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●スーパードクターK - 漫画レビュー

作者
真船一雄
スーパードクターK
ジャンル
医療、アクション
連載雑誌
週刊少年マガジン
連載期間
1988年〜1996年
巻数
単行本:全44巻
文庫版:全22巻
ポイント
・鋼の肉体、優秀な頭脳、最高の人格を兼ね備えた完璧超人が主人公
・シリアスメインだがオムニバス特有の、気楽に読みやすい作風
・実在する病気や疾患が登場し、説明も分かり易く描かれている


STORY(概要・紹介)

かつて日本に、日本医学界の最高権威・帝都大医学部を首席で卒業した天才青年医師がいた。
若くして国際レベルで活躍し、その執刀技術は特Aランク。
しかし、彼はある日、忽然と姿を消した。彼こそは野獣の肉体に天才の頭脳、そして神技(しんぎ)のメスを持つ男。その名は……K!
(本編プロローグより)


GOOD POINT(長所)

●ヒーローストーリー
主人公は医者としての能力は勿論の事、北斗の拳のケンシロウばりの肉体と、卓越した頭脳、そして誰もが羨望する程の人格を持ち併せる完璧超人となっている。
いわゆる「憧れ型」の主人公なので、この手のキャラが好きな人にはたまらない作品。
冒頭では「謎の有能医師」という事でミステリアスなキャラとなっているが、どんな過去を持っているのかは徐々に明らかになっていく所もストーリーの掴みとしては引力が強いのではないかと思う。

●数々の疾患・病気を治すストーリー
実在する病気を(場合によっては心の病やトラブルも)スタイリッシュに、かつ真摯に癒していく姿は同じ男であっても憧れるレベル。
基本的にはオムニバスストーリーとなっている為、ライトに読みやすい面も持ち併せる。


COMMENT(特徴・感想) ネタバレ含む

巻数は多めで、単行本で全44巻、文庫版で全22巻である。
但し前述の通り、基本的にオムニバス形式の為、非常に読みやすい話となっているのが魅力。

絵もハイクオリティな類で、医療だけでなくアクションや燃えるシーンも多く散りばめてある為、見応えは十分。
「完璧超人が鼻につく」とか「手術シーンが苦手」という人でも無い限りは比較的万人向けな漫画だと思います。

個人的には男として元気を貰える作品だと思いますね。オススメ!

俺に任せろ
ストーリーは基本的に「誰かの不調を主人公が見抜き、自信満々に治す」
という内容となっています。
病気の詳細や治療法に関しても結構細かく描いてある為、
割とタメになるという側面もある。


がれきからガード
医療漫画だったハズなのに、マッチョな体をフルに活かしたシーンもある。
(地震で崩れてきた瓦礫から、体を張って女性を庇う所)


治すどころじゃない
その高い医療技術を狙われ、マフィア等に狙われたりする事も。
最終手段として暴力による解決に出る事もあります。
(格闘技等を身に着けている訳ではないが肉体能力が高い為、大体負けない)

アクションマンガが好きな人にもオススメですw


てつ
そんなドクターKにもライバルと言えるキャラが二人います。
その一人が「TETSU」(ドクターTと呼ばれる事も)。

「患者は全て救う」が信条のKと違い、
TETSUの場合はドーピング等で「人間を強くする」事を理想としています。
(但し医者としての癒す本分は忘れていない)
時として行き過ぎる事がある為、Kとは対立する事が多いが、
場合によっては共闘する事も。所謂ベジータタイプ。

その信条からか、自身も強くあろうと考えている為、
肉体能力はKに近いモノがあり、テコンドーも修得している。

しかし何よりの特徴は巨人の星の花形さんばりの髪型って事ですね!


グレードアップ
そんなTETSUの信条を知る事が出来る過去が後半明らかになりますが…
成長と共に前髪も伸びてきているのがウケるw


ライバル2
ライバルその2「真田武志」
こちらはTETSUと違い、共感出来る所はカケラもない為、完全に敵キャラ。

誰かを癒す所か、
社会的に力がある人物について暗躍し、大量虐殺を目論む事が多い。

ストーリーにもメリハリを付けてくれるキャラだが、
何故かこのキャラに限っては登場音がブッとんでいる事が多い。


効果音1
真田効果音その1
キュウン

真田初登場のシーン。
なにコレ? キュンってときめいちゃってるの!?


効果音2
真田効果音その2
ムオン

患者を暗殺しようと主治医に就く所だからか、どこか不穏に感じるカンジ。
上のキュウンよりはマッチしている?


効果音3
真田効果音その3
バオン

Kに社会的にコテンパンにされ、逮捕された真田だったがこうして再登場。
読者としても「で、でたーー!」ってカンジは表現されている気がしますね。


効果音4
真田効果音その4
ギギュゥン

キュウンくらい謎の効果音。
衝撃的な虐殺計画の仕組みが明らかになるシーンだからか?

ちなみに本作はそこまでこういった効果音は多用してません。
何故か真田だけ多めです。


yakyuu
ちなみに作者は野球が趣味らしく、野球ネタも多め。

このページだけみると医療漫画には見えないw

味王?
シリアスなストーリーが大半ですが、たまにコミカルな内容もあったりします。
←は甘味を感じ取れなくなってしまったコックを癒す話ですが、
なんとミスター味っ子の味皇に似た人が登場( 'Д';)
(ちなみに御付きの人は「垂目」ならぬ「釣目」)

同じ雑誌で連載していたのと、作者同士で交流がある為だと思われる。
(最初から多く登場する「寺沢病院」という名も、味っ子の作者名からの引用だと思われる)

ちなみに「味っ子」の方にもタコヤキの話でドクターKらしき者が試食をしている。
こういう別作品同士のやり取りはニヤリとさせられて良いですねw


シャドームーン?
シリアスメインの漫画ですが、稀にクスリとさせられる所もあったりします。

←はアイドルの喉を治すストーリーですが、
退院を祝う人の中に仮面ライダーブラックに登場するシャドームーンっぽい人が…
だとしたら左下でポーズを取ってる人は南光太郎という事にw

真船一雄先生は特撮ヒーロー好きなのかな?


お茶目1
主人公も大体の場合「キリッ」としており、マジメな表情が崩れる事すらありませんが
稀にお茶目な一面が見れたりします。

Kが「文字苦手」って事は無いと思いますが…
この枚数だとさすがにイヤと言わざるを得ないですねw


お茶目2
お茶目シーンその2

打てなくなった野手を治し、見事にカムバックさせた話。

それと同時に、過去に治したピッチャーが自信を無くし、
やや困った顔でフォローを入れるK。普通ならこんな事しないキャラですが…

地味にキャラ崩壊しているシーンですねw


お茶目3
お茶目その3

ガムシャラにデザイナーを志望して努力しすぎている生徒の心を癒す話。

冒頭からその生徒はKのスタイル(皮パンツ?にTシャツ、その上にマント)に疑問を持っており、
カッコ良いのをデザインするからと申し出るが、
Kはムスっとしながら「い や だ」という。ちょっと可愛いw

ちなみにマントの中には簡易手術用具があるので、そういった意味でもイヤでしょうねw


ちなみにこの後の顛末を描いた「Doctor K」という作品があります。
さらにその後として、別の主人公を立てて進行している「K2」(現在イブニングにて連載中)にも続いています。

画風もそのままに描いている所が個人的には好評価ですね。
ミスター味っ子の人とか変わりすぎだから…

これらもK好きならオススメな作品ですね!


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