ゲームの里
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GUN-DEC(ガンデック) / レビュー(ネタバレ含む)

長所(Good point)

バランスの取れたアクションゲーム

 
  • 基本的に、忍者龍剣伝に似た横スクロールアクションゲームだが、あちらと違って良いゲームバランスとなっている。

  • ライトサーベルの使い勝手が良好で、バック斬りをマスターすると脳汁モノ。

  • 他にもカーチェイスモード(縦シューティング)と、ガンシューティングモード(FPS)の2種が盛り込まれている。やや取ってつけた感はあるが…。

ハードボイルドストーリーが良い

 
  • 主人公はやり手な麻薬特捜刑事で、黒幕を追って戦い続けるという懲悪ストーリーだが、道中で改造された先輩や恋人立ちはだかる等、良くも悪くも心に残る話となっている。

  • 所々でイカした名言が飛び交う。(後述)

  • やや王道ではあるが、黒幕は自身のクローンオリジナルで、人間サイズ同士で決闘するのは個人的にアツくて好き。第二形態がバケモノなのがちょっと冷めるが…それも含めて王道と言えるかもしれない。

BGMが地味に良い

 
  • 頻繁に聴いていたい!という程ではないが、シーンにあった名曲を所々で奏でてくれる。

  • ちなみに管理人が特に好きなのはラストステージ曲。

短所(Bad point)

サブウェポンが使いにくい

 
  • 基本的にはライトサーベルで攻撃するが、ブラスター&ボムは残弾制で使い勝手が悪い事もあり、あまり使われる事が無い。

  • 何よりも、切り替えがセレクトボタンの為、とっさに切換がしにくい。「忍者龍剣伝」の忍術の様な発動方法なら良かったかもしれない。

  • ただラスボス以外は、そこまでサブウェポンが必要なシーンもないのが救い。逆に言えば「無くても良かったんじゃね?」とも言える

人を選ぶストーリー?

 
  • 終始悲しいシーンしかない為、人によっては「救いがない」と取られかねない。

  • さらに、ラスボス(自身のオリジナル)は倒されると同時に「いずれはお前も…」遺して逝く。そして残ったクローンがカプセル内で不気味に笑ってEND。救いの無い未来しか見えてこない。

  • ただ、主人公はへこたれず、弱い部分を見せない性格の為、そこまで悲壮感溢れるストーリー感ではない。深く考えなければ王道な話として楽しめるだろう。

感想(Comment)

どマイナーなアクションゲーム。正直知ってる人は少ないんじゃないかと思います。 本作の頁を作るにあたり、容量を調べたくてファミマガ()のコレクションを漁りましたが、なかなか記事が見つからなくて四苦八苦する程マイナーでした。

上等だ…!! ファミマガはとことん「GUN-DEC」の事が嫌いらしいな!?(被害妄想)
※:ファミマガは「ファミリーコンピュータマガジン」の略称。徳間書店が1985年~1996年の間に発行していたゲーム情報誌。

発売時期は「メタルマックス」「ロックマン4」等が発売した1991年で、ファミコン後期にあたる。それ故か、完成度は割と高め。ゲームバランスも良好です。
GUN-DEC
主人公は元傭兵の特捜刑事「ハート・ブラハム(27)」。そんな歳に見えないとか、ゲームのグラフィックとは別人とか言ってはいけない。ネットで本作の出自を調べてみると「忍者龍剣伝」の製作者が退社した後に開発に携わった作品との事。似てるワケだ…(メーカーは異なります)。まあ横スクロールアクション自体はありふれてるし、当時はオマージュ的な空気に寛容だった時代もあり、さほど気にされてなかったのかもしれない。

ただ全く同じというワケでもない。忍者龍剣伝では通常攻撃が刀横振りだったが、本作はサーベル縦振りの為、攻撃範囲がかなり広く、サクサク進める爽快感がある。ぶっちゃけコレだけでもう、戦闘能力はハート>リュウと言って良い。他、一応武器の切り替えが可能で、カーチェイスとガンシューティングモードもある等、相違点はそこそこ組み込まれているといえる。

ストーリーとしては、時系列が2139年という事もあり、ブラスター(光線銃)やクローン、サイボーグやミュータント等が存在している等、ややサイバーな部分が垣間見える。ファミコンという事もあり、最低限の文章描写しか無いんですが、主人公は元傭兵で強くて頭のキレる男という事で、管理人的には好きな類です。道中ではかつての先輩、ミュータント化された恋人が立ちはだかるという、かなりハードな話となってますが、それが逆に心に残る。やや不完全燃焼な終わり方をするのが、ちょっと残念ですが…続編を作る気とかあったのかな?

難易度がマイルドな事もあり、万人にオススメ出来るゲームだと思います。お勧めです(´▽`)
2017年現在、何故か妙に高騰してますが…VC化されて無い事も影響してるのかな?(´Д`|||)

おまけ① 突っ込み所まとめ

5面のボスは先端に弱点がむき出し。狙ってくださいと言わんばかり。


7面の列車を降りるとそこは…何故か下水道。なんでやねん!描写カットかな?


ガンシューティングモードではザコ敵が忍び足でチョコチョコ出てきたり「いえーい」とばかりに飛び出してくる。しかも向こうは発砲に5秒程かけている。うかつすぎるだろ…危機感が無さ過ぎる(゚д゚|||)


黒幕は「BEDA社」と知り、カチ込みに行く主人公だったが、その会社は上空で稲妻降り注ぎ、赤い雲が高速で行きかう場所にある塔だった。どこの魔界だよ(゚д゚|||) 近未来設定だから、地球環境がヒドい事になってるのかな?


おまけ② 名言集

「誰だ?隠れてないで、ご対面といこうじゃないか!?」
背後のモヒカンシルエットの気配に気づき、余裕ばりばりの言葉を放つハート・ブラハム(27)。


「それじゃ、シーズンには少し早いが、リカルドまでバカンスに行くとするか!」
リカルドに黒幕の手掛かりがあると知り、戦いに向かうセリフ。命の掛かった戦いも、彼にとってはバカンス。


「中南米か…傭兵時代を…思い出すな…」
フライト中に、昔を思い出しながら浸るハート・ブラハム(27)。これだけで何かカッコいい。皆それぞれ「杉並区か…学生時代を…思い出すな…」とか応用が可能。


ラスボス「ここへ来るのに、ずいぶんと手間取った様だね?」
ハート「あぁ…おかげであんたとのデートに遅れちまいそうになったぜ!!」

ラスボスとの決闘もハート・ブラハム(27)にとっては楽しいデートの様なモノ。27歳にしてこの余裕よ(´Д`)


ラスボス「なかなかのものだな…!それでは、そろそろ私の本当の力をお見せするとしようか!! 上へあがって頂こうかな?」
ラスボスが巨大な真の姿を見せる為に、トレンディに屋上へ招待するセリフ。

「テメェ!体育館裏来いよォ!」
とか言うチンピラでも「私の本当の力をお見せするとしようか!体育館裏に来て頂こうかな?」といえば幾分上品になる事うけあい。


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