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●ドラえもん きみとペットの物語 - レビュー(ネタバレ含む)


GOOD POINT(長所)


オリジナルストーリー
 

ギガゾンビの逆襲」が大長編の後日談であったのに対し、本作は完全オリジナルストーリーとなっている。
 

可愛がっていたペットを探し、感動の再会を果たすシーンとエンディングは感動モノ。
素朴かつ心に訴えかける内容は「ドラえもん大長編っぽい良ストーリー」と言える。


おまけ要素満載
 

ミニゲームが多い(クイズ、早食い競争、記憶力等)

カード200種集め。何の効果も無いが一行コメントを見る事が出来る。

隠しボス、隠しアイテムが多い。


キャラ特有の技設定
 

ギガゾンビの逆襲」には無かった「特技」が各キャラに設定されている。(例:のび太の「早撃ち」、ジャイアンの「リサイタル」)

二人同時に特殊技を仕掛ける「友情攻撃」がある。いわゆる合体技。
全ての組み合わせでセリフも用意されており、発動キャラによって台詞内容が変わる拘りっぷり。


BAD POINT(問題点)


装備システムの底が浅く、不便
 

武器・防具については主人公しか変更出来ない。(ドラえもん達は初期装備がそのまま固定装備になっている)
ギガゾンビの逆襲では全キャラ装備変更出来たのに… 但しアクセサリーは全キャラ変更可能となっている。
 

装備変更時にパラメータ変化が表示されない為、いちいちステータス画面を見る必要がある。
ギガゾンビの逆襲では表示されていたのに…


戦闘のテンポが悪い
 

攻撃時にセリフを言い、攻撃エフェクトが表示される為、テンポが良いとは言えない。
 

セリフがある事自体は良い事だとは思うが、中盤ともなると見飽きてしまうのでOFFに出来たら…と思う要素。


攻撃特技の効果にツッこみ所満載
 

本作には数多くの特技があるが、それらの威力があまり違わない。
(例:ジャイアンの「歌(消費BP6)」と「リサイタル(消費BP24)」の威力がさほど変わらない)
その為、後半覚える大技の存在意義が殆ど皆無。
 

特技の威力は相手の「運」によって減少させられる仕様(だと思われる)。
そして序盤でも高い運を持つザコがかなりいる為、結局通常攻撃安定となりがち。
(
但し、通常攻撃が全く通らないザコがおり、それを倒すには特技を使わざるを得ない為、特技自体が要らないワケではない)

友情攻撃も微妙な効果が多い。一部を除き、通常攻撃してたほうがよっぽどマシだと言いたくなる。

スネ夫の特技「いじわる」でラスボスを含む全ての敵が逃げてしまう。テストプレー不足?


どこでもドアについて
 

新しい地域に着いたと同時にどこでもドアを設置し、いつでも帰れるように計らってくれるのだが、
何故四次元ポケットで持ち歩かないのか普通に疑問。
 

どこでもドアで地球に帰り、向こう側に戻ると何故か【主人公・ジャイアン・スネ夫】のパーティになってしまう。


BGMが微妙
 

ギガゾンビの逆襲に比べると全体的に劣っており、良曲と言えるBGMが一個もなかった。(あくまで主観です)

暗い曲やキンキン音のするBGMが多く、不協和音と揶揄するプレイヤーも少なくない。


COMMENT(概要・特徴)

日本を代表する大人気アニメ「ドラえもん」を題材にした作品。
ドラえもんのゲームは多く存在するが、その中でも希少なRPGとなっている。

説明書いわく、「ギガゾンビの逆襲」と同じディレクターの元で製作された模様であるが、その趣は良くも悪くも結構違っている。

まずストーリー性が地味に高い。
「主人公のペットが消えた謎」「どこか怪しい店長の存在」「ケンカ別れしたペットとの再会」等、
序盤から掴みのある話となっており、飽きずにエンディングまでプレイヤーを牽引してくれる内容となっている。

「ギガゾンビの逆襲」の主人公はドラえもん達への単なるお助けマンでしかなかったのに対し、ちゃんと主人公の存在意義を確立している。

動物と人間の友情を描いた、今の子供達にこそプレイしてほしい「ドラえもんらしい」話の内容と言える。

ペットと再会した時とエンディングは、ちょっとホロリときましたね。動物モノに弱いんだよ俺は!・゚・(ノ∀`)・゚・。

しかし惜しむらくは難易度の高さ。
クリア不可能な程ではないが、敵によって強弱の差が激しい為、ゲームバランスが悪い。
ダメージ特技の効果が微妙(前述)であったり、BGMが良くない所も残念な所。

ただ、隠しボスを用意していたり、ミニゲームやカードアルバムといった要素がある所は奥深いとも言えるので、
「良作」「クソゲー」の判断はかなり分かれるかもしれないな、と感じるタイトルでした。
またドラえもんのRPG出してくれないかな〜


P.S.
1
before
2 3
after

なんというツンデレw


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