ゲームの里
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仮面ライダー倶楽部 激突ショッカーランド / レビュー(ネタバレ含む)

長所(Good point)

数少ない仮面ライダーのRPG

 
  • 仮面ライダーのゲームは数多く存在するが、RPGとなると意外と少ない。管理人の様に「仮面ライダー」と「RPG」が好きな人間にとってはそれだけで名作。

  • 但し数少ない仮面ライダーのRPGは不思議とクソゲーが多く、本作も仮面ライダー大好き補正が無いプレイヤーにとってはクソゲー認定されがちな残念な内容となっている。

短所(Bad point)

操作性が全体的に悪い

 
  • アクションパートでは正確に小ジャンプを繰り返せるかがキモとなっているが、進行方向を切り返すと「おっとっと」とつんのめって停止する為、微調整が出来ず、機敏に動きにくい。

  • 天井に頭をぶつけると顔が潰れ、箱に入れなくなる等の弊害が発生する。時間経過か、狭い所に挟まってA連打で直るが、この潰れる仕様そのものが要らない

  • ブロック破壊で稀に出るバイクは数十秒の間無敵になるというものだが、これも箱に入れなくなり、登るアクションが出来なくなる等の弊害があるせいで罠とも言える。

  • コマンド決定は何故かBボタンとなっている。従来のRPGはAで決定が多い為、ゲーム慣れしてる人ほど混乱する。

  • ユーザーフレンドリー性は欠けていると言える。

1号、2号が弱い

 
  • 1号&2号は戦闘員4にすらやられかねない程に弱い。Lv1で怪人に出遭った上に逃走失敗ともなると死が確定してしまう。そういう意味では運ゲーとも言える。

  • 救済処置として、お助けライダーであるアマゾンとXが強い為、コツさえつかんでいればクリアは可能だが、1号&2号は永遠に助けられる存在に変わりはなく、仮面ライダーファンにとっては許しがたい状況とも言える。

  • V3は「力と技の…」と言われる通り、万能に強い存在となっているので心配は要らないが、それがかえって1号&2号の不遇さを際立たせており、後半ステージでは足手まといに感じてしまう。

コンティニュー、パスワードといった再開方式が一切ない

 
  • クリアに至るまでの時間が長く、難易度が高いワリにセーブもパスワードもない。

  • 全滅したら問答無用でタイトル画面行き。その上「Lv1で怪人に出遭って即死」「不当に強く設定されているイカデビルや偽ライダー2号に出遭って即死」等、死ぬポイントには事欠かない。

  • 以上の不当な理由により、クリア出来た人はかなり限られていた。

感想(Comment)

本作は大人気特撮番組「仮面ライダー」を題材にしたアクションRPGで、当時は管理人を含むヒーロー好きの子供を魅了していた作品でした。ジャンプやパンチでゴールまで進むアクションパートと、エンカウントにより戦闘に突入するコマンドバトル等、RPG要素を持たせた内容が魅力です。
登場するライダーは1号、2号、V3、アマゾン、X、ストロンガーの6人で、一応4号扱いとなっているハズのライダーマンは登場しません。

発売時期は1988年で、なんとあの「ドラゴンクエスト3」の1週間前。どうしてあの人気作とカチ合うタイミングで発売したのだろうか…?同日とか一週間後よりはマシですが。

ゲームバランス的には、一般的にクソゲーとかムリゲーとか言われてるだけあり、難易度はかなり高めです。
まず原作準拠の強さを持たない1号がかなりの逆境です。戦闘員にナイフで刺されて死ぬ事もしばしばあります。ただそれも、トライ&エラーでコツを掴んでいき、強いアマゾンの陰で勝てる戦いだけをする事で解決出来ます。酷い絵面だ(´ω`;)
他にも「行動不能にされた挙句に壁破り即死必至のイカデビル」や「本物の2.5倍の速度を持ち、最強のパワーを持ち合わせる偽ライダー2号」等、即死ポイントには事欠きません。しかも
本作にはセーブやパスワード、コンティニューといった再開方法が一切ありません。どうしてこんな鬼仕様にしたのか?
突き詰めると
「クリアに必要なお金を集め、ルーレット賭博で荒稼ぎして、怪人からは逃げ続けて進む」というヒーローにあるまじき進行方針へと行きつきます。仮面ライダーファンとしては複雑だなぁ( ;∀;)
進行状況を保存できないので、一日でクリア出来なかったらファミコンつけっぱなしという事になります。お母さんにバレたら叱られるね(*´Д`)

そういった色々な難関を潜り抜け、やっとクリア!感動のエンディングが待っているかと思えば…

この画面が出て終わり。何の為に戦っていたのか?ショッカーアジトのゴールで、なぜ逐一お金を納めなければならなかったのか?ライダーマンは何故ハブられているのか?何も分からない!(>Д<)

まあこういった素っ気ないエンディング自体は当時のファミコン作品としては珍しくないので、特に酷いとは思いませんが、苦労には見合いませんね…。
良い点といえば、意外と怪人が多い事ですね。首領を含めて40種類。これには満足です。仮面ライダーも1人につき5種類くらい技があったり、技の1号はTECH値だけがやたら高かったり等、キャラの立った育ちっぷりを見せてくれるし、随所にキャラゲーらしい楽しませ方が見てとれます。クソゲーなのはたしかなんですが、仮面ライダーファンとしては印象に残る作品ですね。ちゃんとバランス取った上で、仮面ライダーBLACKを加えたリメイクとか出してくれないかな(*´▽`*)



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