ドラえもん ギガゾンビの逆襲 / レビュー(ネタバレ含む)
長所(Good point)
★プレイしやすい造り
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★秘密道具の存在
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★良曲揃い |
短所(Bad point)
★ボス戦が単調
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★装備のスライドが手間
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感想(Comment)
人気アニメ「ドラえもん」をRPG化した作品。エポック社は数多くのドラえもんゲーを発売しているが、RPGはホントに少ないです。キャラゲーだからって侮る事なかれ。なかなかプレイし易く纏まった良ゲーだったりする。発売時期が1990年で「ファイナルファンタジー3」や「ドラゴンクエスト4」が発売された年でもあり、ノウハウやニーズが固まっていたのかもしれません。キャッチコピーは「ドラえもんのRPG、遂に登場!」
各種システムも良い意味でドラクエと殆ど同じで入りやすく「秘密道具」や「ポケット」といったドラえもんらしさとオリジナリティを出している。(ドラクエ6の「ふくろ」システムを、本作の方が先に導入している)
そして、対象年齢に合わせての事か、RPGにつきものな【装備の売買、魔法等のキャラ固有能力】をすっぱり無くしてしまっている。その辺は物足りないと感じなくもないが、ゲームバランスは意外としっかりしている。多種の秘密道具を誰に渡してどのように活用するか?アイテムはどれを満載していこうか?と考えなければいけない面はあるし、セーブは町でしか出来ないので全滅したら大きく戻される等、なかなかスリルもあります。ただ、各ボスは攻撃力は異常に高いがドラクエの炎のように全体攻撃をしてくることはないというのも低年齢向けを意識した感はある。代わりにHP完全回復効果を持つファイトこづちorメガドラヤキ必須ゲーとなっている。
尚、ドラえもんらしさを以下の様に各所にちりばめていたりする。
- ネズミ系が敵に現れるとドラえもんがマヒする。
- ジャイアンは母ちゃんに拉致されたり、スネ夫はプラモ軍団を作ったりと「らしい」展開がある。
- ツチダマやでんでんわに等、原作でチョイ役として出現したキャラがザコ敵で登場したりする。
エンディング。ギガゾンビって逮捕されたハズじゃ…タイムパトロールは何してるん?(゚д゚;)
おまけ
当時の某ゲーム雑誌の先行情報記事。開発段階のサブタイトルは「机の中の冒険」だったようです。ドラえもん ギガゾンビの逆襲 TOPページへ
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