる文章が流れますが、結果的に続編は発売されていません。FC版も「次はオラがやる!」と言っておいて発売されてないので、バンダイ作品では珍しくもない事かもしれませんが。

パスワードっぽくも見える…何か関連作品で使えるのか、はたまた続編で使うつもりだったのか?
飛翔伝⇒本作への進化っぷりが凄いので、続編が出ていたら注目されていたかもしれませんね。それぐらい良作でした。DBファンなら是非プレイをお勧めしたいですね(´▽`)

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